ラスタ・パスタのレレ日記

2006/03/31(金)16:45

デビッド・フォスターの秘蔵っ子フィギュアで♪♪

音楽:CD(112)

フィギュアのエキシビジョンで荒川静香選手がいかに美しかったか、瑠麗であったかは、3日間、ブログに書き続けたので、そちらを参照してもらいたい。 さて、もともとウクレレ弾きのパスタとしては、トリノ五輪、フィギュアのエキシビジョンで、意外な選手がいいセンスの音楽を使っていたので、2つほど紹介したい。今日は1つ目。 男子フィギュアの銅メダリスト、ジェフリー・バトルが使っていた曲は、 マイケル・ブーブレ(Michael Buble)の 『Feeling Good』という曲。なぜ、ジェフリー・バトルがこの曲を使ったのかなと思ったが、理由は意外と簡単。 【JAZZ】マイケル・ブーブレMichael Buble / It's Time (CD) (Aポイント付) ジェフリー・バトルはカナダの選手で、マイケル・ブーブレ(Michael Buble)もヴァンクーヴァー出身のカナダ人。 しかも、この『Feeling Good』という曲が入っているアルバム『It’s Time』というCDは、やっぱりカナダ出身のデビッド・フォスターのプロデュース。 デビッド・フォスターは、AORの金字塔『AIRPLAYバムをギタリストかつプロデュースもこなす、ジェイ・グレイドンと一緒に生み出し、 その後のAORミュージック、フュージョンおよび80年代音楽に決定的な影響を与えた人。 ロマンティック 【エアプレイ:ロマンティックは邦題】 ボズ・スキャッグス、シカゴ、ホイットニー・ヒューストン、セリーン・ディオン(やっぱりカナダ人)などのスーパーヒット曲を作り出した大物プロデューサー。 そのディビッド・フォスターが、AORとしてではなく、ジャズ・シンガーとして今、バックアップしているのがマイケル・ブーブレ(Michael Buble)なのだ。 『It’s Time』は、一曲目の『Feeling Good』の他に、 ガーシュインの『Foggy Day In Lonon Town』 ビートルズの『Can’t Buy Me Love』 『Save the Last Dance for Me』 レオン・ラッセルの『A Song For You』 コール・ポーターの『I’ve Got You Under My Skin』 スティービー・ワンダーの『You and I』 スタンダード曲の『Mack the Knife』 多彩な曲をとりあげているが、マイケル・ブーブレは、オリジナルの歌い方にとらわれることなく、見事に自分流のジャズとして歌いこなしている。 トランペットやホーン・セクションの炸裂音をバックに、 『Feeling Good』を歌い、 時に、ビッグバンド風に、時にフランク・シナトラ風に、 またボサノヴァ風に歌いこなしている。 60-80年代の曲を、まるで、古きよきアメリカの40年代のエンターテイメント・ジャズ風に歌いこなす心地よさ。 レオン・ラッセルの『A Song For You』の歌いこなし方は、 レオンのオリジナル、稀代の歌姫だったカレン・カーペンターの歌い方とも違う、個性的なアレンジと歌いこなし方で、 マイケル・ブーブレ(Michael Buble)が、いかに歌のうまい人か、 デビッド・フォスターが、その彼の「歌」を大切にしてプロデュースしたかがよくわかる。 40年代のジャス風といっても、そこは、デビッド・フォスター、 随所に、David T. Walkerのようなギターが背景でさりげなく鳴っている。 また、『A Song For You』では途中で途中でトランペット・ソロが入る、 バックのリズムの盛り上げ方、ストリングスの入り方など すべての曲に、ディビッド・フォスターのマジックが入っている。 デヴィッド・フォスターが、AORでも、Popsでもフュージョンでもなく、Jazzをプロデュースするのも、珍しいことかもしれないが、 それだけ、マイケル・ブーブレ(Michael Buble)の実力を買っているかということかもしれない。 カナダの選手、ジェフリー・バトルが、マイケル・ブーブレ(Michael Buble)の曲を使ったのも、自国のアーティストへの誇りからかもしれない。 音楽ファンならもちろん、スケート・ファンも興味があるかたはぜひ聴いてみてください。 オススメ盤です。 関連日記 男子銀は「You're Beautiful」の曲♪ 荒川静香のイナバウアーが意味するもの♪ 荒川静香 無欲の金 ! 女子フィギュア 荒川静香 会心のSP!!

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