中大通信レポート雑感◆一般的な概要・事例問題 大半が題材となっている判例があるので、その判例と判例解説を読んで書けばいいでしょう。判例に対する反対説などの学説もきちんと書きましょう。更に、基本的事項(法律用語の意義や定義、その条文の制度趣旨)も追加しておけば、まず、合格点がきます。 ・一行問題 一般的なことを解説したあとに、法律的な争点を見出しましょう。 その争点に関する学説の対立を紹介する。 紹介の際には批判も載せる。 そして、最後のまとめに、どの学説がいいかを述べる。 こう書くと難しそうですが、この視点でまとめている法学書は必ずありますので、それを探すのが攻略の鍵です。 自説の理由付けは自分に都合がいい理由をあげても合格することが多いですが、刑事系はその点かなり厳しい印象です。 ◆民事系(民法1-5・民事訴訟法・刑事訴訟法・手形小切手法・会社法・商法総則・商行為法等)・刑事訴訟法・憲法 <王道> 著名な法学書1冊と判例百選があれば、まず、対応できます。 手を広げするのはよくないので、軸とする法学書は1冊に固定した方がいいです。 立場が異なる複数の法学書を混ぜると、論理破綻しますし、論理の整合性を取るのは非常に大変ですから。 <邪道な手法> 余り深い議論までは求めていないようなので、司法試験参考書が使えちゃいます(例えば、辰巳の条文・判例本)。この手の参考書は簡潔にまとめているので、持っていると論点探しが楽です。基本書をまとめる作業が既に予備校本でされているのですから。但し、深く問う課題に対しては対応できません。但し、民法5や会社法、手形小切手法、商行為法・商法総則は司法試験参考書よりも深いところまで聞いているので、法学書を図書館で探す必要があると思います。 ◆民事執行法・法学 教科書だけで何とかなるでしょう。 ◆外国法研究・外国法概論・国際法・知的財産法 科目別参考書・基本書一覧に記載した本は是非入手しておくと大変楽です。教科書はわかりづらいので。 なお、知的財産法の科目試験は大変範囲が広いので、知財系を相当力入れたい等の事情がない限り、お勧めしません。単位が取れたらもうけものぐらいに考えましょう。 ◆刑法 レポートの採点は、大変厳しい科目です(大変厳しい採点者がいる科目ともいう)。浅く表面的にまとめた予備校本を使うと痛い目を見ます。主要な学説は全て並べて、それぞれの学説に対する批判をきっちり書き、そういった批判がある中でなぜ自説を採用するのかという点をかなり高いレベルまで求めてきます。自分が採用する説の批判を省略すると、鋭く突っ込まれます。なので、法学書や百選をしっかり読み込むことが大事です。司法試験科目のような浅くまとめた本を使うと手厳しく批判されます。参考文献もかなり見ている模様です。 ○論証関係の予備校本 論文基本問題120選が使えます。 レポート課題形式の問題と模範解答が120問題載っています。 もちろん、ここにレポート課題の全てがここに載っているとも限らないし、ここに載っている論証が優れているとも断言できません(内容が薄いので肉付けが必要になります。そのままは使うのは難しいでしょう。)。 しかし、書き方がわからない初学者にとっては大いに参考になると思います。 特に民法の場合、民法1-5で課題が20問もあるので、この本を使う費用対効果が高く、これを買っておいてもいいのではないかなと思います。 もちろん、リベルス読んでレポート書けるならそれが一番でしょう(大学が求めることに最も合致しますので)。 【送料無料】論文基本問題民法120選第4版 [ 新保義隆 ] この他、いわゆるシケタイも評判がいいです。 科目試験の会場で持参している人が多数います。 個人的には買ったものの、全然使ってませんが、良著でしょう。 理由としては、基本書の内容をわかりやすくまとめていること、本の後ろに論証集を設けているので、それを暗記すれば試験対策になることがあげられます。 なお、自分は、論証集は趣旨規範本を使ってます。 【送料無料】民法総則第3版 [ 伊藤真 ] 【送料無料】新趣旨・規範ハンドブック(2(民事系))新版 |