★効率的なテスト前の過去問利用法生徒の理解度、進捗状態を把握できるように、各問題集ごとに「学習記録表」をつけています。その結果を見て、次の学習ステップを決めていきます。 そしてテスト前は2~3年分の過去問を取り入れて、同じような手法でテスト対策を進めます。 問題ごとにできた問題、できなかった問題の振り分けをしていきます。 問題番号の横に 1.できた問題…○ 2.できなかった問題…× をつけます。 できなかった問題は次回、再度解かせますので、2回目の結果を 3.2度目にはできた問題…×○ 4.2度目も間違えた問題…×× のように記入します。 これを3度やってもらうと、できなかった問題を1題1題つぶすことができます。 試験前には、過去問にこのやり方を使うと、直前の問題の絞込みに特に役に立ちます。 そして点数予測をこの結果を元に行ないます。 配点が分かればそれに応じて点数を計算します。 もし配点が分からなければ、 できた問題数 ÷ 問題数 で大雑把でも、点数を出します。 こうすることで、 1.目標点に達することができるか 2.理解度の低い問題をあぶりだす →類題を練習し、克服する 3.3年分をこなせばほぼ正確に予想点を正確に出せる 理想は3年分をこなすことです。 もし3年分をこなして、間違い直しをパーフェクトに終え、できない問題をつぶしておけば80点を下ることはありません。 特にこのやり方だと本当に正確に点数を予測できるので、生徒にとってもどこまでやれば何点が取れるか分かりやすいので、勉強の励みになります。 前回の中間テストで3学期の学年末テストに比べて 数学で30点~50点、点数をアップ した生徒は、ほぼ過去問を2年分はこなし、しっかりとできない問題をつぶした生徒です。 これから文章問題や関数、図形に入ってくるとこう簡単には点数は上がってくれなくなりますが、こと計算に関して言えば、勉強量に比例して点数アップをはかれます。 数学が苦手な方は、まず 計算をしっかり押さえる ことから始めて、苦手な数学を克服していきましょう。 |