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カテゴリ:株に挑戦
【5月27日】
■ダウ平均 :10258.99 (△284.54) ■ナスダック : 2277.68 (△ 81.80) ■日経225先物 : 9790 (△140:大証比) ■為 替 : 91.00-10 ■WTI原油先物(期近) : 74.55 (△3.04) ■金価格 : 1214.40 (▼0.90) ■概 況 ≪NY株式相場は大幅反発・ダウ平均1万ドル回復 石油株や金融株に買い≫ 前日は「中国がユーロ圏の国債保有を見直す」との報道をきっかけに、ダウは日 中の高値から237ドル下げた。この報道を中国当局が根拠がないとして否定、欧州 は引き続き外貨準備の主要な投資対象であるとの見解を示した。中国による報道否 定を受け、外国為替市場でユーロが対ドルで反発。市場参加者の関心が高いユーロ 相場がひとまず下げ止まったことは投資家心理を改善させた。原油先物相場の大幅 高を好感して石油株や素材株が買われたほか、金融株の上昇も相場を押し上げた。 週初から前日までの3日間でダウは218ドル下落し、終値ベースで3カ月半ぶりに 1万ドル割れとなっていたことで値ごろ感からの買いも広がり指数は上げ幅を拡大 した。同日朝発表の1~3月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率 3.0%増と、市場予想に反して速報値(3.2%増)から下方修正されたが、相場の反 応は限定的だった。業種別では全セクターが上昇。上昇率上位は金融、エネルギー、 素材、ハイテク、小売り、資本財の順となった。 -------------------------------------------------------------------------- ■今日の見通しと材料 -------------------------------------------------------------------------- □見通し 前日のNY株式相場は大幅反発、シカゴ225先物(CME)も大証の値を上回ってい ることから、朝方の東京市場は幅広い銘柄に買いが先行し、平均株価は円建てのC MEの値(9785円)に鞘寄せする格好で上昇して始まりそうだ。ただ、円安の振れ 幅も小さいほか週末であり、積極的に上値を追う買いは乏しそうだという。社民党 が連立政権を離脱した場合の影響については市場の政治への関心度が低くなってお り、短期的なインパクトは限定的との見方が聞かれた。テクニカル的には、平均株 価は前日の陰線を包み込む陽線(つつみ足、抱き線)となり、底打ち感がより強く なった。昨年11月安値9081円に向けて警戒ムードは残るが、目先は反発基調が続く 可能性は高い。 □材 料(各紙・ニュース等より) ・欧州不安、米企業に余波 株式公開の延期・撤回が急増 ・世界のIT業界、提携・買収相次ぐ アップルに対抗軸 ・東南アジア17.7%成長 1~3月実質年率、中印向け輸出好調 ・米アップルの「iPad(アイパッド)」、28日に日本で発売 ・景気の「谷」は09年3月、政府認定へ 後退局面17ヵ月間 ・最低賃金「平均1000円」大幅先送り、政府目標「20年までに」 ・生保の10年3月期、4割増益 「薄利」窓販、増収支える ・穴吹工務店、大京とファンドが支援 7月メド更正計画 ・日立、調達費2000億円圧縮 今年度、素材見直しや集中購買 ・トヨタグループ、期間工の採用再開 生産堅調、豊田織機350人 ・オマーンの大規模発電所、双日・四国電力が参画 各50億円 ・サントリー、初のビール輸出 高級品、米中などで販売 ・台湾エイサーが多機能携帯端末 iPad登場で市場拡大 ・NEC、携帯基地局間の通信速度6倍の通信機器を開発 ・モリタHD、据え置き型消火設備の売上高を11年度に2倍に拡大 ・ソフトバンクやマイクロソフト、電子教科書の普及へ協力 ・三菱化学、リチウムイオン電池主要材料の生産能力3.7倍に ・任天堂、台湾・鴻海の中国子会社で実態調査 自殺者相次ぐ ・松井、米株価指数先物の時価を常時配信 ・三菱重、原発ポンプで英社と提携 ・スパークス、次世代送電網株投資へ私募投信 ・日電子、今期固定費70億円圧縮 従業員を15%削減 ・住友ベ、回路製品事業の今期営業損益ゼロに改善 ・菱鉛筆、今期純利益36%増の32億円 5億円上方修正 ・ソニー ・KDDI ・凸版 ・朝日新聞の4社、電子書籍事業目指し新会社設立へ ・泉州電業が10年10月期の連結業績予想を上方修正 ・くら、10年10月期単体利益予想を上方修正、魚価下落が収益押し上げる □予 定 ・ソフトバンクモバイルが、米アップルの「iPad」の国内販売を開始 ・4月家計調査(8:30) ・4月失業率(8:30) ・4月有効求人倍率(8:30) ・4月全国消費者物価指数(8:30) ・5月東京消費者物価指数(8:30) ・4月商業販売統計(8:50) 《イベント》 住宅設備・建材EXPO(東京ビッグサイト~30日) ・国際捕鯨委員会(IWC)総会(モロッコ~6月25日) ・米4月個人所得(21:30) ・米4月個人支出(21:30) ・米4月PCEコア・デフレータ(21:30) ・米5月シカゴ購買部協会景気指数(22:45) ・米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(22:55) □企業動向 《株主総会》 トレファク、総和地所、市進HD、サマンサJP、歌舞伎 《決算発表》 内田洋行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.28 08:31:13
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