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カテゴリ:明日を開く命の言
主のことばは清き言葉。地に設けた炉にて練り、七たびきよめた銀のよう。詩12:7(口語訳)
2007年が最後の時となった。今年、教会に与えたれた聖句は上掲の言葉だった。会堂の正面 に掲げられた墨字を見ながら、この一年の歩みを振り返ってみると感無量と言ったところだ。 人間の言葉は偽りの言葉。人間の言葉にではなく、7たびきよめた銀のような神の御言葉、聖 書に人生の土台を据えるようにと学んできた。 日本漢字能力検定協会のアンケートによる今年一年を表す一字は「偽」という字だった。こ の「偽」という言葉を選んだ理由としては、まず、相次ぐ食品偽装事件が挙げられた。食肉、 野菜の産地偽造、原材料の偽造、賞味期限改ざんが相次いだ。また政治の世界でも年金記録に 偽りが発覚、米艦への給油量やゴルフ接待疑惑。更に、老舗の「白い恋人」や「赤福」、「吉 兆」等の賞味期限改ざん。相撲やボクシング界、英会話学校の偽装などが目立った年であっ た。このような時代、地に設けた炉にて練り7度きよめ、歴史の風雪を通過した神の言葉に土 台を置こう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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