秩父夜祭に行って来た。
先週の金曜から今週の月曜まで紀伊半島をほぼ1周して来たのだが、
山梨のほったらかし温泉⇒秩父経由で帰って来た時、JAのおばちゃん(同年代)が、
「秩父夜祭もいいよ」なんて言うもんだから、今まで秩父夜祭に対して「寒くておっくう」と言う気持ちを持っていて、埼玉県民なのに一度も行った事がなかったが、「寒いから」じゃ、Jリーグどこかのお馬鹿社長と同じだな。と思い、秩父にクルマを走らせた。
普段サッカーの応援で1年中アチコチ行っているし、下呂温泉に泊まってトヨタスタジアム。とか、石山温泉に泊まって西京極スタジアム。とか、今回みたいに和歌山のたなべ温泉に泊まって万博競技場へ行き、白浜温泉でもう一泊なんてこをやってるわけで、埼玉県に当てはめると、草津温泉に泊まって埼玉スタジアム、みたいなことを平気でやってるわけだが、こと埼玉県内になると30Kmがギリギリ許せる距離ではないだろうか?
周辺地図
エリア埼玉県 > 川越/東松山
ジャンルレジャー
住所埼玉県秩父郡東秩父村坂本2951
説明【 利用時間 】 9:00~16:30
【 休 館 日 】 月曜日(※月曜日が休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
【 入 場 料 】 無 料
【 駐 車 場 】 150台(無料)
クチコミ近くの高速ICから各3~40分だから都内から2時間かからない。
時間だけ追求すれば1時間で来れる牧場。
春はポピー畑や菜の花も綺麗
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人によっては20Kmでも遠い、おっくう、と思ってしまうかもしれない。だから秩父地方は埼玉県内でも別物で、普段平気で150km以上離れた所に宿泊してスタ通いしてるオレでさえ、いくら日本三大
曳山 ( ひきやま ) 祭りの一つと言われても、あまり行こうとは思っていなかった。
とにかく初めてのことなので、秩父観光協会の
秩父夜祭ページで駐車場を確認、一路クルマを秩父へ走らせる。
が、月曜に関西から戻った時、ガソリンを入れてなかったので、走り出したらすぐ目盛りが減ってカスカス状態だ。しかたなくいつも使う裏道はやめ宇佐美がある東松山を目指す。
それに同乗の相方に
吉見観音の三重塔を見せたかったのだ。今回も滋賀県や和歌山県で幾つか三重塔を見たが、吉見町にある三重塔も別に見劣りするものでは無い。むしろ山深いところにあるわけでもなく立派かも?観光客を呼び込もうという姿勢が無いだけのような気がする。もみじの紅葉も綺麗だったが、びっくりするほどもみじだらけでもなくそこが埼玉らしくて良い。
で、めったに通らない国道407号を北上し途中から裏道へ入り寄居へ。
寄居にも鉢形城という城址があるが行ったことないのでついでに寄る。
なにしろ昭和7年には国指定の史跡になっているのに放置してあった様な場所(想像)だ。数年前から整備されはじめ、現在は石積みなどが復元され公園化されているという。以前誰かのHPで見たが、なんと城址の真ん中を市道みたいなのが走っちゃっている。さすが埼玉。首都圏であるがゆえ仕方無い面もあるが、行田の古墳群だって工業団地として埋め立てちゃったりしてから「世界遺産」へ、となってもなぁ。鉢形城址だって何にも無い地方だったら唯一の観光施設として今頃模擬天守なんて建ってたかもしれない。それはそれで嫌だがもうちょっと城好き以外の人でも来るようなものにしたほうが、、、
さて、ここから秩父方面に向ったのだがどうも雰囲気が違う。もしかして東秩父に向ってるかも?
「ああやっぱりそうだ。」例によってカーナビはおろか地図も無いので「感」しかない。東秩父から秩父に向うにはちょっとした山を越えなければ行けない。入れそうな道を右手に探すがクルマ1台やっと通れるような林道しかない。ここらはみかん農家が多く下手すると人の家に入っちゃうからねぇ。埼玉の場合、平地はモロ標高が低いのでちょっとした山でも急激に登ることになる所が多い。ここも対向車とすれ違い出来ないような山道をクネクネ登る。しかもずっと家があるからすごい。
だいたいここらの山々はなんと言うのか?ネットで調べたら
奥武蔵とか
外秩父と言うらしい。(よくわからん)なにしろ標高は5~600mでたいした事ないが、関東平野から急激に昇るので結構大変だ。付近(反対側)には日本水(やまとみず)と言われる名水が有名な場所もあり外秩父の尾根沿いは牧場が点在している。埼玉県民を50年近くやってるので、ここらもだいたいはわかるが今回の道は初めて通る。まだ3時過ぎだというのに木々に日差しが遮られ薄暗いところと日差しを受けてまぶしい所が交互に来る。ほぼ頂上付近まで来たら途中まったくなくなっていた民家が。しかもみんな農家というより別荘。山頂部を超え、皆野町側に入ってやっとなんとなく記憶にあるような道にたどりつく。しかもこっち側は紅葉も綺麗。道の端に都内ナンバーのワゴン車が停まっており、人が釣竿のようなものを持っている。
良く見るとカメラの三脚だった。その前には秩父の紅葉をバックに見事なもみじの木が。やっぱ本当に良い
紅葉の隠れスポットなんて誰にも教えないよねぇ。
下に下りて出た道は県道82号線という秩父への裏道道路だったのでスイスイと秩父市内へ。定峰峠から来る県道11号線と合流しまた分かれる。140号にぶつかった所の信号が大野原の交差点と言う事前に調べておいた駐車場の入り口交差点だったのもラッキー。そのまま直進し道なりにしばらく進むと係員が立っていてそこが第一中だった。(googleマップには出てなくてわからなかった)