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特許の思想体系

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2005.05.25
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」の「発明はあるが、特許出願のスキルがない。(レベル3 その3)」についてです。

通算打率向上へ、フォーム構築の参考にしてください。

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(あなた)「最近、特許活動を始めたというような会社では、どのような組織なの?」


(私)「創業から約5年の企業で、全システムをフルオープンなシステム基盤により、自社で開発・運営するネット証券」であるカブドットコム証券株式会社の知的財産報告書に記載されている組織・活動についてです。」


(あなた)「えっ、証券会社が特許出願するの?」


(私)「最近は、計算機、ネットを用いたビジネスが多いです。それらを用いたものであれば、発明はでてきますよね。」


(あなた)「そうだった。」


(私)「実際、カブドットコム証券株式会社では、以下のように知的財産を考えて、特許出願を行っています。

・事業コンセプトとそこから生み出されたビジネスアイデア、さらにそのビジネスアイデアを実現するネット取引システムにおける開発資産が、知的財産である。

・出願公開されている特許出願の件数:8件(2004 年3 月末現在で、ネット専業証券上位の各社の出願公開済の特許出願が0~2 件)*1

・商標権:15件の登録」


(あなた)「どういう組織で、どのような活動を行っているの?」


(私)「知的財産に関する専門部隊を持たずに、既存の部門が兼任する形ですね。

具体的には、以下の通りです。

・システム統括部において、発明の把握が行われる。
新サービスを検討し、実現のための技術的な検討を進める際に行われる。

・知的財産権の取得・管理に関する事務手続は業務統括部が管掌。

・具体的な手続は特許事務所等の外部機関に依頼。

・毎月1回の定例ミーティング。
新サービスの企画案等について出願の必要性等の検討と継続中の案件のフォローアップを行う。ミーティングにはCOOが毎回出席。

・知的財産権に関する基本戦略を管理者層に周知。

・競合他社によるネット取引システムに関連する特許権が成立するリスクに対しては、有力な特許権を取得することが最大の防御策にもなり得るとの考えです。」


(あなた)「いずれにしても、経営者自ら知的財産(特許)の重要性を認識していることがわかる組織だね」



*1
IT系企業の出願件数については、ここ


キーワード 特許出願、知財部

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最終更新日  2005.05.25 11:16:35
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