予防接種【B型肝炎】例のオランダの小児保健所とのディスカッション。オランダでは、危険地域国からきた親の子供はB型肝炎の予防接種を 受けなければいけない。 日本は、B型肝炎の危険地域国(!?)になぜだか入っている。 基本的に、予防接種は親の任意だ。強制ではない。 パティターニ家も、基本的に予防接種に賛成だ。 ただ、2~3ヶ月歳の新生児に、一度に6種類ものワクチンをするのは、 ちょっと様子をみさせてほしいと思った。 というのは、針でショック症状をおこす体質の子供もいるという話をきくし、 トリの卵から生成するワクチンでは、タマゴアレルギー体質の子供のなかには、 アレルギー反応があるようだし、ワクチンの保存料に反応する子供もいる。 長男の体質をみきわめてからでも、遅くはないと思ったからだ。 「そうですね。わかりました」 といってくれるかと思いきや、 「なぜ、受けさせないんですか」 かなりカンカン。 この日は、えんえん話し合いに。 通常のDKTPとHib Bのカクテル注射のみで、 肝炎B型予防接種は見合わせることに。 こっちも、事前に下調べをしたおかげか、小児保健所の先生も 口をとがらしながら、ブツブツいわれる。 同意書にサインをさせられる。 家族や友人の医療関係者から、いろいろな下調べの内容。 肝炎B型予防接種を緊急に受ける必要性がある場合は、 1.両親の両方、またはどちらかが陽性 2.医療、警察、消防関係者 3.遺体の特殊な化粧や、葬儀屋などの死体処理にかかわる仕事 4.輸血を伴う外科手術を近い将来受ける予定 5.売春婦・売春夫など、不特定多数の人間と性的交渉をもつ可能性があるなど どう考えても長男予防接種を受ける理由はないように感じた。 いいお医者さんは不急不要の薬、検査、予防接種はすすめない。 すすめる際は受けなくてはいけない必要性と理由を医学的根拠で説明してくれた。また、副作用もキチンと説明。 特に乳幼児や子供に予防接種する際は慎重だと思います。と にかく肝炎B型予防接種は任意接種なので、親が接種を見合わせたいと申し出れば、受け入れられるはず。 6ヶ月歳のとき、長男のワクチンの副作用はひどくないので、 肝炎B型を受けさせる。 「えっ!今ごろ?もう遅いですよ」 とニヤニヤしながらA先生がいう。 これも、オランダ人のジョーク。 xx年xx月7日 対決コンサルタンティービューロー(小児保健所)! 結局、肝炎B型予防接種は見合わせることに。 というのは受ける理由が見当たらないから。 もし、必要だったらあとで受ければいいんだし。 基本的にいいお医者さんは不急不要の薬、検査、予防接種は勧めないし、 薦めるときはキチンと受けなくてはいけない必要性と理由を医学的根拠で説明してくれる。 また、副作用もキチンと説明してくれる。 「副作用はありません」とキッパリいってしまう医者。 どうして? 親の本能にしたがってしつこく主張。 今日の担当はMさん。しつこく薦められるかと思いきや、 「Ok」とあっさり。DKTPとHib Bのカクテル注射を ふとももに一回プチュ! びっくりした長男。 ちょっと泣いたけど、すぐにっこり。 こいつはガマン強いのか? 小児保健所では赤ちゃんがいっぱい。 面白いのは、赤ちゃん同士、びっくりして泣き始めること。 ところが、長男はじろ~、じろ~と他の赤ちゃんを見回して 「へへっ」と笑っていた。高笑いか? こいつはやっぱりパパ&ママに似てガキ大将君だな~。 xx年xx月8日 昨夜はほとんど寝れず寝不足のパパ&ママ。 というのは昨日予防接種をした後、38.5度という高熱をだした長男。 乳幼児で38度は高熱なのです。 そのくせ、ニコニコしてご機嫌な長男。 ミルクもごくごくよく飲むし。 顔色もすこぶるよし。 様子をみて、またお熱を測って、下がらないようなら次の日病院へ。 長男が死んだらどうしよう、とか、高熱で脳に障害が残ったらどうしようっと心配と不安で一睡もせず。 そんな心配をよそに、長男はぐうぐう、ぐびぐび、むにゃむにゃ。 夕方頃には37.5度に下がりました。 やっぱり強い長男! 彼の生命力には驚くばかり。 パパもこの日ははやく帰宅してくれました。 夕方8時にはご近所のTさんとSさんが赤ちゃんのNちゃんを連れてやってきました。 3ヶ月の女の子でやっぱり女の子してますね。 長男とブラインドデート。 女の子に会えてうれしいのか、超興奮の長男。 彼はホモじゃないよね、きっと。 面白いのは、女子の赤ちゃんがおとなしく、お行儀よくしているのに、 長男は彼女のほっぺたを触ったり、口を触ったり、落ち着きがないのなんのって! 「女の子いじめちゃダメよ。キミは男の子だから、 女の子にやさしくしてあげなきゃ」と叱る(きつくないけど)ママ。 もうすぐしたら、お気に入りの女の子をイジメるだろーな、 この様子だと。気をつけなきゃ! (ママの日記より) |