2016/12/29(木)23:27
年末読書
リントシュトレームの『ウェスレーと聖化』を読み終えた。
この10年ほど、折々にウェスレーの標準説教などを紐解いてきた。
53の標準説教集は2度ほど目を通した。
一つ一つ迫力あり感銘深い説教だが、系統的にはなかなか把握できなかった。
リントシュトレームのその書物を読み、ウェスレーの説教集の内容が
パズルのピースがはまったように全体的に鳥瞰できるようになった。
ウェスレーからの引用が豊富にあるのもうれしかった。
これで一段落!
そこで今日はパスカルの『パンセ』を再び手に取った。
ウェスレーとパスカルは、時代も違い
視点も少し違っているが、
「神を愛すること、人を愛すること」
それが共通の命題。
両者の真実は、カトリック、プロテスタントの相違を止揚し
普遍的なキリスト教を映し出している。