化学物質過敏症とは

一度に大量の化学物質に暴露（化学物質を浴びること）されたり、少量でも長期にわたって暴露されつづけることによって、その人の体の許容量を超えたときに拒絶反応として発症します。
過敏性を獲得すると、その後は極少量の化学物質にたいしても拒否反応を示すようになります。人によって症状はさまざまですが目に症状がくる方が多く、めまい、頭痛、疲労感、鬱、喘息、不整脈などの症状が形を変えて起こります。
発症をきっかけになった物以外にも、それ以外のさまざまな化学物質にも反応するようになります。
それをＭＣＳ（多種類化学物質過敏症）といい、拒否反応を示すさまざまな物質から逃げ回る日々が始まります。重度になると自宅にも逃げ場が無くなり、寝たきりになった方もおられます