2016/11/22(火)15:41
一羽の雀さえ
雀を見なくなったな、と思っていたら、最近雀が群れているのを見るようになりました。
妻と日課である聖書を読んでいて、眼をとどめました。そして心にも。
かわいい雀、ちゅんちゅんと無心に啼く。どうしても罪を感じません。
むしろ人間の罪に汚されながら、けなげに生きる。
ボクたちはアダムの罪を背負い、自分や人の罪に傷つき、怒り、弱り、また悲しむ。
きよらかさという点では、とうてい雀には、かないますまい、
と、常々雀になりたいなと思いつつ生きていたボクですが
イエス様のお言葉に、心打たれたのです。
「あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている」と?
五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。 それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」ルカによる福音書12章6~78(新共同訳聖書)