2020/12/27(日)21:35
また「メサイア」を聴く
まだ日が昇る前またメサイアを聴いた(CD2の方のみだが)
素敵な曲だな~
作曲者ヘンデルは、1741年8月22日に書き始め、「オラトリオの終わり9月12日」と楽譜に書き記しているという。たった21日間でこの美しく晴れやかな曲を書き上げた! 初演から大好評で、ヘンデル在世中に50回も演奏された。人々に愛された曲なのだ。当時の新聞記事に「これまで聴いた音楽のうちで最もすばらしい作品」
曲は3部構成で、
第1部 キリストの降誕と生涯
第2部 キリストの受難と贖いの完成、キリストの勝利.ハレルヤコーラスで終わる。
第3部 復活。死に打ち勝った勝利と感謝。主にコリント第1の手紙15章が歌われている。壮大なアーメン・フーガで閉じられる。
全体を通して聴く中での「ハレルヤコーラス」は格別に印象的!
今回聴いた中では、第2部の2番目のアルトのアリア
彼は蔑まれ、人々からのけ者にされ、
悲しみの人で悩みを知っていた。
打つ者に彼の背中を任せ、
ひげを抜くものに彼の頬を任せ・・・・
それからハレルヤコーラスのあとに歌われる第3部劈頭のアリア
私は知っている、
私を贖う者は生きておられる・・・・
この2曲が特別に心に響いた。