ママのCity Hall日記

2012/09/05(水)01:19

夏の終わり

バイリンガルにならなかった娘(187)

 Labour Day の3連休。カナダではLabour Day をもって夏の終わりとします。気候的にもかなり涼しくなってくるので、もう夏という感じもしないのですが、学校の新学年が始まるのも毎年Labour Day の連休明けです。  娘は明日から高校生です。  カナダの学制はエレメンタリー・スクール(小学校)がキンダーから7年生まで。8年生から12年生まではセカンダリー・スクールです。  日本の中学校は、小学校と高校の真ん中だから「中」学校なんですよね?  カナダの場合は、真ん中抜きです。だから、高校生になると言っているわけなんです。  セカンダリー・スクールを訳すのにわかりやすく「高校」と訳しているのですが、学制が違うのでどうもピンときません。訳さずに「セカンダリーが…」という風にカタカナ語で言ってしまえば楽なのですが、なんだか英語かぶれしているようでそれも変です。  子どものいる親同士の会話だと、皆、面倒な思いをしているのは同じとみえて、エレメンタリーのことは小学校といいますが、セカンダリーをわざわざ訳す人は滅多にいません。  娘はこの夏休み、身長が3センチ伸びました。  春休みに日本に行く前に計った時から比べると7センチ伸びていて、このくらい急激に伸びてくると、毎日見ている親でさえもさすがに時々「アレッ?」と気づきます。  現在の娘は、私が同じ年(同じ月齢)だった頃の身長とまったく同じです。私は当時普通の背丈だったのですが、娘はカナダ人の中に混ざると小さい方です。  カナダの子は親がアジア人でもけっこう身長が高く、やはり食生活の影響なのでしょうか? 日本人、香港人、皆、日本の日本人やホンコンの香港人よりも体格がいいように思います。  娘は今は小さいですが、最低でも私くらいの身長にはなりそうです。  私の身長は162センチで、カナダだと標準サイズとプチ(低身長)の境目になります。パンツの丈は、標準サイズだと長すぎ、プチサイズだと微妙に短いというちょっと不便な身長です。  娘の脚はすでに私よりも長い位なので、身長が伸び悩んだとしても、とりあえずパンツ丈はなんとか標準が着れるほどに育つのではないでしょうか。  子どもは食べて、寝て、運動すればグングンと育つのでしょうが、娘はこの夏あまり健康的に過ごせませんでした。目の怪我から始まり、絶対安静なのでお腹も空かず食べられない状態で夏休みが始まり、夏休みの終わりには歯列矯正で顎が痛くて食べられず…、それでも伸びる時期には伸びるものなのですね。驚きました。  また、この夏、娘は親離れが進み、私なぞ買い物のスポンサー役さえもさせてもらえませんでした。  とにかく一人で(あるいは友だちと)出かけてしまい、口ごたえはする、いう事は聞かないで親を嘆かせました。公園の遊具で逆さまになって笑っていたのがついこの間のことなのに、確実に成長しています。親にとっては悪い意味での成長ですけれども。  と、このように背丈もグングン伸び、生意気盛りになってきた娘ですが、ここ数日どうしたわけか、私たちのベッドにもぐりこんできます。花火大会のフィナーレみたいなものなのでしょうか?  この時期が過ぎたら、突然、「パパ、臭い。ママ、暑苦しい。」と寄り付かなくなるのかもしれません。     

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