2011/10/05(水)04:50
20センチ
もう3年くらい前から、アートメイクをする予定が延び延びになっていました。
ちょうどアートメイクを思い立った頃、フォトフェイシャルとダイヤモンド・ピーリングを数回ずつのコースで受けることになっていて、それが終わった後に施術しようと思っていたのに、その後ネイルにハマったり、忙しさにまかせて忘れ果てていました。
施術してもらう予定だった日本人アーチストの方が帰国してしまったということもありましたが、探すなら他に探せたものを、それもしなかったわけです。
今回、また本気で考え出したのは、もちろんレーシック(PRK)の後遺症のせいです。
術後、老眼状態になり、次第によくなっているものもまだ直近20センチ以内がよく見えません。年齢的なこともあり、この状態はよくならないかもしれません。
直近20センチがよく見えないというのは、ふだんの生活ではまったく問題がありません。
本を読むのも、コンピュータを扱うのも30、40センチほどの距離になりますので、老眼鏡なしで生活しています。
困るのが、自分の眉毛や肌の状態が見えないことです。
20センチというのは鏡で自分の顔を見る距離なのです。
もともとアートメイクに興味を持ったのは、すっぴんでのプール通い・ジム通いなのです。お化粧はしなくても、眉が整っていて、アイライナーを引いていればぜんぜん雰囲気が違うのです。
数年前、そんな話を元上司のDDにしたら、彼女も興味を持っているとのことでした。しかも彼女の理由は、「眉毛が白髪になる前に...」、「年とって手が震えてアイラインが引けなくなる前に...」という笑えちゃうほど現実的なものでした。
その話を聞いたときには、「目からウロコ」というか、「年をとるというのはそういうことなんだー」と妙に感心したものですが、PRKの後、老化現象には段階があるということを新たに知ることになったのです。
眉毛が白髪、とか、手が震えてアイラインが引けないというのはわかりやすいですが、それは完全に老人になってからのことで、その前の老化現象として、老眼でよく見えなくなるという段階があったのでした。
PRKが私を大人にしてくれたと思うのは、これまで考えもしなかったことをわかりやすく体験させてくれたことです。
手術1週間後の老眼鏡をかけてもコンピュータのディスプレイがよく見えなかった頃のこと、自分の爪が切れない(どこまでが白いのかわからない)、眉毛が整えられないというのは、これまで考えていた「老眼」というのとはまったく違いました。
老眼も状態がひどければ日常生活、老眼鏡をかけるだけで解決するものではないのです。
初老のオバサンたちがヒゲを生やしているのは、もちろん更年期でホルモンのバランスが崩れて毛深くなっているのもあるけれど、実は、自分の顔がよく見えていないのかも? 女を卒業しちゃっているわけではないのです。
これまでの私は、そういうことが本当にわかっていなかったのです。
DDの話を聞いて「そうなんだー」と感心していた頃は、まだまだコドモだったということです。
前書きが長くなりましたが、そういうわけで、またアートメイクを検討し始め、今日、カウンセリングに行くことになりました。
タイミングのことを言えば、最近1年間のダイヤモンド・ピーリングのパッケージを始め、オバジのブルーピーリングもしてみたいなどと思っていたので、本当ならそれがすべて終わってからアートメイクをしたかったのですが...。
そうして延期していれば3年前と同じようにグズグズになってしまうのがわかっているので、思い切って行ってきます。
施術の後、お海苔をベッタリ貼り付けたような状態が1週間ほど続くと聞いているので、今年の有給休暇の消化はその期間に当てようかと思っています。タイミングよく予約を入れられればいいけど...。
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