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特許の思想体系

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2005.06.06
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」の「発明はあるが、特許出願のスキルがない。(レベル3 その11)」についてです。

通算打率向上へ、フォーム構築の参考にしてください。

   前回  次回



(あなた)「特許調査は他にもあるよね。」


(私)「特許調査は、出願時のみならず、

自社製品販売の際に、他社特許を侵害していないかの調査

他社特許をつぶすための無効資料調査

等々にも必要です。」


(あなた)「膨大な数の調査をしなければならなくて、工数面でたいへんなんだよね。」


(私)「本来は、その会社の技術者、知財部員による調査が、もっとも精度のよいものを抽出できると思うのですが、負担を軽くするという面で、調査を外部(調査会社)に委託する場合もあります。

この調査会社、どこを探せばいいのかというと、特許庁HP内の下のところにまとめられています。

http://www.jpo.go.jp/kanren/daikou.htm


特許庁HPには、調査会社の他にも以下のものがあります。


特許情報提供事業者リスト集 http://www.jpo.go.jp/kanren/gyousya.htm

1.インターネット・オンライン情報提供サービス
2.調査・検索サービス
3.文献サービス
4.翻訳サービス
5.パテントマップ作成サービス
6.CD-ROM作成サービス
7.その他情報提供サービス


特許庁HPに掲載されているからといって、特許庁が質等を保証しているわけでありません。

-----
【注意】特許庁は、掲載されている事業者のサービス内容を保証するものではありません。
また、掲載されている事業者を利用することによって被ったいかなる損害も補償しません。
-----


(あなた)「100件近くあるけど、どう選んだらいい?」


(私)「調査には、機械検索(データベースを用いる検索)と手めくり検索*1とがありますが、いまはほとんど機械検索をまず最初に行います。

そこで、機械検索の場合は、なんといってもデータベースの性質を理解しているか否かがキーになります。

なので、私は、

「IPCとFI、Fタームとをどのように使い分けていますか?」

「IPDL(特許電子図書館)以外のシステムを使っていますか?それはどのような特徴がありますか?」

等々という質問で、実力を測るようなことをしています。」



*1 手めくり検索
昔の特許庁の2階では紙の公報がズラ~と並んでおり、その公報を指サックをつけて、1件1件めくっていくという調査屋さん(通称:めくり屋)がいました。
職人芸的な見方(読んでいるとはとても思えませんでしたが)でした。
とはいいながらも、単発的にですが、私もやりました。感覚的にわかる(におい?)ようになります。



キーワード 特許調査、先行技術調査、調査会社

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最終更新日  2005.06.06 13:22:35
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