炎の化身達

世の中には必ず炎上する投手が何人かはいる
もちろん、プロ野球にもそいつが炎上するかも知らず成長のためとかで登板させる監督もいる
まぁそれはそれで正論だ


しかし高校や社会人ではわけが違う
高校等の大会は負ければ終わり
毎試合勝たなければ優勝できない



しかし、それを勝たせる監督がいるのもすごい
ん?まぁ確かにそうだが話がずれているだと?
まぁいいではないか、今日は絶対見逃せない試合があるんだよ























































炎の化身達
作 スペード
ほりぱわ贈呈予定短すぎて無理
贈呈募集中(意味不)



さてはさておき今日は移動日でプロ野球はお休みのはずだ
ホッパーズのエース投手八戒(「はっかい」ポケ8主人公)は運悪くケガをして二軍にいた
ホッパーズの四番打者五郎丸(「ごろうまる」ポケ5主人公)はリハビリ中
ホッパーズのベテラン走塁王の二夕(「にゆう」ポケ2主人公)は普通に二軍オチ
今日の二軍試合はホッパーズ×ホッパーズ
まぁつまり「二軍紅白戦」だ
あー君、「二軍の人数で紅白戦ができかぁ!」というツッコミは無しだ

どっかから借りてきた球場は狭く、フェンスも低い
ただ地元はプロの二軍試合といえども盛り上がっていた
それではプレイボールと

「紅チーム先攻、一番 センター二夕」
その大ベテラン無性にヒゲを触りながらはゆっくりとバッターボックスえと入る
投手は湯田の後輩らしい新人投手阿部
中継ぎで一軍に上がったがすぐさま一回四失点と炎上しワンアウトも取れず二軍オチしたとゆうアイツだ
「アイツか…オレの五年ぶりのホームランを無駄にした奴は……」
その日には二夕は赤星が本塁打を打つ事と同様に価値がある本塁打を打ったが阿部に炎上され無駄になってしまった
そのことをまだ根に持つベテランは正直、安っぽい
「いつの日かの恨みぃ!!!」

真ん中低めに入る小さなカーブ
快音とともにスタンドへと運びこまれた
紅チームはこの回三点

白チームの攻撃
投手は阿部同様の新人藤本
なぜかスタンドから歓声が上がった
藤本のほうは何回か手を振ってキャッチャー
ああ、なるほど。確か藤本の地元はここの遠前町だったな
今回は人数が十八人しかいないため、強制的に一番一塁を任された八戒
「地元だかと手加減無用!!」

外角高めへと外れるストレート
この回白チームは無安打三打点
「これは……やばい」
ケガで空振り三振した五郎丸は早くも炎上試合を予測した

二回表紅チームの攻撃
「ハッハッハ!!インターネットでも崇められたこの化身阿部様はひと時たりとも打たれるぞー!」
のち、ボコボコにされボコボコに打たれたが

二回裏白チームの攻撃
「ハッハッハ!!打たれる要素はインターネットでは無い!!そもそも打たれるだけの投手などいらんわぁ!!」
白チームはこの回無安打七打点
確かに打たれてないな


早送りして九回表
紅チーム四十七
白チーム五十一

「くっ…このままでは負ける!!炎上試合なのに!!」
グッと握り拳を引き締める二夕
そんなに悔しいのか


その時一つの大声があがった
「どうした阿部!!藤本!!お前らの実力はこんなものなのか!」
「「さ、佐和田監督!?」」
監督はバックネット裏でのんびりと試合を見ていた
正直バックネット裏にいたのに気づいていなかったのかこの二人
「今こそオレが伝授した奥義を使う時だ!!思う存分投げたれ!!」
「「は、はい!!」」
この二人にそんな奥義があるのか
だったら毎試合使えよと

「うおおおお!!!この炎の化身阿部様!!最大パワーで三振わ取ってやる!!!」

八十キロ失投
ちなみに捕手の五郎丸がめんどくさそうに素手で捕球したぐらいだ

二球目、
八十五キロカーブ
まんまと打たれるコレが
普通にスタンドへと放り込まれる
やっぱだめだわコイツ


四点先取で白チーム攻撃
「大丈夫だ!どうせ奴等の奥義などたいしたことない!!」
なぜにエンジンを組みながら白チームは「炎上!!藤本!!」と叫んでベンチへと戻る
トップバッター五郎丸
「うおおおお!!!ビクトリーズ元中継ぎエース藤本!!!この剛球ストレートを見せてやる!!!!」

百十二キロストレート
すぐさまスタンドへと入れようとする五郎丸だったが
バットがボールに触れた瞬間
金属バットはへし折れてファールボールとなった
それが五郎丸のケガに響き三振

五番バッター名無し
同様に木製バットもへし折られ
しばらく腕がしびれたらしく三振

六番バッター名無し
やはり打とうとしたのだが
バットを真っ二つにへし折られ腕に響き三振
なにコイツ藤本、本当は強いんじゃないかと

結局試合は引き分けて
阿部は契約解除、藤本は続行し
一軍の押さえとしてまともに活躍したのであった





























































うん、短すぎで物が言えないね
いつかグンペイに書いてやった宣伝より短い
とりあえず書きたかったと



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