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カテゴリ:株に挑戦
【10月20日】
■ダウ平均 :11107.97 (△129.35) ■ナスダック : 2457.39 (△ 20.44) ■日経225先物 : 9490 (△110:大証比) ■為 替 : 81.05-15 ■WTI原油先物(期近) : 81.77 (△2.28) ■金価格 : 1344.20 (△8.20) ■概 況 ≪NY株式相場は大幅反発・世界景気警戒感後退 ボーイング上昇≫ 国際的に事業展開し、新興国などへの収益依存度が高い銘柄への買いが目立った。 市場予想を上回る四半期決算を発表した航空機大手ボーイングに買いが膨らんだほ か、建設機械のキャタピラーや総合化学のデュポンも上昇した。外国為替市場で米 ドルが対主要通貨で下落したことを受け、原油や銅などの商品相場が大幅反発。非 鉄のアルコアや石油大手シェブロンなど素材株やエネルギー株が上げたことも相場 を押し上げた。尚、この日発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)でFR Bは、総括判断で「経済活動は緩やかな速度ながら伸びいる」とし、前回の「成長 の勢いが減速している兆候が広がった」との認識を削除。また、多くの地域で輸出 が製造活動を押し上げたとの見方を示した。前日の大幅安の反動もあって指数は終 日堅調に推移し、ダウは節目とみられる1万1000ドルを回復。利上げ後の中国の市 場が落ち着いた動きだったことも市場に安心感を与えた。業種別では前日と一転し てほぼ全セクターが上昇。特に素材、エネルギー、資本財などの上昇が目立った。 -------------------------------------------------------------------------- ■今日の見通しと材料 -------------------------------------------------------------------------- □見通し 前日のNY株式相場は大幅反発、シカゴ225先物(CME)も大証の値を上回ってい ることから、朝方の東京市場は幅広い銘柄に買い戻しが先行し、平均株価は円建て のCMEの値(9475円)に鞘寄せする格好で反発して始まりそうだ。ただ、海外市 場で円が対ドルで80円台に突入したことから円高警戒感は強くなっており、輸出株 の上値は重そうだ。テクニカル的には、平均株価は一目均衡表では上昇する見込み の基準線9458円、下落する転換線9496円処からは抵抗は強そうだ。それらの節目の 上方を回復できるかポイントになる。 □材 料(各紙・ニュース等より) ・イラクの天然ガス田開発、韓国連合が落札 日本企業は応札見送り ・米モルガンの7~9月期最終損益、9100万ドルの赤字 ホテル投資で特損 ・中国、レアアース外交カードに 欧米向け輸出も滞り始める ・NTTデータ、米IT1000億円で買収へ 資金力生かす ・政府、外資誘致へ法人税優遇検討 5年間10~15%下げ ・環太平洋の多国間経済協定 NZ首相「日本の参加を期待」 ・日医工、バイオ薬の韓国ベンチャー、アプロジェンに出資へ ・伊藤忠、米風力発電に50億円出資へ GEとの提携第1弾 ・NEDO、アジアで次世代送電網の大規模実験 11年から ・ニコン、中小型向け液晶露装置を増産 高機能携帯の好調で ・電子マネー「ワオン」空港対応店拡大 イオン、日航と端末 ・DVDレンタル店、市場縮小が加速 映像配信普及も逆風に ・リニア「直線ルート」14年度にも着工 JR東海、5兆円超を調達 ・フォーバル、高機能携帯を固定電話の子機に 中小企業向けシステム開発 ・王子紙、4~9月期の経常益13%増のもよう コスト削減が寄与 ・エーザイ、営業益26%増 4~9月認知症薬など好調 ・スカイマークの単独税引き益、2.1倍に 11年3月期 ・タカタ最終黒字100億円 4~9月、予想上回る ・キヤノン電、純利益2倍の60億円 1~9月 ・いなげや17%経常増益 4~9月、人件費削減が効果 ・マクニカの11年3月期、純利益91%増 ・出光興産の英子会社が英領北海バーリー油田の商業生産を開始 ・TCBHDが東京地裁に破産手続申請、負債総額は2億5823万円 ・チップワンが米半導体メーカーと提携、生産中止半導体の調達を支援 ・マツダの新型デミオ、ハイブリッド車並みのリッター30キロ実現 ・IndexH、11年8月期は3期ぶりの最終黒字回復を予想 ・スカイマーク、11年3月期の営業利益予想を前期比2.9倍の91億円に引き上げ ・昭和飛行機が10年9月中間期予想を上方修正、11年3月期は据え置き ・大成建、純利益38%減に上方修正 4~9月 ・コナミ、純利益79%増 4~9月 ・東武の4~9月期、経常益22%増 スカイツリー効果で ・大紀アルミが11年3月期純利益予想を小幅下方修正、製品と原料の価格差縮小響く ・FCCが中間期業績予想を上方修正、日本ではクラッチ販売が計画上回る □予 定 ・対内証券売買契約(先週分) ・部門別投資動向(先週分) ・20年国債入札 ・羽田空港の新国際線ターミナルビルおよび新滑走路の供用開始 ・8月全産業活動指数(13:30) ・全国中小企業動向調査 ・中国7-9月期GDP(11:00) ・中国9月消費者物価(11:00) ・中国9月小売売上高(11:00) ・中国9月鉱工業生産(11:00) ・香港9月消費者物価指数 ・ECB理事会 ・ユーロ圏10月製造業PMI(速報値) ・ユーロ圏10月サービス部門PMI(速報値) ・英9月小売売上高 ・米新規失業保険申請件数(21:30) ・米9月コンファレンスボード景気先行指数(23:00) ・10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(23:00) ・北米9月半導体製造装置BBレシオ(22日7:00) □企業動向 《株主総会》 綜合HD 《決算発表》 石塚硝子、KOA、SPK、東陽テクニカ 《海外決算発表》 フリーポート・マクモラン、ノーザン・トラスト、グッドリッチ、マクドナルド、 フィリップモリスインターナショナル、ゼロックス、キャタピラー、AT&T、 アメリカン・エキスプレス、エンタジー、トラベラーズ・カンパニーズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.21 09:22:01
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