テーマ:楽器について♪(3600)
カテゴリ:音楽:ライブ
今のご時勢、自動車メーカーを中心に、契約期間中にもかかわらず、派遣切り、12月中に寮を出て行け、などと非人間的なことをやっている。 仕事も住むところもなくなったら、明日からどうやって生きていけというのか? 年末をこせず、ホームレスになってしまったひともいるみたいじゃないか。 ぼくは、そういう非人間的な人員削減をやっているメーカーを、じ~っと見ているぞ。 どこどことどこどこの製品は、今後一切買わない、と心に決めた。 こんな中でも、そのメーカーの工場のある地域では、 タクシー会社 学習塾 居酒屋 などが、正規雇用を募集するなど、 政府ではなく、民間から救いの手が伸びていることには、感激する。 学習塾は「子供に、『企業というのは、ひどいことをするところ』、と思って欲しくなかったから」 居酒屋は「地域に密着している会社なので、地域の雇用不安は引き受ける」 と、人員募集の理由をのべている。 地方自治体でも、空いている市営住宅などを提供する動きがあり、 政府だけが、もたもた、何の対策も実施出来ない状況にある。 明日はわが身かもしれないが、ぼくは、じっとこの状況を見ているぞ! 次の選挙でどうなるか、怒りの一票を投じるぞ。 さて、僕が今勤めている会社では、契約途中の契約社員を切ったりすることは今の所ない。 ただ、残念なことに、たまたまこのタイミングで契約満了を迎えた契約社員と、契約の更新をすることはは出来なかったようだが。 ただ、彼女の場合は、自宅もあるし、専門スキルがあるので、 自宅で、プロジェクト・ベースで仕事を引き受けることも出来るので、 すこしはいい状況だとは、おもうのだが。 送別会は、彼女に仕事を助けてもらっていた数名の集まりで、 美味しい中華料理店で行った。 身近な同僚は、ぼくのウクレレ演奏には、飽き飽きしているようなので、 最近、ぼくは、ただの集まりでは、ウクレレを持参しないことにしている。が、 今日は、彼女の送別会ということと、参加メンバーのほとんどが、 僕の演奏を聴いたことがない、ということもあって、ウクレレを持参した。 食事が運ばれてきて、みんなが楽しくおしゃべりしていて、ひと段落したところで、 ひさしぶりに、ピノキオの名曲「星に願いを(Wish Upon The Star)を演奏した。 送別される彼女は、ウクレレというと=ハワイアン=牧伸二 というイメージを持っていたようで、非常にビックリして、 「え~、しんみりと、ムードがありますねえ」と感心している。 またしばらく、食事にお酒におしゃべりが進み、まわりのお客さんがいなくなったところで、 ジム・クロウチの「Time in a Bottle」を演奏した。 ジム・クロウチは、長距離トラックの運転手をしていたのだが、 1972年にデビュー、ギターの繊細なアルペジオが醸し出すちょっと悲しげでせつない、 フォーク・R&B・アコースティック・ロックな響きの歌を歌っていた。 今で言えば、オーガニックとか、フォーキーといわれるようなサウンド。 その彼は、1973年に飛行機事故でなくなってしまった。 レコード・デビューしてヒットチャートNo.1を獲得した後、あっという間の事故死。 当時、「ラスト・アメリカン・ヒーロー」と呼ばれた。 ぼくが演奏した「Time in a Bottle」は、彼の死後、1974年に全米ヒットした曲で、 その繊細で、マイナー・コードのアルペジオは、ウクレレで表現すると、 ますます切なくなる。切ないけれども、その切なさがいい、ぼくの大好きな曲だ。 あめりかん・ぱい 彼は、トラック運転手時代の経験から、「NYは(孤独な場所なので)大嫌いだ」 と言っていたし、そう歌ってもいた。 NYに住んでいて、NYが大好きなぼくも、ジム・クロウチの気持ちはよくわかる。 NYの孤独は、NYが大好きなひとにも、時には身にしみる。 そんな曲を、送別会の席で演奏してよかったのかどうか、とも思うが、 送別されている彼女は、 「ウクレレって、みんなで、こういうふうに、タンタンタン、って楽しく演奏する ハワイみたいなのを想像していたので、こんなに切ない感情を表現できるなんて、新鮮です。 感動しました」 というようなことを言ってくれた。 また、同席していて、ぼくのウクレレ演奏をはじめて聴いた仲間も、 「私、この曲知っている!」と、曲の途中でさけび、 とてもよかったと、楽しんでくれたひともいた。 また、音楽談義から、楽しい話へ話題が展開し、 やっぱり、今日はウクレレを持ってきて、よかったな、と思った。 やぱり、誰かのために、ウクレレを弾こう、というように自分の気持ちが入っている時には、 それは人にちゃんと伝わるんだなあ、と思った。 まあ、ぼくの演奏に飽き飽きしている人の前では、ぼくはもう絶対、ウクレレを弾かないので、 ご安心を。ウクレレを演奏して、影で、いやなことを言われたんじゃ、たまったもんじゃないからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぶっちゃけ、「輸出」をしている家電メーカーはほぼ全部やってるかと。。。
はい、勝ち組といわれているP社もです。(国内での黒字分を一気に召し上げられたらしいです。。。連結決算だからって。国内向け販社、今まで頑張ってきたのに悲惨な目に遭ってます) 「星に願いを」はこういうとき定番って感じですよね。 誰からも愛されていて、心に沁みるからねぇ。。。 最近、「魔女の宅急便」のテーマ曲も使えるなぁ~と思ったりしてます。 が、某女性アーティストが この曲ソックリなのを歌っていたから・・・何とも微妙。 (2008年12月24日 14時36分46秒)
小雪さん、こんにちわ。
>ぶっちゃけ、「輸出」をしている家電メーカーはほぼ全部やってるかと。。。 なるほど、そうですよね。ただ、T社の場合、昨年の営業利益が2年連続で2兆円を超えていて、内部留保が十分にあるのに。年越しのつなぎ資金がないGMとは、全然、状況が違うのに、と思います。また、アメリカの自動車労連の組合員は、失業保険等、非常に厚遇されているけれども、日本の自動車会社等の派遣切りは、住むところさえなくなっちゃうので、これはやっぱり非情だと思います。 >はい、勝ち組といわれているP社もです。(国内での黒字分を一気に召し上げられたらしいです。。。連結決算だからって。国内向け販社、今まで頑張ってきたのに悲惨な目に遭ってます) なるほど、P社もここのところ絶好調だったのに、ですよね。 >「星に願いを」はこういうとき定番って感じですよね。 >誰からも愛されていて、心に沁みるからねぇ。。。 定番で、心洗われますよね。 >最近、「魔女の宅急便」のテーマ曲も使えるなぁ~と思ったりしてます。 >が、某女性アーティストが この曲ソックリなのを歌っていたから・・・何とも微妙。 「やさしさに包まれたなら」のことですか?ユーミンの曲ですよね。誰か他の歌手が、そっくりなのを歌っているのですか? (2008年12月24日 18時10分13秒)
「魔女の宅急便」にそっくりなのは・・・
通称A●Uの「Will」です。 「ひらひらひらひら~ 花びら散るように・・・♪」ってヤツです。 最初聞いたとき、「ああああ!!!!」と思った。 のに、誰も突っ込まなくて(?) その方が驚いた。 (2008年12月28日 05時53分01秒)
小雪さん、こんにちわ。
>「魔女の宅急便」にそっくりなのは・・・ > >通称A●Uの「Will」です。 > >「ひらひらひらひら~ 花びら散るように・・・♪」ってヤツです。 ええっ!、小雪さんの好きなAY●さまがですか!! >最初聞いたとき、「ああああ!!!!」と思った。 >のに、誰も突っ込まなくて(?) その方が驚いた。 小雪さん以外、誰も気がつかなかったとか?それとも、偉大なるAY●さまのことゆえ、みんな見てみぬふり(聴いて聴かぬふり)していたのでしょうか?? (2008年12月30日 14時48分57秒) |
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