奇 　知 　外 　記

ベーリング海峡プロジェクトと平和理想……

『ベーリング海峡プロジェクトと平和理想世界王国』　より

　　　　　2006年４月13日/(株）光言社 発行
　　　　　著　者　　文鮮明

========================================================================================================


　　　　まえがき

　今日、私たちは摂理の春を迎えています。特に、今年天一国六年は、天地人真の父母様の御家庭が本殿聖地に入宮される年であり、第二次四年路程の二年目の年として希望と飛躍の年です。
　天地人真の父母様は、昨年九月十二日に「天宙平和連合』創設大会を開催され、その後、世界百二十カ国を巡回しながら神様のメッセージを宣布されました。それが「天宙平和連合」創設宣言文です。この宣言文は、天地人真の父母様のみ言（ことば）の総括論であり、これまで天地人真の父母様が千回以上訓読されたものです。
　宣言文の中で天地人真の父母様は、「天宙平和連合」の創設を宣布されるとともに、人類平和のためのプロジェクトとして、ベーリング海峡に橋を架け、海底トンネルを通す"ワールド・キング・ブリッジ-トンネル"プロジェクトを宣布されました。
　このベーリング海峡プロジェクトの実現は、歴史的に分かれていた東と西、南と北を連結し、人類が世界中を自由に往来できる国際ハイウェイを連結して世界を一日生活圏にするでしょう。そして、ベーリング海峡を中心とするアラスカとシベリアの開発へと連結し、人類の生存を脅かす資源問題、環境問題、食糧問題を解決し、この地上に神様のみ胸である「平和理想世界王国」を実現するにおいて決定的な役割を果たすでしょう。
　このプロジェクトを成功させるためには、世界中の国々が国境を越えて協力し、自国の科学技術と経済力を世界のために提供しなければなりません。それは、正に失われた兄弟圏を取り戻すことであり、父母である神様を中心として人類が一つの家族になることを意味しています。
　これは膨大なプロジェクトですが、「神様のみ旨のある所には、必ず道がある』という宣言文のみ言のように、私たちこそ、このプロジェクトに対して絶対信仰をもって取り組んでいかなければなりません。
　本書は、「天宙平和連合」創設宣言文を骨子として編纂され、宣言文をより深く理解するとともに、なぜベーリング海峡プロジェクトが必要なのかを理解するために出版されたものです。本書を通じて、天地人真の父母様の神様解放と人類解放への真情の明確なビジョンを知ることができるでしょう。
　「神様王権即位式」以降、時代は完全に変わりました。そして天地開闢の荒天時代を始まるとともに、神様の全体、全般、全権、全能の時代となり、四大聖人をはじめとする絶対善霊が再降臨協助する時代となったのです。したがって、神様のみ旨は間違いなく成就されるでしょう。
　今は、その最後の峠を越えるときであると同時に、天地人真の父母様と父子の心情因縁をより強く結ぶことができる最高の時でもあります。「ベーリング海峡プロジェクト」を成功させ、「平和理想世界王国」を創建してまいりましょう。

　　　　　　　　　　二千六年三月二十九日

=======================================================================================================

　　　　目　　次

第一章　神様のモデル平和理想家庭と平和理想世界王国

　　第一節　宇宙の中心は父子の関係
　　第二節　血統の重要性と人間堕落の結果
　　第三節　かみさまの心情と事情
　　第四節　真の父母による祝福結婚
　　第五節　神様のモデル平和理想家庭と平和理想世界王国

第二章　神様王権即位式

　　第一節　「神様王権即位式」とは
　　第二節　「神様王権即位式」のための基台
　　第三節　「神様王権即位式」の恩恵
　　第四節　「神様王権即位式」と後天時代
　　第五節　「神様王権即位式」と祝福中心家庭

第三章　国境線撤廃と世界平準化による平和世界王国実現

　　第一節　交叉結婚と国境線撤廃
　　第二節　国連更新と「天宙平和連合」の創設
　　第三節　人類平和のためのプロジェクト――
　　　　　　　　ベーリング海峡プロジェクトと国際ハイウェイ

　　第三節　人類平和のためのプロジェクト
　　　　　　　　　　　　　ベーリング海峡プロジェクトと国際八イウェイ

　　　　（一）世界平準化実現の三大課題
　　　　　　　
　　　　（二）　三大課題克服の解決方策　－　アラスカ・シベリア開発

　　　　（三）人類平和のためのプロジェクト　―
　　　　　　　　　　　　　ベーリング海峡プロジェクトと国際ハイウェイ

※　以下の文章は「第三章」の「第三節」からのものです。