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カテゴリ:株に挑戦
【8月6日】
■ダウ平均 :10653.56 (▼21.42) ■ナスダック : 2288.47 (▼ 4.59) ■日経225先物 : 9600 (▼50:大証比) ■為 替 : 85.45-55 ■WTI原油先物(期近) : 80.70 (▼1.31) ■金価格 : 1205.30 (△6.00) ■概 況 ≪NY株式相場は小幅続落、雇用統計で一時大幅安も下げ縮小≫ 朝方発表された米雇用統計の内容を嫌気して続落し、寄り付き直後には一時90 ドル以上下落した。米労働省の発表によると、7月の非農業部門就業者数は季節調 整済みで前月比13万1000人減と2カ月連続で減少し、6万5000人減との市場予想を 大幅に上回る減少幅となった。失業率も9.5%と横ばい。前日発表された31日まで の新規失業保険申請件数の増加に引き続き、雇用情勢の停滞が改めて示されたこ とから、米景気の先行き不安が株価を圧迫した。ただ、売りが一巡すると割安と みた買いが入り、取引終了にかけて急速に下げ幅を縮小した。米連邦準備理事会 (FRB)が来週10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で、国債買い取 りなど量的緩和策について議論するとの観測も浮上し、金融緩和策の実施への期 待から買いが入ったとの声も聞かれた。業種別では「エネルギー」や「金融」、 「一般産業」などが下げ、「ヘルスケア」や「消費安定」、「公益」が上げた。 -------------------------------------------------------------------------- ■今日の見通しと材料 -------------------------------------------------------------------------- □見通し 前週末のNY株式相場で、ダウ平均・ナスダック指数は小幅続落、シカゴ225先物 (CME)も大証の値と比較して小幅安にとどまっているものの、為替相場が円高・ド ル安方向に傾いたことから、週明けの東京市場は輸出関連株中心に売りが先行して 始まりそうだ。ドル・円は足元で85円前半で取引されているが、一段の円高が進め ば日経平均9500円割れの可能性も指摘される。国内企業の決算発表もほぼ一巡し、 買い材料が乏しくなっていることから、目先は上昇しにくいとみられている。テク ニカル的には、株価が75日移動平均線を下回る下降ボックスの状態。75日線(9905 円)を上回らなければ上昇相場に転じない。今の状態は75日線や7月高値(9807円) を上値抵抗線とした戻り売り相場と考えられる。 □材 料(各紙・ニュース等より) ・米に追加緩和観測、景気減速懸念一段と ・小麦価格、急反落 在庫高水準との見方台頭 シカゴ先物 ・米NY州、日韓台の企業を提訴 液晶パネルカルテルの疑い ・経産省、低炭素型事業で9カ国と協定 まず15件、東電など参加 ・中国、「問題債権」19兆円 地方企業向け融資の2割 ・オリンパスやテルモ、最新医療機器を海外で拡販 ・IHI、ブラジルに営業拠点 船舶装置など需要拡大 ・伊藤忠、豪石炭開発会社に出資 25億円、権益など取得めざす ・海外5当局、同時調査 車配線で住友電工、古河電など日本企業談合の疑い ・KDDI、パラグアイ携帯事業を売却 国営電話会社に2.5億円 ・日水やマルハニチロ、スーパー向けに鮮魚加工し拡販 ・スクエニHDの4~6月期、最終黒字18億円 ・荏原の4~9月期、最終黒字35億円 ・大和ハウスの4~6月期、純利益5%減 ・GSユアサの4~6月期、最終黒字8億円 ・東洋エンジの4~6月、最終赤字5200万円 ・東海カの10年12月期、純利益54億円 タイヤ原料伸びる ・アルプスの4~6月、最終黒字32億円 携帯向け電子部品回復 ・日本ハムの4~6月期、純利益4%増 食肉事業の採算改善 ・前田建の4~6月期、最終赤字21億円 ・住友鉱の4~9月期、純利益2.1倍 銅など需要回復 ・エディオンの4~6月期、最終赤字31億円 特損など影響 ・コジマの4~6月期、最終赤字26億円 資産除去債務響く ・ゲオの4~6月期、最終赤字9億9500万円 中古ゲーム採算悪化 ・シダックスの4~6月期、最終赤字19億円 カラオケが不振 ・ダイソーの4~6月期、経常益3倍 電子部品原料好調 ・トーソーの4~6月期、営業赤字1億円 赤字幅が縮小 ・ワタミの4~6月期、営業赤字4億円 出店費用かさむ ・ブリヂストンの1~6月期、最終黒字445億円 ・双日、カナダのモリブデン鉱山に投資 生産能力を6割増強 ・丸井Gの4~9月期、経常益2.1倍に 販促費抑制が寄与 ・ロームの4~6月期、最終黒字41億円 電子部品の販売好調 ・日立造の第1四半期営業利益は前期の半分の8億円 ・青山商事、第1四半期は最終赤字1億円超に ・荏原、9月中間期の利益予想を上方修正、精密・電子部門で収益が回復 ・パイオニアの4~6月期、10四半期ぶりの最終黒字に ・日本コークス、コークス需要が好調に推移、第1四半期の純利益は前年同期比9.8倍に ・住友鉱の4~6月期、純利益3倍 4~9月期予想を上方修正 ・日ハム、第1四半期は営業益89%増 ・石油資源の第1四半期営業利益は前期比2倍の51億7600万円 □予 定 ・長崎・原爆の日の平和記念式典 ・日銀金融政策決定会合(~10日) ・6月国際収支(8:50) ・7月マネーストック(8:50) ・7月企業倒産件数(13:30) ・7月景気ウォッチャー調査(14:00) ・シンガポール市場休場(独立記念日) ・ジュネーブ軍縮会議第3会期(ジュネーブ~9/24) □企業動向 《決算発表》 国際帝石、東亜道路、J-オイル、北越紀州、セ硝子、ダイソー、カーバイド、 日本ゼオン、みらかHD、ラウンドワン、AOCHD、三菱マテリアル、 ディスコ、サンケン電、アルプス電、ゴールドウイン、モスフード、明和地所 《海外決算発表》 スクリップス・ネットワークス、タイソンフーズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.09 20:38:10
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