軍事大国としての中国
尖閣諸島での漁船の違法操業、
相手がロシアなら銃撃されているだろう。
日本も、舐められているものだが
この問題の背後にあるのは
日本近海で活発になっている、
中国海軍の動きと連動していることに
注目する必要がある。
今年の春、中国のヘリコプターが
海上自衛隊の護衛艦に、
嫌味なほどに異常接近した事件を忘れてはなるまい。
すべては、符合し、連動している。
経済力と同時に、
中国の軍事費もまた、増えつづけるなか、
中国という国が
アジアにおける軍事大国としての
側面を現し始めていることに
近隣諸国は、注意を怠ってはならないだろう。
このまま行くと、中国自身が
独裁的なき軍事大国として、
その欲望をむき出しにした場合、
どの国がその暴走を止められるだろうか?
中国以外のアジアの国々が
連携することも、検討する時代に
入りつつあるのかもしれない。