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2019.06.24
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​​​​​​​​​​​​​​​​​真の父母経 -

​第10篇 - 第3章 - 第2節 サンバウロ宣言とジャルジン(Jardim)宣言​



第二節 サンバウロ宣言とジャルジン(Jardim)宣言

サンパウロ宣言

真の父母様は、一九九五年三月三十一日、第三十六回「真の父母の日」を迎え、ブラジ ルのサンパウロにおいて、「世界基督教統一神霊協会」を創立した一九五四年以降の四十年を締めくくり、新たな四十年路程を出発するという意味の「サンパウ ロ宣言」を宣布された。これを基盤とした「ジャルジン宣言」が、八度にわたって発表された。

「サンパウロ宣言文」
真の父母様は、過去四十年間、個人から天宙まで、また僕の僕から神様まで段階を上げ ながら、犠牲と真の愛によって蕩減復帰路程を勝利してこられた。第三十六回「真の父母の日」を期して、全世界の統一教会員たちが真の父母様のこの勝利の基 台を相続し、私たちの責任分担期間となる第二次四十年路程を出発することを宣布する「サンパウロ宣言」を発表された。
み旨の道には「自分」というものがあってはならず、ゼロ、すなわち無の境地に入って いかなければならない。驕慢や個人主義は禁物である。真の父母様の伝統的な生活は、神様のみ旨を成就してさしあげるという一念で、地を愛し、万物を愛し、 人を愛し、神様を愛してきた、すなわち真の愛を投入してきた生活である。このような真の父母様の生活伝統を相続しなければならない。それゆえ、私たちはみ な、地と万物と人と神様を愛しながら、氏族(的)メシヤの使命を完遂する真の愛の実践伝統を継承しなければならないのである。
第二次四十年路程の出発は、第三十六回「真の父母の日」である一九九五年三月三十一 日であり、(これは)二世中心の、また祝福家庭ごとに成就すべき、私たちの責任分担期間である。真の父母様が縦的、横的に勝利された基台を相続する私たち の責任分担は、天宙復帰までではなく、氏族メシヤの使命を完遂した家庭が心を合わせて一体となり、国家を復帰するところまでである。したがって、四十年期 間がすべて必要なのではなく、各自の信仰と責任分担をどのように果たすかによって、四年や七年で成就することもできるのである。
このような時点において、真の父母様が南米で理想村と理想的な国のモデルを造る活動 を始められた摂理的意義は非常に大きい。南米摂理は、神様が立てられたアベル圏の勝利と祝福をカイン圏にまで移し、広げる摂理である。アベルの位置にある 北米のプロテスタント圏の基盤を南米のカトリック圏に移し、一つにする摂理である。その次に、その一つになったアベル圏の勝利をユダヤ教圏に連結して一つ にし、さらに、一つになった広いアベル圏の勝利をイスラーム圏に連結させて大きくし、その大きく広がったアベル圏の勝利と祝福を他の宗教圏にまで連結させ るのが、未来の摂理の方向である。北米をはじめとする世界の統一教会は、精誠を尽くして南米を支援しなければならない。真の父母様の勝利圏を私たちが相続 するように、私たちは、私たちのカイン圏が神様の祝福を受けるように、範囲を広げながら精誠を尽くさなければならないのである。

1 サンパウロ宣言とともに、南米前線に大移動するのです。ですから、「アメリカを離れると発表しなさい」と話しました。父母様はアメリカを離れ、南米に移動 するというのです。ですから、すべての制度と機関を縮小するのです。アメリカに投入していたすべての経済力と人材を南米に投入します。今や、理想的な国を つくらなければなりません。理想的な家、理想的な村、理想的な都市、理想的な国家をつくらなければならないというのです。

ジャルジン第一宣言——絶対信仰、絶対愛、絶対服従​

真の父母様は、一九九五年四月三日に発表した「新しい希望農場宣言」がジャルジン第一宣言であると語られた。この宣言には、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を基に、真の父母様の生活に倣い、理想的社会、理想的国家のモデルを立てる方案が含まれている。

「ジャルジン第一宣言」
今日の世界は、性道徳の紊乱(びんらん)と家庭破壊、そして、個人主羲の澎湃(ほうはい)により、深刻な人間危機に直面している。また、一つしかな い地球の環境汚染と公害は、人類の存在自体を脅かしている。全人類は、いつどんな時よりも、他の人と共に協力し合い、愛し合う実践運動を必要としている。 また、万物と自然を愛し、大切にすべき環境保護運動が切実に求められている。特にこの運動は、宗教者たちが率先して取り組まなければならない。真の父母様 は早くから、「人間のために創造された自然万物を愛さなければ、人間を愛しているとは言えず、神様の実子として造られた人間を愛さなければ、神様を愛して いるとは言えない」と教えてこられた。
神様を愛する人が、その神様によって子女として造られた人間を愛するのは、当然のことである。さらには、神様が人類のために造ってくださった自然を 愛することなく、どうして人類と神様を愛していると言えるだろうか。理想的な社会や国は、すべての人が国境と皮膚の色を超越し、互いに協力して調和を形成 し、幸福に生きていく社会である。この社会は、人々が唯一なる神様の息子、娘であることを自覚し、真の父母を中心として皆が兄弟となった大家族社会であ る。そこは、血統と所有権と心情を復帰した祝福家庭が、真の父母の言語、真の父母の文化のもと、自由と平和と統一の世界を実現する所である。
人々は、神様の心情文化の中で共生、共栄、共義の生活をするようになる。それゆえ、この世界は、腐敗や不正、そして、戦争や罪悪と無関係であり、人 類は地球環境に対する公害の要因を取り除き、万物に対しては真の主人として愛し、保護しながら暮らすようになっている。その世界において、生活のための活 動と作業は、他のために生き、愛する心情に基づいた喜びの奉仕であり、実践である。したがって、構成員の生活水準は平準化される。教育は、すべての文明の 利器を活用して受けるが、知識教育、体育教育、技術教育はもちろんのこと、祝福家庭を土台とした心情教育と規範教育を優先することにより、天道に従う善民 を育てる教育となる。このような理想の実践は、真の父母の思想、すなわち、「ために生きる」真の愛の理念でなければ不可能である。
アダムの堕落によって信仰を失い、復帰の道を運命的に行かなければならない人類は、絶対信仰、絶対愛、絶対服従が必要である。神様が宗教を立てて摂 理されるのも、この目的のためである。ノアのような勝利的人物の絶対信仰が貴いのも、このことゆえである。真の父母様は、地上だけでなく、霊界における壮 絶な霊的闘いにまで勝利してこられながら、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の実体になられたのであり、その勝利基盤を今や私たちに相続させてくださるのである。私たちは、実践によって真の父母様のこのような伝統に倣い、また地と万物と人と神様を愛してきた真の父母様の生活に倣って、そのごとく生きてこそ、理 想的な国のモデルをつくることができるのである。
新しい希望農場は、正にその実践のための訓練場である。投入し、また投入しながら、地と水と自然を愛し、万国の人々が一ヵ所に交わって兄弟となり、 神の国を創建する実践道場である。ここで成果を収め、万民に示してあげることにより、人類が皮膚の色と文化と国家を超越して、どのように愛の共同体を築く のかを教育するであろう。また、自然万物を愛して大切にする模範を示すとともに、すべての地球環境をこのような思想によって、国際管理しなければならない ことを悟らせるであろう。人類が戦争と飢饉と犯罪をなくし、平和に生きていける手本をここで見せるであろう。世界百六十ヵ国の宣教国から人的・物的支援を 行い、祈りによって声援を送るであろう。世界の青年たちがここで訓練を受け、実践経験を得て自国に帰り、その国を理想的な国につくり上げることの先頭に立 つであろう。まず各大陸別に支援を行い、また、四十ヵ国からは第一次として五人ずつ派遣するが、一九九五年五月一日からそれぞれ二人ずつ先に送り、この歴史的な運動に同参させるであろう。

2 第二次四十年路程を、ジャルジン農場で宣言しました。ジャルジンはこれを宣言した所なので、今まで四十年間に経てきたすべてのことを再編成して、新しい時代に越えていくために、歴史的材料を残さなければならないのです。
お父様を主体として、このジャルジン農場を中心として活動し、この南米で新たに伝統をつくろうとするすべてのことの先頭に立った人々は、スペイン系でもなく、アングロ・サクソン系でもなく、ゲルマン系でもない、東洋人たちです。東洋人たちが来て、このことをするのです。
統一教会は、今まで歴史上、東洋にもなく、西洋にもなかった団体です。
この統一教会は、個人を革命し、家庭、氏族、民族、国家、世界を革命しようとする団体です。堕落した世界とは違う、新しい世界を形成、創造しなければなりません。
創造をするときには今まであったものを創造するのではありません。ないので、再び創造しなければならないというのです。再び創造する材料は、新しいものではありません。今まであったものをつくり直して、再創造しなければならないのです。

3 ジャルジン宣言は、第二次四十年路程で守るべき絶対信仰、絶対愛、絶対服従について発表したものです。エデンの復帰です。エデンに帰ってきたというので す。エデンに帰って、神様の絶対信仰、絶対愛、絶対服従の相対平衡基準に立たなければなりません。そのためには、私たち自身もすべての万物を中心として、 絶対信仰、絶対愛、絶対服従をする自らにならなければなりません。神様に似ることができるように、与えなければなりません。受けたので、完全に、絶対的に 与えなければなりません。絶対的に犠牲になり、与えることができてこそ、この運動が広がるのです。愛は授受作用を続けます。それで、ジャルジンで「絶対信 仰、絶対愛、絶対服従」の宣布をしたのです。それにより、堕落していない万物全体、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の上に造られたこの世界をすべて管理するこ とができ、同一圏において接触することができるのです。
統一教会の祝福は今、十二の峠を越えました。三億六千万双まで十二の峠を越え、地上に着陸する時になりました。三億六千万双まですべて行ったので、 サタンの血統を根絶できるようになったのです。それにより、神様が願う理想的な真の家庭、神様と共に暮らせる栄光の真の家庭を築いて、生きることのできる 時代に入ったのです。
ジャルジンでは何をするのでしょうか。祝福を受けた家庭が、縦的には上がってきましたが、横的基準に立つことができていないので、今からは横的基準 で神様と共に生きていける家庭を築かなければなりません。そのために、世界平和のための理想家庭教育センターを造り、今まで祝福を受けた家庭を新たに教育 するのです。神様の絶対的栄光の家庭に同参できる内容を、再び訓練しなければならないのです。それがジャルジンの家庭訓練です。

4 絶対信仰、絶対愛、絶対服従という概念は、神様から生じたのです。神様御自身が、絶対信仰をもって創造しました。また、神様が、他の体としてではなく、一 つの体のように思う一体理想をもって創造したのです。神様御自身が完全に服従したのです。この理想的実体に対して、完全に投入しました。投入して忘れ、永 遠に投入して忘れてしまったのです。完全服従の概念の上に立っていた主体者が、神様だったというのです。
皆さんは、「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」と言えば「ジャルジン宣言だ」と言いますが、それは父母様を中心として、皆さん自身が絶対に信じなさいと いうことではなく、そのような主体に、皆さん自身がならなければならないということです。皆さん自身が、絶対信仰の実体、絶対愛の実体、絶対服従の実体に ならなければなりません。そうしてこそ、神様の対象になるのです。それが公式です。神様がそうなので、その相対になる人も、自然にそうならなければなりま せん。

5 ジャルジン第一宣言は、絶対信仰、絶対愛、絶対服従です。神様が天地を創造するとき、この三つの概念の上で創造したのです。
統一教会員たちは、お父様の進むところに対して、どのような疑いももってはいけません。批評をしてもいけません。絶対愛の道です。どのように出発をしても、結果的に答えは一つです。永遠に一つです。昼と夜が過ぎ、季節が過ぎ、生命が尽きても、永遠に神様の答えは同じだというのです。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2019.06.24 22:00:05
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