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ラスタ・パスタのレレ日記

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2007年03月08日
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カテゴリ:音楽:ライブ
80年代は誰もが知っているようにMTVの全盛期、MTVの時代だ。

1981年に、その記念すべき最初に放送されたプロモ・ビデオは、ジェフリー・ダウンズの在籍したバグルスの
「ラジオスターの悲劇(Video Killed the Radio Star)」だ。

ステージの背景で、当時のプロモ・ビデオを流しながら、ジェフリー自身も、サングラスをかけ、きんぴかのシルバーのジャケットを着て登場。

ジョン・ウェットンが、手持ち用のメガフォン・スピーカーを通して歌いだす。

♪Radio Killed the Radio Star♪

今で言えば、「ネットがTVスターを駆逐する」というような意味だが、
ラジオでのヒットを狙っていた当時の音楽が、MTV用に、華やかなプロモ・ビエオを作っていかなければ生き残れない時代だ。

もちろん、マイケル・ジャクソンやマドンナも、ものMTVによる、音楽の映像時代に適応して大ヒットしていくわけだが。

ASIAも、プロモ・ビデオをうまく活用して、成功を手にしていく。

スティーヴのギター・ソロ。オリジナルのバグルスではどう演奏していたんだっけ。スティーヴのオリジナル・アレンジかな。

カールパーマーのドラムスは、いつのまにか、裏に入っている。
裏打ちのビート。ポップ・ソングを演奏しても、ただじゃ済まさないところが、いかにもカールパーマーのこだわりが感じられる。


14曲目は、2nd アルバムから

「Heat Goes On」

イントロからヘヴィーは、ドラムスとベース。

彼らは結成25周年にして、再びオリジナル・メンバーが再結集した。
そして、今、目の前で展開する音楽は少しも古臭くない。
いわゆる懐メロバンドの復活ではない。

25年という時間をかけて、それぞれのキャリアを進んできた4人が、熟成したサウンドを、デビュー当時と同じ情熱で演奏している。

そこには、25年間のロックの歴史が刻まれている。

しかし、同時に「今もわれわれは現役で、今の時代の音楽をやっているんだぜ!」
というメッセージが感じられる。

「Heat Goes On」という曲名そのものが、そのメッセージを語っている。
今、僕の目の前で展開している風景は、

1969年のキングクリムゾンのデビューアルバムからかぞえれば、38年のロックの歴史が凝縮している。

しかし、そのサウンドは、少しも古くなく、今の時代に通用する音楽だ。

そして、この曲の途中で、強烈なカール・パーマーのドラムソロが展開される。

カール・パーマーの頭文字CPをあしらったロゴが描かれているダブル・バスドラを強烈にキックしながら、強烈なサウンドを彼のスティックがたたき出す。

シンバルやスティックを使った、視覚的に見せる(魅せる)山場もある。

機関車、もしくは重戦車のようなドラムスだ。
それに耐えうる鍛え抜かれた肉体。
もうすぐ57歳になる(1950年3月20日生まれ)とは思えない、
絞り込んだ肉体がたたき出すヘビー級の強烈なドラムソロ。

ドラムソロからまた、「Heat Goes On」に戻って、
キーボード&ギターのバトルがある。

スリリングなギター・プレイ、切れ味鋭いドラムス。

15曲目は

「Only Time Will Tell」

ASIAらしい壮大なイントロから、
ジョン・ウェットンの張りと艶のあるボーカルが。
演奏が進むにつれ、ジョン・ウェットンのボーカルが調子が上がっていく感じだ。

観客との、コール&リスポンス。
観客もジョンの声と交互に応えて歌う。


ジョンが、「One More Song?」と観客に聞く。

ウォーという返事。

16曲目は「Soul Survivor」

ジョン・ウェットンのベースラインに乗って、ギター、キーボードが。
ドラムスが。

プログレの要素をコンパクトに濃縮した切れ味ある演奏に、ジョン・ウェットンのボーカル。やっぱりASIAの典型的な名曲の1つ。

スピード、スリル、パワー、壮大さ、繊細さ、

そんな要素が、短い1曲の中でどんどん展開していく。
ギター、ドラムス、シンセの聴かせどころがありながら、圧倒的なサウンドで幕を閉じる。


4人、全員がステージ前に集まって、肩を組んで礼をする。
1階席はもちろん、2階席の観客にも手を振って応える4人。
ステージから退場していった。

言うまでもなく、大歓声と拍手のアンコール・コール。

再び戻ってきた4人。

ジョンが思わず言う「ファンタスティック・オーディエンス」

アンコールの1曲目は、どのアルバムにも収録されていない、
「Heat of the Moment」のシングル盤のB面に収録されていた曲

「Ride Easy」だ。

彼らにとってはとても大切な曲らしい。

アンコール2曲目は、ついにあの大ヒット曲
「Heat of the Moment」

イントロで、観客全員が絶叫する。

ジョンのボーカルのボーカルの節目に、
バーン、バーンと入るカールのドラムス、

♪It was the Heat of the Moment♪

ジェフリー・ダウンズが、肩からストラップでキーボードをぶら下げてきてステージ前方に出てくる。

ジョンと背中を合わせて、いわゆるハードロック・バンドがよくやるパーフォーマンス。


今度は、スティーブ・ハウと背中をあわせて、キーボード(シンセ)を弾くジェフリー。

スティーヴ・ハウの危なっかしくつっかかりそうになりながら、逆にそれがスリリングな、ギター・ソロ。


また4人そろって、ステージ前方で礼をする4人。

「Thank you,、
ドウモアリガト。

Thank you
God Bless.」

といいながらジョン・ウェットンはステージを降りた。


なんか、すごい元気をもらって家路についた。







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最終更新日  2007年05月15日 14時52分33秒
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