テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:音楽その他広く一般
陸上男子200メートル決勝。 ボルトは、19秒30の世界新で優勝した。 100mに次ぐ、圧倒的な勝利。 今後100年間、破られることがないと言われた、 マイケル・ジョンソンが1996年アトランタ五輪で出した記録 19秒32を破っての優勝だ。 (マイケル・ジョンソンの記録は、それまでの記録を0.3秒短縮した圧倒的なものだったので、こう言われていた) さらに、男子陸上100m, 200mの2冠は、 1984年のロサンゼルス五輪のカール・ルイス以来の24年ぶりの快挙だった! ボルトは、100mの時のように、勝利を確信したとたんに、余裕のパーフォーマンスをする、ということは、今回はさすがになく、最後までぶっちぎりで走り抜いた。 (ただ、途中で2回、電光掲示板をちらっと見ている) 世界新は、自分でも驚いたと、あとで言っている。 しかし、ボルトの走り方は、ほんとうに美しい。 しなやかな、ばねがある。 長い脚で、跳躍するように走る。 カモシカのようでもあり、ダチョウの走りのようでもある。 マイケル・ジョンソンは、200mをトップ・スピードをおとさずに走るために、 上半身を鍛えた。両腕のふりで脚の推進力をさらに増す、という考え方だ。 だから、マイケル・ジョンソンは、筋骨隆々の肉体を創り上げた。 これは、当時、それまでの考え方を革新した走り方だった。 ところが、ボルトの走りは、もっとしなやかなものだ。 見ていて美しい。野生動物の走りを連想させる、 肉食獣、というよりも、むしろ鳥が舞うような美しさ。 100m, 200mのダブル世界新による金メダルは、 これからの男子短距離のスプリンターの走り方を変えてしまうかもしれない。 まさに、歴史的瞬間を目撃して、 キターーーーーーーーーーっ! (地球に生まれてよかった~~!) TBSの放送では、SMAPの中居くんが、 世界陸上での総合司会、織田祐二のまねをしていた。 でも、ほんとにボルトのしなやかな走り、 圧倒的な力や速さの前で、ひとは、ただただ感嘆するだけだ。 しかし、そこに美しさが加わったとき、その感情は、賞賛と尊敬の念に変わる。 目撃できて、ほんとうによかった! 決勝翌日が、ボルトの22歳の誕生日だという。 ハッピー・バースディ!!ボルト! これからの活躍が、本当に楽しみだ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月21日 08時15分50秒
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