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カテゴリ:付記試験
特許庁から論点が公表された。
小問については、根拠条文をほとんど挙げられたので、まあ合格点がつくだろう。問題は大問(起案)。論点見て、問題の再現見て、自分の答案を思い浮べたら、何だかとっても記載が薄っぺらな気がしてきた。論点にはならないだろうと思って、さらっと書いたところがしっかりと論点に挙がっていたりして。 どうも微妙な感じ。12月27日の発表まで悶々とした日々を送ることになりそう。 以下は付記試験を受けた感想。 1.平均年齢が高い! おそらく日本一平均年齢の高い国家試験ではないかと思う。50歳は超えていそう。今よりもずっと合格者の平均年齢が高かった時代に弁理士になり、実務を10年以上やってきた人が過半数なのだから仕方ないのだが。明らかに70歳を超えている人も同じ教室に数名おり、合否以前に6時間の長丁場の試験に耐えられるのか心配になった。 2.試験監督が異常に厳しくなった それなりのレベルの人が受けるからということで、割と大らかな感じのあった弁理士試験だが、昨年あたりからトイレに立った際に携帯を使っている人がいるという話をよく耳にする。その影響か、監督が厳しくなった。試験前の注意で、「トイレに行く際に携帯電話を持ち出したら採点しない」と言っていた。さらに、机の上には筆記用具と眼鏡と受験票以外は原則置けなくなった。午前中は筆箱さえ不可であった(これは午後に撤回されたが)。ハンカチ、ティッシュ、目薬は許可されたが、全て監督官のチェックを受けた上でなければダメだった。さらに「止め」の合図の後に書いている人がいたら、監督官が飛んでいってペンを置かせていた。 3.貸与法文がデカイ 知ってはいたが、貸与法文がA5サイズと弁理士試験のものの約2倍。それでも1頁2段組なので、当然字も大きめ。受験者の平均年齢を考慮しているのだろうか。(弁理士試験のものを使ったら、老眼で読めない人が続出しそう) 4.試験問題がですます調 問題文が「・・・について根拠条文とともに答えて下さい」といった調子。弁理士試験の問題に慣れているとちょっと違和感がある。でも、受験者の中には業界の重鎮もおられるので、出題者側も気を使っているのだろう。研修でも講師の先生が受講生に向かって「先生方」と言っていたほどだから。 とにかく終わってほっとした。これで落ちていたら、このサイトを閉鎖して、来年は勉強に専念せねば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.31 22:56:58
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