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2004.09.21
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東南アジア縦断一人旅  その22  中国





南寧に着いたのは、夜中だった。

駅を出て、すぐ目の前にあるデッカイ宿にチェックイン。

ホテルっぽいのに、鍵は壊れてるわ、アリンコは列を作ってるわでなかなからしい宿だ。

辺りの雰囲気も、大都会とは違って危険なニオイがぷんぷんする。

とりあえず、風呂に入り、洗面台で洗濯する。

この旅行で1番困ったのが、洗濯物だ。

たいがい干す場所が無くて、部屋に干す事になる。

湿気が多い地方では、なっかなか乾きませんこれが。

結局、まだ湿った、重い衣類を、バックパックに突っ込んで出発!ってのが多かったりする。

皆さんは是非、ランドリーサービスや洗濯屋へ。



んで、コバラが空いて外へ出た。

あまり、夜中にウロウロする外国人はいないのか、みんなジロジロ見てくる。

しばらく歩いていると、散髪屋があり、「マッサージ」の文字が。

以前タイで行った、タイマッサージが頭をよぎった。旅の疲れがブッ飛ぶんです。

ただ、


これがヤッテモウタとは、その時気付くわけもない!


中国のピンク系の店は、散髪屋だった!

昼間は散髪でサッパリ、夜はにゃんにゃんでサッパリ、ときた。

もちろん何も知らん僕は、店に入り、

「マッサージプリーズ!」

店員は女ばかりで、笑顔で接客。奥のピンクい部屋へときた。

ジェスチャーで肩をもんでみると、

「なんや、そっちか」みたいな顔をされる。

値段が全然違うのだ。

僕も男なので、そっちも興味ないことはない。むしろアル。

でも、一人で異国のそっちの世界に乗り込んでいくほど勇気おません。

実際安く、1時間500円ぐらい。

ただ、僕の横に座って、片手で適当にやりやがる。

「延長だ延長!」ってなって、

(この客、満足するまで帰りやがらんぞ)と思わすのに、

3時間かかった。

結局、宿に戻ったのは、朝の5時。

次の日は、睡眠不足で、国境の町『ピンシャン』へバスで向かった。

北京でゆっくりし過ぎた僕には、時間がなかった。

旅行中、日本の友達とタイのバンコクで待ち合わせをしたからである。



中国、最後の町『ピンシャン』に着いたのは、またまた夜中だった。









つづく





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最終更新日  2004.09.21 23:57:56
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