2021/01/11(月)09:09
山の上か、平地か
牧師が聖書のお話をする場所である講壇は、会衆席より一段高くするのが常識と思っていた。
ボクが初めて行った教会も、訪問した教会もみなそうなっていた。
しかし近年の会堂は、段を作らずフラットな教会が多くなった気がする。
マタイによる福音書5章から「山上の説教」が置かれている。
イエスが山に登られ、山の上で弟子たちにお語りになっている。
しかしルカによる福音書6章では、「平地」で語られる。
「8つの祝福」もほぼ同じなのだが、全く同じではない。
平地での説教の方が、思想的により鮮明になっている気がする。
この違いは何なのか?
上から語るのと、同じ目線で語るのと。
まだわからない。うまく言えない。
しかし、そこに何かがある。