還暦!同級会・・。
写真は、雪の残る向瀧荘の駐車場2月8日(日)は、夕方から、還暦・同級会というのがありました。中学校卒業のの80人の同級生のうち約40人が参加、それに7人の恩師が参加してくださり、実に実に不思議なタイムスリップの恵みのときでした。小学3,4年の時に担任してくださったカッコいい絵描きの先生も参加してくださいました。先生はその時代はぎすぎすにやせていて、目がぎょろりとした青年教師でしたが、お会いしましたら、実に50年ぶりでしょうか・・・。70代後半の恰幅のいい先生になっておられて、実に驚きでした。この先生が、ジャンバルジャンの物語や絵描きのゴッホのことなどを教えてくださいました。 露天風呂からの眺め そして、なによりも中学1年2年の担任の渡辺先生がいらしてくださいました。わたしはこの先生との出会いで人生が変わってしまいました。先生は田舎の12歳の中学生に内村鑑三の信仰や聖書の世界を話してくださいました。そして勧められた偉人伝や世界文学の世界。わたしにとっては実に夢の膨らむ新しい希望の時でした。内村鑑三の「余はいかにしてキリスト信徒となりしか」の中に描かれた明治初期の札幌農学校の時代を地で行くような、大自然の中に、12歳の柔らかな魂のわたしたちは、天衣無縫のまだ大学生のようなこの先生を兄貴のようにしたって、家に押しかけ、真剣にこれからの人生の質問をし、時には怒られ、時に反抗して、懐かしい思い出を作りました。あの小さな田舎の中学を卒業してから45年もたちました。45年ぶりに出会った友人もおり、懐かしくって涙が出るような時間でした。夕食のお膳が出ましたが、一人ひとりと挨拶をするのが忙しくって、ご飯に箸をつけたのが9時近くでした。 さようなら。また4年後ね! その後、場所を変えて二次会。カラオケのがんがんする中で、数人の友人と人生を語りました。「なぜ、あなたはクリスチャンになり、牧師になったのか?何を信じ、どのように生きようとしているのか?」。わたしはお酒は飲みませんが、友人たちがとても親しく語り掛け、心を開いてくれました。11時すぎに3次会。これは大きな部屋に集まっての短い集会。その後は、親しい友人たちと2時半過ぎまで語らいました。寝床に入っても、興奮して寝付けませんでした。 さようなら!(追いかけようかな・・・・!) なつかしいM子先生とお友達の先生 翌朝、朝の食事をしてから、10時に解散。わたしは自分の車で運転して1人で帰ってくる時には、なんと、運転しながら、あまりにも心が揺れ動いて、不覚にも、涙がぽろぽろとほほをぬらしました。雄大な会津磐梯山を後ろにしながら、感傷的になってはいけないと思いつつも、後から後から熱いものが湧いててきました。ああ・・・。この思いをなんと表現できるのでしょう・・・。 福島荒井教会近くから撮った風景