テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:中国・韓国・アジア
チラートーン・チラプラワットさんの絵画教室に迷い込んでしまった。 というのは、生徒のひとりがぼくを呼びとめたためなのだが、 チラートーン・チラプラワットさんが、まさに子供たちに絵を教えているところだった。 チラートーン・チラプラワットさんは、優しいタッチのイラストで有名で、 イラストのほか、 ファッションデザイナー、 チュラーロンコーン大学の講師、 フードスタイリスト、 インテリアデコレーターとしても活躍しているタイの有名人。 芸術は爆発だ!みたいな髪型で、 篠山紀信みたいな風貌だが、 品があって、優しい小さな声で話す。 彼は、 M.L. CHIRATORN CHIRAPRAVATIというように、 名前の前にM.L.がつく。 M.R.とかM.L.がつくのは、 ラマ1世(今はラマ9世の時代)からの、 皇室の血筋をひいたひとにしかつかないらしく、 その優雅な立ち居振る舞いは、やっぱり皇室系の家柄のせいかもしれない。 彼は、イラストをかいて、 それをTシャツや、マグカップ、メモ・パッド グリーティング・カード、エプロン、エコバック などに展開して売っている。 気に入ったイラストがあったので、そのTシャツを買おうと思ったのだが、 売り切れとのこと。 そこで、たまたま、彼がイラストの原画集を見せてくれたのだが、 なぜか、ぴ~んとくる絵が1枚あり、 とうつ、ぼくは、その原画を買ってしまった。 すると、そのイラストは今日描き上げたばっかりの作品だったそうで、 その場で、最後の筆入れをして、サインを入れて売ってくれた。 めったに原画は売らないそうなのだが。 とても幸運だった。 あとで、調べたら、かれは タイはもちろん、ロスやマイアミでも個展を開いており、 タイでは、アート・デザイン・ライフスタイルのTop10のひとりとして Siam Discoveryで選ばれており、 ユニセフのグリーティング・カードを 2001年から7年連続で描いている、世界的に有名なアーティストだった。 タイに来ると、いつもなにかいいことがある。 今日の偶然の出会いも、そのひとつだ。 なんか、とっても不思議な縁を感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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