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ラスタ・パスタのレレ日記

2006年11月19日
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『フラガール』をようやく映画館で見てきた。おおまかな設定は知っているつもりだったが、思ったよりもグット胸に来て、何回も涙しそうになった。

ストーリーは、昭和40年(1965年)
福島県いわき市の炭鉱町が、鉱山の閉山の危機にあり、5000人の炭鉱夫のうち4割の2000人がリストラされる(解雇される状況にあった)。

炭鉱町を危機から救うため、炭鉱会社が考えたのが、「ハワイアンセンター」を作ることであった。

確か、イギリス映画『フルモンティ』も、失業した父親達がストリップダンサーになる、というストーリーだったが、映画『フラガール』は、おかしさや笑いもあるが、そこまでお気楽にはなれない。

実話をもとにしている、ということが、炭鉱町の事態の深刻さをリアルに伝えてくるし、「ハワイアンセンター」が完成しても、雇用は500人にか生まれないのだ。
音楽担当は、もちろん、ジェイク・シマブクロ

フラガール・サントラ盤
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母親がいない(はやくになくなった?)早苗(徳永えり)は、
「ハワイアンダンサー」求む!のチラシを見て、この行き場のない現状から脱却するため、これにかけたい、と思った。プロのダンサーになってこの状況から抜け出したい。

親友の高校生、紀美子(蒼井優)に、一緒にやろうと誘う。ふたりは赤ん坊の頃からこの町で一緒に育った無二の親友だ。

「ハワイアンセンター」の立ち上げに奔走するのは、やはりもと炭鉱会社につとめていた吉本(岸部一徳)。このひとの演技は、いつもほんわかしていて、まわりを和ませてくれる。彼も、炭鉱夫の組合員たちからは、山を捨てた男として反感を持たれている。


そんな吉本が、東京からもとSKD(松竹歌劇団)のトップダンサーだという平山まどか先生(松雪泰子)をつれてくる。

ハワイアン・ダンサーといえば、お尻をふって、おへそを見せる裸踊りだと思っていた、炭鉱町の娘達に踊りを教えるためだ。

しかしまどかは、炭鉱夫や町にひとびとには最初から、色眼鏡でみられており、うまくやっていけない。

60年代のハイファッションでさっそうキメたまどかは、炭鉱町のひとたちからみると、気取っていけすかない東京から来た女、しかも都落ちした女、として歓迎されなかった。


最初の説明会で、フラを裸踊りと勘違いした炭鉱町の娘達は、みんな恐れを出して逃げ出してしまい、残ったのは、早苗、紀美子、シングルマザー(または夫がなくなった)の佐々木初子、父の勧めでいやいや参加した小百合(山崎静代)の4名のみ。

まどか先生の前で踊ってみろといわれ、踊りといえば盆踊りしかしらない彼女たちに、あきれ返って、フラを教えようともしない。

そんなまどか先生が、誰もいない稽古場で、素晴しい踊りをひとりで踊っているのを、4人は窓からのぞいていた。この踊りは、最後の山場でもう一回出てくるので(詳しくは言わないが)、とても重要なシーンだ。

まどか先生の踊りを目の当たりにした4人は、今度は本当に切実に踊りを教えてくれとたのみ、たどたどしいレッスンが始まった。

紀美子の兄(豊川悦司)は、誇り高い炭鉱夫。父親は昔、落盤事故でなくなってしまったが、母も炭鉱で働き、一家みんなが炭鉱の長屋に住んでいた。

学校をさぼって、紀美子が踊りのレッスンを受けていると知った母(富司純子)は、口ごたえする娘をひっぱたき、紀美子は家を出て、稽古場に寝泊りしながら踊りを勉強するようになる。

本人は、ほこり高い炭鉱夫の兄も、そんな妹や、町の邪魔者、まどか先生をうしろからなにげなくサポートするようになる。


父親が解雇されて、家の事情でダンサーを目指す娘達がどんどん増え、一応人数としては、踊りが出来る人数にまで仲間が増えていった。

「ハワイアンセンター」開園まであと3ヶ月。猛烈なレッスンがかさねられ、「ハワイアンセンター」開園のPRをかねて、彼女たちは人前で踊るようになる。

途中、いくつかの危機が訪れる。このままでは「ハワイアンセンター」のオープンに間に合わないのではないか、という精神的なショックを彼女たちが襲う。

ネタバレになるので詳しく書かないが、ダンサーのひとりが、父親が解雇されたので夕張炭鉱へ引っ越していかなければ行かなくなった。あんなに夢をもってチャレンジしていたのに。。。。

夕張といえば、その後どのような経緯をたどったか知らないが、やはり炭鉱の町としては徐々に衰え、夕張メロンや夕張国際映画祭などで必死に町おこしをしてきたが、ついに地方自治体として破産してしまった。
そうした今の現実を考えると、ますますやりきれない。

また、ひとりのダンサーの父親が、PRで各地で踊っている際、落盤事故にあいなくなってしまう。その日の踊りはキャンセルして、彼女が父親の死に目に会えるように、との配慮がされたが、あるひとの一言で、やっぱりみんなで踊ることにした。私たちはプロのダンサーなのだ、と。

こうした困難を乗り越えることで、彼女たちの気持ちはひとつになり、そんな彼女たちをみていたまどか先生も、逆に教えられ、人間的に成長していく。

落盤事故のときに、ダンスのPRツアーを続行した責任をとって、まどか先生は東京に帰ることになってしまう。

しかし。。。


このほか、台湾から椰子の木を持ってきて、ハワイアンセンターに植える植物係の男、などサイドストリーもまじえ、ほんとうにみんなの総力でハワイアンセンターが出来ていった。

なんで、あんなところにハワイアンセンター(今はスパリゾート、ハワイアンズ)があるのだろうと昔から不思議だったが、こんな実話があったとは知らなかった。


東京からプロのダンサーを大勢呼んでくるのではなく、あくまで炭鉱の町娘が特訓してプロになる。

炭鉱人の炭鉱人による炭鉱人のためのハワイアンセンターは、こうして多くの人の必死の努力の積み重ねで無事完成する。

オープニングの日の踊り、フラというよりは、山場ではタヒチアン・ダンスになるのだが、その踊りのシーンは圧巻だ。

紀美子は、いつもまにか、ダンサーのリーダーでありトップダンンサーになっていた。彼女のソロ・ダンス。。。。。それは。。。。

あんなに反対していた母は、娘が必死に稽古する姿を見、かげながら応援するようになり、オープンのその日の晴れ舞台、観客席で必死に娘を応援していた。


笑いやユーモアもあったけど、おもわず涙ぐむシーンがいくつもあった。
なぜ、ジェイク・シマブクロが、サントラ盤をつくるとき、もっと陽気な曲を入れないのかと思っていたが、映画をみてようやく理由が分かった。

テーマ曲の「フラガール」のメロディもそうだが、もともとの自作「Wish on My Star」に歌詞をつけて英語で女性に歌わせた曲が、ほんとうに映画のシーンにぴったりマッチして演奏される。

ジェイクのせつなくも美しいウクレレのメロディが、この映画にぴったりよりそい、感情をより盛り上げてくれる。サントラ盤は、映画をみてこそ完成する。

そう思った。

「THE MOVIE HULA GIRL PRESENTS HULA STYLE MUSIC」

また、「フラガール」オフィシャル(公認)のCDが、サントラ盤以外に1枚ある。これは、ダンス・シーンなどで使われている曲で、ハワイ音楽の幅広い曲が集められている。伝統的なハワイアンからセシリオ&カポーノまで、このかたよりのない幅広い選曲は、ハワイ音楽の入門編としても楽しめると思う。

曲目
01. Pua Carnation
02. Waikiki
03. Kiss U In The Morning
04. Pupu Ao Ewa
05. I'll Remember You (Album Version) (名曲です!)
06. Hawaiian War Chant
07. Only In Hawaii Nei
08. Blue Hawai'i
09. KA NOHONA PILI KAI (Nada Sou Sou)
10. Sailin' (Album Version) (セシリオ&カポーノ)
11. On A Coconut Island
12. Waikaloa
13. I'll Weave A Lei Of Stars For You
14. Song Of The Islands
15. Hanalei Moon
16. Halalu
17. The Hawaiian Wedding Song
18. Honolulu City Lights (ビーマー・ブラザーズ)
19. To You Sweetheart, Aloha
20. Comfortable (ジェイクの新作)

【CD】ザ・ムービー・フラ・ガール・プレゼンツ・フラ・スタイル・ミュージック / オムニバス
〔送料無料キャンペーン中〕the movie Hula Girl presents Hula Style Music-CD-



サントラ盤もコンピュレーションCDも必聴だけれども、映画『フラガール』も、必見の映画。
蒼井優の、初々しくもはつらつとした演技、松雪泰子の捨て身ともとれる迫真の演技、
岸部一徳のぼくとつとした演技。キャストの演技もみものです。
特に、松雪泰子は、この映画で一皮むけたと思う。

さすが、ぴあ満足度ランキング1位、92点(だったかな)を獲得した映画であると思う。オススメです。







最終更新日  2007年10月04日 21時20分07秒
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