2008年01月27日

オバマ、サウス・カロライナで圧勝!

(4)

米大統領予備選、サウス・カロナイナ州での、民主党予備選で、
オバマ氏が55%で、2位のヒラリー・クリントンの27%の倍の得票率を得て、圧勝した。

圧勝の要因として、サウス・カロライナ州のアフリカ系アメリカ人の78%の支持を得たこと(ヒラリーは19%)、白人層でも24%、
30歳以下の若者層では、人種を超えてオバマ氏の支持が高かったという。

これで、2月5日のスーパーチューズデイ(メガ。チューズデイ)にむけて、
オバマ氏とヒラリー氏の大接戦の攻防が続く。

アメリカの大統領は、アメリカ国民の生活だけではなく、
その外交、軍事力などの大きさから、世界中の人々に影響を与える。

イラク戦争からの撤退を、どういう順序で行っていくか、
地球温暖化防止の世界的な取り組みに、アメリカだどこまで本気で参加するか、
など、ほんとうに、これからの地球全体の問題に影響を与えるアメリカ大統領選の行方。

にもかかわらず、我々には、アメリカ大統領選に参加して投票する権利がない。

オバマ、ヒラリーどちらが勝っても、(もちろん、民主党の統一候補になった後、共和党に勝たなければならないが)、アメリカ史上初の、黒人大統領または女性大統領の誕生となるが、

ぼくは正直言えば、個人的にはオバマを支持している。

これは、オバマのほうが、本当の「変革」を目指している気がするし、
「変革」を目指す一方、分裂している「アメリカ」の統合もめざしているからである。

ヒラリー氏が、優秀な女性で、ホワイトハウスのファーストレディ、NY選出上院議員であり、経験と知恵を有しているのは認めている。

しかし、夫のビル・クリントンが大統領になった時なら彼女の「変革」も新鮮だっただろうが、逆にワシントンでの経験が、やっぱり少し古いタイプの政治家に見える原因になっているように思う。

オバマ氏は、今回の勝利で、

「この選挙は、宗教や性別の選択でも、黒人か白人かの選択でもない。過去か未来かの選択だ」

と、アメリカの国民の団結・統合を呼びかけていることからみても、
希望を変革をたくせる人物に見える。

分かりやすい言葉での、ふるえがくるほどの演説の力。
やっぱり、政治家は、特に、アメリカの大統領は、国民が共感し、ついていけるようなカリスマ性が必要なのではないだろうか。

アメリカの変革があってはじめて、世界の苦境(経済、政治、環境問題等々、)が、少しまともな道へ方向転換できるのではないかと思っているからだ。

ネバダ州では、プエルトリコやメキシコからの移民、ヒスパニックがヒラリー支持にまわったようだが、

同じマイノリティのアフリカ系アメリカ人(黒人)とヒスパニック系が、分裂するのは、アメリカの格差社会の是正、弱者の生活を改善するには逆効果だと思う。

下層のひとびとが、限られた仕事を争う状況があるのは現実で、そのため、お互いを直接の脅威と感じるヒスパニック系と黒人層の対立があるのだと思うが、
マイノリティ同士の対立は、勝ち組の富裕層を利するだけだ。

スパイク・リーが映画「Do The Right Things」で描いた、マイノリティ同士の抗争、暴動(イタリア系移民と黒人)は、

ロス暴動(黒人系と韓国系)で、現実のものになったが、これほど悲しいことはない。

スーパーチューズデイまで、あとたった10日くらいしかないが、
オバマ氏の主張とヒラリー氏の主張をよく検討して、アメリカの国民が大統領予備選挙に投票して欲しいと思う。





TWITTER

最終更新日  2008年01月28日 16時32分51秒
コメント(4) | コメントを書く