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カテゴリ:02 知財活動 どのレベルですか?
こんちくは。
「知財活動 どのレベルですか?」の「特許出願はしたが、特許を取得することが難しい。(レベル4 その24)」についてです。 差異化へ、身につけるべき視点の参考にしてください。 前回 次回 (あなた)「前回までは、拒絶理由への対応だったけれども、 どうしても、なにがなんでも特許をとりたい。という相談を受けたらどうする?」 (私)「あまりお勧めしないのですが、ある方法があります。」 (あなた)「なになに?ワイロとか?」 (私)「ワイロのような不正なものではありません。 法律上は、何ら問題のないことです。」 (あなた)「ならいいね。でっ?」 (私)「本当に知りたいですか? 本当ですね? 後悔しないですよね。」 (あなた)「何、影を売るわけじゃないよね。」 (私)「冗談ですよ。 新規性は絶対にクリアしていないといけません。そのためには、最低限特許公報を調べる必要があります。 記載不備にならないように、特許出願明細書は十分に書く必要があります。」 (あなた)「それじゃ、特許要件をクリアしていることと何もかわらないじゃない。」 (私)「特許法が「拒絶理由を発見しないときは特許査定しなければならない」と書いてあるのですから、 特許要件をクリアしなければならないのは当然のことです。 拒絶理由があるのに発見させないようにしようとするのは不可能です。 特に、さきほどの2つは必ずクリアしていなければなりません。これらは工夫のしようがありませんから。」 (あなた)「まぁ、そりゃそうだ。 いま言った2つ、 新規性は、人まねでない限り、まったく同一ということはあまり考えられないね。 記載不備かどうかについても、まるっきり空想でもない限り、なんとかなりそうだね。」 (私)「特許要件以外にもうひとつ目に見えない壁が実はあります。」 (あなた)「なに?」 (私)「***なので、***という壁があります。」 (あなた)「なるほど、その壁を乗り越えさせるには、どうすればいい?」 (私)「***を特許出願時からしておくのです。」 (あなた)「う~ん、確かに当初の目的は達成しそうだね。 いわゆるウィンウィン関係にあるから一概にお勧めではないというわけじゃないと思うな。 それに、効果はあるね。 特許公報を見ていて疑問だったことが、それでわかったよ。」 キーワード 拒絶理由、特許査定 感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。 【不向きな仕事に挑戦することによって、進歩する】 人気blogランキング ブログポポタル 知財活動 どのレベルですか? 本ページの先頭に戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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