2006/10/12(木)00:36
甘酒レポート
今日は、昨日のブログに書いていたとおり、
甘酒造りに挑戦してみた。
地元の麹屋さんの生麹と、餅米を使って。
生麹が入っている袋に、簡単な作り方というのが印刷してあったので、
分量とか基本的にはその通りに、
補助的に、ネット上のサイトを参考にしつつ。
一番大事なのは、「温度」だそうだ。
60度ぐらいがちょうど良くて、
それ以上になると、菌が死滅・・・・・
なんだか、パン作りのイースト菌の発酵過程を思い出す。
あれも、パン焼き器とか電子レンジ、オーブン(発酵機能付き)が無かった頃は、
湯煎にして、パン生地のボウルに液温計入れて
40度をキープするのに四苦八苦していた。
今回は、炊飯器の保温機能を使って
60度で7時間暖める過程をやってみた。
でも、やはり心配なので、
液温計は準備しておりました。
液温計って、ちょっと実験か、写真の現像みたい
保温スイッチを入れたり切ったりしながら
だいたい60度をキープ。
でもさすがに、7時間も炊飯器のそばに居るわけにもいかず、
途中で掃除とか買い物とか。
買い物に行くときは、
高温になりすぎたらいけないので、
保温スイッチを切って出かけたのですが、
「もしや、今頃、炊飯器の中で、
麹菌たちが、
『さむい~~~死ぬ~~~~助けて~~~』
って言ってやしないだろうか」
って、心配でした。
まあ、なんとか7時間ほど経って、
少しなめてみたら、
甘い
砂糖も加えてないのに、糖度が出てる!
いやーーーー、ふっしぎー・・・・・・
菌たちに感謝感謝!
今日からでも飲めるのだけど、
1日~2日置いて飲んだ方が美味しいらしいので、
本格的な試飲は、明日になりそうです。
だけど、パンのイースト菌と言い、
麹の菌と言い、
人間はよくぞ、こういうものを利用しようと思ったものですね。
というか、何かの失敗で偶然その効用を見つけたんだと思うけど、
良いモノを見つけてくれました(^^)
この麹からの甘酒造りの過程に、
酵母を加えたら、
日本酒になるそうです。
さすがにそこまでは、チャレンジ出來ません(^^ゞ