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キリスト信徒やまひでの心の窓

キリスト信徒やまひでの心の窓

イースター・ページェント台本

復活祭ページェント ~十字架から復活へ~ 2005/3/27
                 聖書からのまとめ・やまひで
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<登場人物>  ナレーター     イエス      ペトロ
ユダ(イスカリオテ)     弟子1     弟子2
マグダラのマリア     ヤコブの母マリア      サロメ トマス      天使1      天使2      民衆1
民衆2      祭司長      長老       兵士1
兵士2      兵士3      ピラト
強盗1      強盗2
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-----第1場 最後の晩餐-----------

奏楽 新聖歌102 (主は命を与えませり) 讃美歌332

ナ  十字架におかかりになる前の日、イエス様と弟子たちは、
   最後の食事を取りました。

イエス 「わたしは、十字架の苦しみを受ける前に、
    皆さんと、この食事をすることを、願っていました。
    このパンを取って食べなさい。
    これは、あなたたちのために与える、わたしの体です。
    この杯から飲みなさい。
    これは、あなたたちのために流すわたしの契約の血です。」

奏楽 新聖歌49 (シミも咎も)


------第2場 ゲツセマネの庭----------

ナ  イエス様が捕らえられる時が近づきました。イエス様は弟子たちを連れて
   ゲツセマネの庭へ行き、最後のお祈りをなさいました。
イエス 「天のお父様、十字架の苦しみを、わたしから取りのけてください。
     しかし、わたしの思いではなく、御心が行われますように。」

ナ  イエス様がお祈りの途中で、お戻りになると、皆は眠っていました。

イエス  「誘惑に負けないように、目を覚まして祈っていなさい。
      心は燃えていても、体は弱いのだから。」

ナ  お祈りが終わると、イスカリオテのユダが大勢の人々を連れて、
   イエス様をとらえに来ました。

ユダ  「先生、ここにおいででしたか。」
イエス 「ユダ、強盗にでも向かうように
     剣や棒をもって、わたしをとらえに来たのか?」


-----第3場 裁判-----------

ナ  イエス様は、ローマ総督、ピラトの元で裁判を受けました。

ピラト 「皆のもの、わたしはこの男をよーく調べたが、
     無罪であることがわかった。」
長老  「いやいや、この男は反逆罪です。自分が神だと言いました。」
ピラト 「祭の習わしに従って、この男をゆるしてあげたい。」
祭司長 「ゆるすならバラバのほうです。この男は死刑にして下さい。」
長老  「おいみんな、死刑にしろと、大声で叫べ。」
民衆1、2 「死刑だ、死刑だ、十字架につけろ。十字架につけろ。」
ピラト  「勝手にするがいい。」

-----第4場 ゴルゴタの丘----------

ナ  イエス様はエルサレムの町にあるゴルゴタの丘の上で、
   ほかの2人の犯罪人と一緒に、十字架にかかられました。
   たくさんの人々が、その様子をうかがっていました。

兵士1 「おまえがユダヤ人の王様か。」
兵士2 「王様と言うから、その、いばらで、冠を作ってかぶせてやれ。」
強盗1 「おまえがユダヤ人の王なら、十字架から下りて、俺たちも救ってくれ」
イエス 「父よ、彼らをおゆるし下さい。何をしているのかわからないのです。」
強盗2 「イエス様、あなたが父の御国へ行かれたら、私を思い出して下さい。」
イエス 「今日わたしと一緒に、楽園に行こう。」
奏楽 以下は新聖歌114の奏楽をバックに読む

イエス 「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」
イエス 「父よ、わたしの霊を御手に委ねます。」
兵士3 「まことにこの人は、神の御子だった。」

会衆賛美 賛美歌114の3 (讃美歌136)
 「なつかしき主よ はかり知れぬ 十字架の愛に いかにこたえん
  この身とたまを とこしえまで わが主のものと なさせたまえ」


-----第5場 復活-----------

ナ  安息日が明けた日曜日の朝、数人の女性が、イエス様がおさめられた墓に
   来ました。イエス様はそこから、よみがえられたのです。

奏楽 新聖歌128の奏楽をバックに以下を読む

マグダラのマリア 「主のご遺体に、油をぬりましょう。」
ヤコブの母マリア  「だれがお墓の重い石をどかしてくれるのでしょう。」
サロメ 「もう、お墓の入り口の石は、転がされています!」
天使1 「驚くことはありません。あなたがたが探しに来た主イエスは、
     復活なさって、ここにはおられません。」
天使2 「さあ、行ってペテロとほかの弟子たちに告げなさい。
     主は復活なさいました、と。」
サロメ 「わ~ハレルヤ! さあ、早く! 早く! 
     お弟子たちに、このすばらしい知らせをお伝えしましょう」

                    (奏楽はここまで)


 -----第6場 弟子たちとの再会----------

ナ  弟子たちが一緒に集まっている所に、復活された主イエス様が現れました。

イエス「平和が、あなたがたにありますように」
弟子1 「あれは、イエス様の亡霊ではないですか?」
イエス 「なぜこわがっているのですか? 疑っているのですか?
     わたしの手や足を見なさい。ほんとうにわたしです。」

ナ トマスが入ってきた時、イエス様はそこにはおられませんでした。
弟子2「トマス、私たちは復活なさったイエス様に、お会いしました。」
トマス「本当かな? ボクはイエス様の手の釘あとを見なければ、信じません」
イエス「平和があなたがたにありますように。トマス、本当にわたしです。       あなたの手でわたしの手の釘あとをさわって見なさい。」
トマス「アーメン、主よ、信じます。
    あなたはわたしの主です、わたしの神様です。」
イエス「見なくても信じる人が、天の父に祝福された人です」
 

-----第7場 ペトロと----------

ナ よみがえられたイエス様は、それから40日の間、愛する弟子たちと
  お過ごしになりました。ある日の食事のあとでのことです。

イエス「ペトロ、あなたはわたしを愛していますか?」
ペトロ「はい、主よ。わたしはあなたがご存じのように、
    あなたを心から、お愛し、しています」
イエス「それなら、わたしの大切な小羊たちを養いなさい」


-----第8場 ガリラヤで----------

ナ  彼らのふるさとガリラヤで、弟子たちは、復活されたイエス様にお会いし、
   礼拝しました。

イエス 「平和が、あなたがたにありますように。わたしは天と地の一切の権威を   父から与えられています。だからあなたがたは、行って、すべての人々を、   わたしの弟子にするために働いて下さい。信じるすべての人々に、父と子と
   聖霊の名によって洗礼を授け、わたしの命令を教えて下さい。
   わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと一緒にいます。」

会衆賛美 新聖歌124 (讃美歌146)
 「ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ」の部分は前奏として弾く

「戦い終わりて みさかえ受けたもう 主をほめたたえよ ハレルヤ
  命の君こそ 終わりの仇なる 死に勝ちたまえり ハレルヤ」

牧師の祈り


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