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2009/09/08(火)13:38

高速無料化大賛成2

政権交代(26)

高速無料に反対の人の意見で良く目にするのが 「税金で負担するのはおかしい。」と言う意見だ。 うーん、残念ながら現行の自民政策では税金も投入して料金も取っている。 この事を分かっていない人が多い。 民営化で一旦凍結されたはずの地方の不採算路線も政府の新直轄方式と言うだまくらかしシステムで、もう無料高速が出来て運用されているのが現状だ。 使用してない人が税金払うのはおかしい。と言っても現状がそうなのだ。 受益者負担が原則と言う観点から見てみると東名高速など主要高速はとっくに償還期間を過ぎていて本来無料になるべき高速道路だ。しかしプール制というこじつけ政策によって使いもしない地方の高速分を本来無料になってるはずの主要高速利用者が負担しているわけでこれこそ受益者負担から考えるとおかしい事だ。 税全体から考えても道路特定財源は6兆円弱の税収があり高速利用者も重税を支払っている。 たろえば東京ー大阪間を高速使用すると現行ガソリン税(1リッター約50円)だけで往復5000円前後支払う事になる。その他に地方高速の借金穴埋めで通行料を支払うのだから高速利用者は二重取りされているのだ。 民主党は暫定税率(1リッター約25円)を廃止すると言っているので往復2500円前後のガソリン税になるわけだがこのくらいあれば維持管理費用としては充分だろう。(エコカーならもっと少ない) 当然、重量税や自動車税なども高速利用時の日割り、時間割算出すればもっと税金をはらっているのだからいくら一般財源化しても受益者負担はしっかりしていると言える。 だから 民主議員がこんなこと言ったら反発買うから言わないだけでクルマ持ってる、高速使う、人からすれば、クルマを保有してない、高速乗らない、と言う人にとやかく言われる筋合いのもではない。 ただ、多少なりとも空気を汚してるのは確かなので、暫定材率廃止しても将来環境税みたいなのを掛けるのは仕方無いことだと思う。 それに、現在の日本の物流はトラック輸送が主流であり、失礼だがトラック従事者は中流層以下がほとんどだ。こう言う人が自分の身体を削って下道を走り過労運転しながら日本経済の底辺を支えている。 派遣切りに見られるように下層の人がいつも割を食う社会で本当にいいのだろうか? 長距離トラックで往復高速代が別途出る会社なんて大手とかほんの一握りだ。あとはたいてい込み料金か良くて片道だけ出ると言うのが現状だろう。 こういう人達の負担も減るし物流コストも必ず減る。 この問題は最低時給にも関係してくる。最低時給アップだと潰れるとかやっていけないとか言う声が聞かれるが、日本は中国やベトナムなどと人件費勝負をやるべき国なのだろうか?人件費勝負をやる国は三流国であり先進国とは言えないと思う。日本が先進国の一員なら最低賃金が時給1000円くらいでもやってる国を見習うべきだと思う。それには人件費以外のコスト。つまり物流など商品に直接関係ないコストを下げるのが最善だ。 高速無料化は道路と言う公共のものは税金で国が責任持って管理すると言う先進国として当たり前の事をやるにすぎない。 まぁせっかく高速無料になってもオレの住んでいる埼玉の中央部を縦断する高速道路は今現在計画だけで出来てないから日常ではあまり関係が無い。 それでも高速無料化は地方活性化などに好影響与えると思うので大賛成だ。

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