2007年09月13日

ジェイク全曲J-POPライブ!その2

カテゴリ:音楽:ライブ

(その1から続く)

さて、ジェイクはMCを続ける。

「ぼくは、だめだが、弟のブルースはその点、すごいんです。日本語の歌を歌えるんです。」


ブルースがアコースティック・ギターを弾きながら日本語で歌いだした。

♪。。。。ぼくらは生まれた、戦争を知らない、こど~もたちぃ、さぁ~~♪

そう
7曲目は
『戦争を知らない子供たち:ジローズ』(ジローズ1971年)

これって、学校で習ったんだっけなぁ、とにかくすぐに分かる。(当然、ブルースが日本語で歌っているのだから)

場内は、手拍子がはじまり、ぼくの隣の席の女性は、なんとなくハワイが好きそうな雰囲気のちょっと年上っぽい女性なのだが(あくまで、ぼくの主観です)、
ブルースと一緒に、楽しそうに歌詞を歌っていた。

ブルーズが英語でジョークを言う。

♪この曲が終わったので、「War is Over」だ♪

ジョン・レノンとオノ・ヨーコのメッセージ

「War is Over (if you want it)」
という言葉があるが、
ブルースは、本当の戦争と、この曲と格闘して上手く歌い終わってほっとした彼の気持ちをひっかけたジョークだ。きっと、日本語の歌詞を覚えて、正確に歌うのに準備・練習してくるのに、かなり苦労したに違いない。でも、ブルースの日本語の歌は本当にうまかった。


8曲目、続けてブルースが日本語で歌う。

♪さがしものは何ですか、。。。。。してみませんか、
夢の中で、夢の中で、

うふふ~~ぅ、うふふ~~ぅ、♪

そう『夢の中へ:井上陽水』(1973年)

こうやって、聴いてくると、ぼくは曲名が思い出せない曲とすぐにあの曲だと分かる曲の差は、その歌が生まれた年(ヒットした年)とは関係ないことが分かる。古くてもすぐに分かる曲もあるわけだから。

バックのメンバーは、曲によって、出たりひっこんだりする。
バイオリンとジェイクのウクレレのときもあれば、
ピアノとジェイクのウクレレだけのときもある。

9曲目、ジェイクは言った。

次の曲は<jklub>(ジェイクの公式ファンクラブ:Jake ClubとJake Loveを引っかけているようなネーミング)からのスペシャル・リクエストです。

『ふるさと』(文部省唱歌だったんですね)

ジェイクがかなり感情移入をしながら演奏している。


10曲目は、
ステージの奥の壁が、夜空の星々が輝いているようなライティングになる。

『見上げてごらん夜の星を:坂本九』(いずみたく:1963年)


最初のうちは、わりとオリジナルに比較的忠実なアレンジだったが、だんだん、
ジェイクらしい思い入れたっぷりの演奏になってくる。

まあ、日本のスタンダード曲といえば、そうなのだから、いろいろな解釈で演奏できるのも当然かもしれない。


11曲目

ジェイクは、どの曲も、題名は紹介しないが、どの曲に対しても「ぼくの大好きな曲なんです」、と言っていたが、この曲は違った。

「次の曲は、ほんとうにゴージャズなメロディで、歌詞の英訳があったら、どんなに嬉しいことだろう」と言った。

『スウィートメ・モリーズ:松田聖子』(木村雅朗1983年)

ジェイクが本当に思い入れたっぷりに、ウクレレを柔らかにチョーキングしながら弾いている。やわらかなチョーキングというのは、めずらしいというか、
ロックで、エレキギターをチョーキングするときの場合とは違って、
メロディの甘さを際立たせるためのようなチョーキングだ。

ピアノ・ソロもはいり、歌に対する解釈というか、ジェイクやバックの演奏の自由度が段々増している。

12曲目は


ジェイクは「本当に好き」と言って
『I Love You:尾崎豊』(1991年)

ジェイクの感情表現がだんだん熱がこもってくる。

日本の歌をこうやって、全部ウクレレの曲にアレンジするのもいいなぁ。
そういうCDを作ってくれないかなぁ、などと思う。

この曲が終わって、ジェイクが少し長くしゃべった。

今回、全曲、日本の歌を演奏するコンサートをやりたい、と思ったのは、
自分のアイディアで、札幌でライブをやっている時に思いついた。
その話をマネージャーやスタッフに話すと、みんな即座に
「それはいい。ぜひやってみよう」と言ってくれた。
ファンクラブのひとも含めて、全員がこの特別なコンサートの実現のために一生懸命働いてくれた。
そうか、彼のアイディア、希望だったんだ。



13曲目は

アコースティック・バージョンの
『ロビンソン:スピッツ』草野正宗1995年)

♪自転車で。。。。。
。。。。。う~らら、。。。。なる~~♪

この曲あたりから、ぼくの頭にはアルファ波が出てきたようだ。
日本の慣れ親しんだ曲を、ジェイクがアレンジして、ウクレレの曲にしてくれた。それがどの曲も、心地よく、また心に染みてくるのだ。

パーカッションからジェイクのソロに移る。これが非常にカッコいいソロだ。

バンドのメンバーとは、一人をのぞいて、全員、昨日会ったばかりだという。
昨日、一回、リハーサルをやっただけだという。
それなのに、このバンドの一体感はなんだろう。

ジェイクの誠実さや真摯な態度が、みんなの求心力になっているに違いない。

ジェイクは、バンド・メンバーの紹介のタイミングを間違ったらしく、曲の前に紹介するはずだったのが、曲が終わってしまい、2人のメンバーが舞台裏に戻ってしまった。

しかし、メンバーはメンバー紹介のために再び戻ってきて、ジェイクがみんなを紹介する。
ピアノ:TOMO
ベース;SHIGERU
パーカッション:TAMAO(女性)
ヴァイオリン:KENTARO

そして、弟のブルースを

「ギターを始めてほぼ1年
歌を歌いだしてほぼ1年
日本語の歌を歌いだして、たった1週間

弟のブルース・シマブクロです。」

と紹介した。

しかし、「日本語の歌を歌いだして、たった1週間」というのはジョークだ。

どうも、このプロジェクトは半年前くらいに始まったらしく、
ブルースは6ヶ月で19曲、アレンジして練習するのは、本当に大変だった、と言っていたように、ジェイクもブルースも、今日の特別な夜のために、沢山の準備をしてきたのだと思う。

(その2に続く)






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最終更新日  2007年10月04日 19時07分17秒
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