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2019.08.16
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カテゴリ:UCI、サンク
​​​前記事「疑問符だらけの「成約聖徒が文鮮明師と一つになるための60の論題」」の続き。
論題34)家庭連合には正統なアベル・カインの思想がない
家庭連合には、カイン・アベルの勝利的モデルがない。家庭連合の幹部は、カイン・アベルを兄弟関係では なく、僕であるカインは主人であるアベルに無条件で絶対服従する道具としている。これはカイン・アベル の原理を、非原理的な奴隷文化強要のために利用している事に他ならない。文亨進様は既に日本の勝利宣言、 解放宣言を行った。韓鶴子女史と韓国本部幹部はいつまで日本の信徒を韓国人幹部の奴隷としたら気が済む のか。神と再臨主文鮮明師が如何ばかり血涙を流しているであろうか。 ​
「家庭連合には正当なアベル・カインの勝利的モデルがない」?

果たして? まずは一勝日でのお父様の以下の一文(​リンク​)を読んでから判断していただきたい。


 本然のカイン・アベル観

 ​今、我々統一家を中心としてみるときに、統一家のアベルが誰かというと、先生の息子なのです。……では、統一教会と先生の家庭とを見るときには誰がアベルですか? それは先生の息子、直系の子女が統一教会の祝福を受けた家庭の前にアベルの位置にいるのです。……それと同じく、統一教会員であれば、祝福家庭であるなしに拘らず、父母様を中心にした直系の子女の前には従わなければならないというのです。
 それはなぜかと言うと、カイン・アベル問題をここで清算しなくてはならないからです。そのため、先生は監獄に入る前に、この孝進君に一つの仕事を命じました。……

 神、アダム・エバ、カインは三代です。三代を中心にして四位基台が繰り広げられるのです。三段階、これを展開させると四位基台になります。三段階には祖父、父、子女がいます。……
​真の父母様を中心とした位置で長子圏が生まれるのであって、​父母様がいなくては、長子圏が設定できません。​​今まではアベル圏であったものを延期させてカイン圏を復帰し、メシヤを迎えることのできる歴史的所望の道を歩んできたのです。



 しかし、今、再臨理想を成した父母様が現れることによって蕩減復帰を成したために、今度は天の側の父母様の息子・娘たちが、長子・次子復帰基準を備えなければならないというのです。

 
地上天国実現出発の基準​​​

 ところが、この世界がアダムの息子として生まれた外的世界であるために、これを横的にどのように連結するかが問題になります。先生の家庭の息子たちをカイン圏として、兄さんとして見るならば、この世で未だ復帰されていない人たちはアベル圏として見るのです。アベル圏は唯順応だけすれば良いのです。
 過去のように蕩減復帰という名詞があるのでなく、……蕩減復帰が必要ない時代に入って行くということなのです。
……
 ​​地上天国についてどんなに語ったとしても、長子圏と次子圏が、神を中心に勝利した父母の基準と、その血統的因縁を通して関係を結ばずしては、地上天国顕現が原理観的立場からみて不可能だというのです。それをしっかりと知らなくてはならないのです。​​
 それならば、このようなことをいつ決定するのでしょうか? 今日、統一教会の歴史において、このような決定をいつなしたかということが重要なことです。これを決定せずしては、サタンを根本的に追い払うことができないというのです。それで、先生はこの御旨を進めるため、入監以前に孝進君を立てて、二世たちを一つにする運動を展開させたのです。先生の長男としての立場で責任を持たせたのです。従って、祝福を受けた家庭は一つになって付いて行かなくてはなりません。
……
 あくまでも、父母様を中心にして一つになった基準の長子圏、次子圏が横的に設定されない限り、天国実現の出発が不可能です。これを確実に知らなければなりません。
​​​​
【関連記事】

一勝日(1985年8月16日)に語られた真の父母様のみ言

このみ言は『祝福(1985年 冬季号 第四十七号)』に「一勝日におけるみ言葉」として掲載されたものです。
ほか:




2008年3月17日、孝進様が聖和された。
その1ヶ月も立たずにあった出来事は、4月6日の第49回「真の父母の日」(ハワイ・キング・ガーデン)におけるお母様を中心としてH3とKのカインアベルの儀式であった。私の過去記事でも書いてきたものであり、
この地でお母様が生んだ孝進様(天の長子カイン)を霊界に送ることで興進様(天の次子アベル)と一つとなって霊界が統一されるので、この地上でもお母様を中心にH3とKも一つになることを願われた。

ところで、2008年7月19日は真の父母様等を載せたヘリコプター事故があった日だ。その後の「8月1日、天正宮博物館訓読会でのみ言」を語られていた(ファミリー2008.10月号)。
手元にある方は是非全体を読まれることでより深い内容を理解されるものと思われるが、ここでは関連する一文の引用に留める。
​ その日(3月17日)​は、孝進君が責任を持って霊界に行った日です。世の中を旅立つとき、二時間前に……。分かれた霊界と肉界を埋め合わせ、統一圏の大道を築くために行ったのです。世の中で言えば、長子である息子は父母様の誇りであり、父母様の栄光であり、父母様の結実とならなければなりません。(孝進様は)サタン世界の渦中で、その波に引きずり回され、世の中をすべて回りながら、最後には、真の父母しかいないということを知ったとき、父母の前に長子として責任を果たすことができないわたしが何をするのかと、申し訳なく思ったというのです。天上世界の新しい朝となったその世界、天と地が分かれ、父母と子女が分かれ、万有の存在の細胞と細胞がすべて分かれうる、その場を受け継いでいくならば、息子の召命的責任を果たしてから行くということで、命をささげたのです。統一家の最後の壁を片付けて越えていくことによつて、孝進に対して、嫉妬心、ねたみ、怨讐の概念を持つことができない場が始まるのです。
 その場に上ったので、一つになることができなかった自分の兄弟たちを一つにするために、父母の前に孝の道を行くようにさせ、神様と真の父母を分けた壁を一つにして、天上世界に安息日ではなく安侍日を迎えることができる秘訣として双合十勝数を抱き、自分が代わりに孝子の道を行き、果たせなかったすべてのことを、自分が死んで体と霊のすべてをささげてこれを所願成就させようとしたのが、孝進お兄さんが行った道です。それを知って、二時間以内にそのような決心を成し遂げることができるように天は措置してくださり、神様が、また真の父母様が助けて、過去の誤ったこと……。​​

4月6日のH3とKのカインアベルについての背景が、ヘリコプター事故後のここでも語られていた。
同じく2008年12月の式でもまたお母様を中心にしてカインアベルはH3とKであった。


このようにお父様のみ言から見ても、お母様を中心としてH3とKは宿命的なカインアベルの蕩減を背負っている。サンクのいうところの仲良しクラブのH4とKのアベルカインの関係は、父母様は認めておられない。

もちろんのことだが、家庭連合にはカイン・アベルの勝利的モデルは健在していた。孝進様家庭と興進様家庭がそれであった。1985年8月16日の一勝日での父母様の祈祷が起点となっていることは言うまでもないことだ。

お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その4)(以下)。
​文鮮明先生御言選集 19850816 - 一勝日におけるみ言葉 4​​

一切の蕩減を清算し、希望の出発の時

 このように、私一人だけでも、ゴリアテに挑むダビデのように、アメリカを相手に闘いながら現在に至っているのです。もう十三カ月になりました。十三の数はアメリカで最も悪い数でしょう? 十三カ月間に何をしたのか。闘ったのです。十三カ月間で闘いを終らせなくてはならないのです。日数で言えば、約四百日近い期間にそのための闘いをしてきたのです。また、監獄でのこの闘いを通して、監獄からでも、天上までの道をつなぐ仕事をしたのです。これによって、地上地獄から天上地獄へのハイウェイを作るのです。先生が今ハイウェイプロジェクトをするのは全部意味があるのです。それで、今つなごうとしているのです。

 以上のように、先生として、あるいは父母様として立てることのできる条件を、今度の監獄の場ですべて成しました。お前たちに話をしたように、今すべて動いているのです。なぜならば、私でしかできない仕事であるからです。こういう日が訪れてくるのです。私がみんな成して、苦労の四十年は終りました。新しい四十年に向かって行くその日からは、我々の世界にならなくてはならないのです。

 ​一九九〇年になれば、私の年が七十歳になります。二〇〇〇年が八十歳になる年です。これはモーセの路程です。二〇〇〇年までに準備作業をすべて成しておくのです。そしてお前たちの時代には、天国が建設できるようにしてあげなくてはなりません。だから、どれだけ忙しいかというのです。それには世界的蕩減条件が要求されるのです。このような蕩減条件を立てるのに、韓国でできるでしょうか。世界を象徴するアメリカ圏に入ってこそ、世界的蕩減条件を立てることができるのです。このような蕩減条件を前にして、お前たちは後代の前にひっかからないようにしなければなりません。​

 ​そのために私は監獄に行ったのです。イエス様は十字架で亡くなられましたが、十字架上は監獄に相当します。先生が監獄に入るということは、十字架上で死んだことになります。そして、死んで復活するまでの間も、イエス様同様すべてを失ってしまったのです。イエス様は父母を失い、兄弟を失い、氏族、民族、国家、世界、及び教会までも皆失ってしまったのです。しかし、それをお父様が蕩減復帰して、皆取り戻したのです。子女を探さなくてはならないのです。全部取り戻さなくてはならなかったのです。多くの教会が先生と一つになったのです。それによって、統一教会に対して批判的であった人たちが考え方を変え、「我々が間違っていた」と悔い改めるようになったのです。​

 それで、蕩減圏を中心にして見るならば、本然の創造理想圏としてのカイン・アベル圏の伝統的基盤を打ち立てて、この恨み多い復帰摂理の最後を飾ったということは驚くべきことなのです。これをもってキリスト教文化圏を中心にして、支払うべきものはすべて清算したために、恨み多き四十年の歳月に、父母様が別れを告げることができるのです。

 思えば、僕の僕の道から始まって、養子の道、庶子の道、息子の道、そしてエバの復帰をしなくてはなりませんでした。エバの復帰、即ち、お母さん復帰の道を皆通過し、更にお父さん復帰の道を通過してから、今度は子女たちが家庭的に歩むことのできる道を開拓して来たのです。

 このように、すべての蕩減の解怨を成し終え、希望の新しい出発をすることのできる、一九四五年から四十年を越えた一九八五年八月十六日、四十一年目の初日の朝を迎えました。韓国と別れ、日本と別れてから、アメリカにいるお父さんの所に戻ってきた息子を中心にして祈祷するというこの時が、歴史的時間であるということを知らなくてはならないのです。

 三人の息子が一つに

 私は孝進に尋ねるが、これからはお父さんの代わりに、この統一家のいかなる食口にも負けないように、中心的長子の責任を果たして行かなければなりません。その誇りある位置に立って、サタン世界を神に戻すための勝利の旗を掲げることを父母様の前に誓うだろうね。

 これからお前たち三人は、興進の分まで仕事を引き受けなくてはなりません。弟である興進の代りとなって働きなさい。興進のためにするのです。それで、興進が願っているのはお前たちが一つになることです。今、お前たちが一つになれば、三人が一つになることになります。三人のうち、姉さんは女性だから他家の人と思ったら間違いです。この基盤を一緒に作らないならば、姉さんもなにもありません。三人が共に倒れるのです。

 お前たちも責任を果たさない場合は、大変な事が起きるというのです。お前たち二人がしっかりと一つになれば、弟とぴったり一つになれば、兄さんもお前の話を聞かなくてはならないのです。二人が一つになってしたことであれば、正しい時はその話に従って行かなくてはなりません。また、兄さんがどんなに一人であっても、その話が正しい時はお前たちは反対してはいけないです。これを間違える日には、我々の家庭が亡びるのです。間違いが災いとなって襲って来る時、我々は億千万の人たちを道連れに地獄へと落ちて行くのです。

 そういう事にならないよう、お前たち二人はいつでも、お母さん、お父さんに仕えるようにしなさい。兄さんを神のような立場に立てて仕えるならば、神様も真の父母を愛するように皆さんを愛してくれます。全員がこうしなければならないのです。

 お前たち三人だけでもそのようにするならば、その次には姉さんたちや、その義兄たちも自然に一つになるに違いありません。

 ​それで、きょうは祝福された譽進、孝進、興進の三家庭を連結させるのです。家庭は息子が代表者となりますから、アジュマ(註・ここでは兄の妻をさしている)たちは下の兄弟たちの前に、代表者の妻としての教育をしなければなりません。姉さんもですよ。そのような行ないを通して我々の家庭を立てて行くのです。三人の息子だけが一つになれば、弟たちや妹の夫たちも皆付いて行きます。三人の息子はそのような重大な責任を持っているのです。​

 皆さんの守るべきことは、皆さんだけでなく、後々の後孫たちも守らなくてはなりません。真なる家庭のあり方を伝えるのです。我々の家庭に残された息子・娘は全部で十二人です。やがて祝福された十二組の家庭ができれば二十四人で、十二支派を責任持たなくてはならないのです。お前たちが十二支派の責任者とならなくてはならないのです。いずれ、世界的支派を編成しなくてはならないのですが、お前たちが内的に一つになることで外的支派が編成されるのです。

 お前たちの家庭は、もうこれからは喧嘩してはいけないというのです。今までは知らないで争ったけれども、喧嘩したらいけないんだよ。そのために伝統が必要なのです。十二歳以前は喧嘩しても構いません。また二十歳になる前は、間違ったことをしても許してもらえることができます。

 父母様の身代わりとなって

 さあ、そのような原則の下に、ここで我々の十二家庭が完全に一つになった時、祝福家庭たちを分けて、イスラエル支派編成をするのです。誰の支派、誰の支派とこれから先、この名前が皆出て来るのです。各支派は国家と世界の勝利の版図がなくしては、名前を付けることができないのです。私は無意味に名前を付けないのです。

 ですから、そのことを知って内的に固く固く結ばれなければならないのであり、統一教会全体の祝福家庭を固く固く結ばなければならないのです。もうそのようになれば、父母様を背負い、父母様のしていた仕事を代わりに担って行く皆さんとなって、「どうぞ父母様は休んでください」と言えるようにならなければなりません。

 このように、すべてのことがはかどるならば、神は世界中の祝福を集めて、お前たちの前に持って来てくださるようになるのです。それが可能な理由に、今までの外的世界が次第に崩れて行くからです。世界が統一教会の伝統と、統一教会の勢力と、統一教会のその調和に対しては注目するようになります。だから一つにならなければなりません。もし、全体が一つになれないで、自分の家庭や息子・娘のことばかりを中心とするような行為をしたならば、せっかく積み上げた物が全部崩壊してしまうというのです。それは大変なことになるというのです。

 王宮の史実を見てみると、多くの宮中秘話が隠されているのを知ります。宮中には宮女たちや後宮たちがいて、全部皆それぞれ別の紐につながって、こそこそと密談に明け暮れした結果、破綻が起きたのです。しかし、そのようなことが我々にはあり得ないのです。一つの絆に固く結ばれて、「これは秘密にしなければならない」と言えば、絶対に口外すべきではありません。お前たちは十二歳になったならば、自分の首が落ちても秘密を守らなくてはならない。絶対外部に漏らしてはいけないというのです。これは統一教会の信者たちにも忠告すべきことです。先生が、このことは秘密にしなくてはならないと注意したにもかかわらず、守ることができないことによって、複雑な問題を起しています。

 三代の一体化

 お前たち、万一全体に被害になるような問題があるとすれば、必ず報告をするのです。父母様の前に、「こういうことはどうすればいいでしょうか?」と相談をしなければなりません。「いけない。保留です。」と言えば、保留になりますよ。自由に行動してはならないのです。三代が一つにならなくてはならないのです。三代が一つになるのに、孫を中心にして決定するというのではありません。祖父からお父さん、孫までを経て決定が下されるというのです。

 それは何かというと、神様がおじいさんの位置で、アダム・エバを中心にして孫を見ることにより、縦的歴史が展開するのです。平面世界が展開するのです。お前たちもそうです。今、ここで息子・娘を持つことができなければ、地上に平面基盤がないため、彼(か)の国へ行って孤独な生活をするのです。

 家庭天国から種族を引っ掛けなければ、天国種族圏にも同席することができないため、支派の中に入ることができず、保留になるというのです。それで、仕方なく彼の国で新しい手続きをするのですよ。母方の系統を通してでも食い込んでいかなければならないのです。そんなくやしいことがどこにあるのか。それでイスラエルの歴史では、後継者がいない場合、どんな妾を迎えようが、どんなことをしてでも、後継者を立てて行かなければなりませんでした。そうした後継者を絶やさないためのすべての努力は、ある一時を迎えるための準備に他ならなかったのです。

 しかし、たとえそうであっても、複雑にからみ合った過去の諸問題を、先生の時代に至って全部整備してしまわなければなりません。きれいさっぱりと清算してから、正しい伝統を立てなければならないのです。それが皆終ったのです。

 人の前に出るときも三人が一つになるのです。分かるでしょう? お前たち三人が一つにさえなってくれれば、お父さんはどこに行っても安心なのです。お前たちが一つになっている限り、お父さんはどんなにサタン世界を歩き回ったとしても安全であると見るのです。神の姿になった気持で歩けるのです。神様が守ってくださるのです。神様が保護し給うので、父母様に対して、誰か手をつけようとしたらどうしますか。万一、そのような行動があれば、それが事故となって現れたり、惨事が繰り返し起きたりするのです。

 天国の王法

 何事も天が指導しておられます。だから、お前たちは神様に侍る生活をするのです。全体の生活は私は公開しなかったけれども、神様がいつも見ておられるので、礼法に沿った生活をしなくてはなりません。

 そうであるために、お父さんは刑務所で暮らさなくてはならない時、服を脱ぐことができなかったのです。人々は暑いからと言って体を丸出しにするが、私は肌を見せることができなかったのです。してはならない掟が多いのです。守るべき法度が多いのです。サタン世界の者がお前たちを見て、“なんと美しい女だろう。なんとかして一度抱いてみたい”という考えを持ったならば、その者は天の前に不貞罪を犯したことになるのです。だから成に出て行くなというのです。それで、王宮では周りを囲って住むのです。

 不貞は思いだけでも、神様は絶対に許されないのです。私はこの世のことを理解するけれども、神様は絶対それを許さないのです。

 霊界では、地上で独身生活をしていた男女の霊人たちが先生を待っています。彼らの数は数え切れないほどおり、数千年も先生が現れるのを待ち続けています。そういう彼らの前に立つためにも、私は法に適(かな)った行動で生活をしています。そうであるために、統一教会の誰も先生を誘引することができないのです。勝手な道を行くことができないというのです。お母様もそうであるというのです。知らない方が一番気楽です。知らない人を打ってはいけません。知らない場合は許されるからです。知らないのが一番です。

 私が知っているすべてのものを知ったならば、出る所にも出られなくなります。「今出掛けなさい」と言っても、出られないはずです。手続きが実に多いのです。手続きを知っていたとしても、不注意に越えることはできません。たくさんの制約があるため、私の行く道は自分の意思通りに行ける道ではありません。完全に式通りになっているのです。先生はそういう式を知っていますが、他の人々は知りません。

 そのように、神様の法度が、これから立てるべき法度が、この世を正しめて、険悪なこの世をきれいに整理するのに、天の法はどんぶり勘定でできているのでないということをお前たち知らなくてはなりません。分かりますか? (「はい。」)

 では、これから未来に向かって守るべき法は何でしょうか。お前たちが通過しなくてはならない、残された法は天国の王法です。お前たちに天国の王法は、未だ教えてあげられなかったのですが、この教えを受けたならば、いい加減な生活をすることはできなくなるのです。

 だから、今までのお父さんの生活がどれほど粘り強かったかということです。本当に強靭なお父さんです。監獄での生活をしながらも、その原則を守り通しました。それも、私一人で守りました。自分一人しかいないものとして考えました。監獄に数百人の人がいても一人でいると考えるのです。まるで、エデンの園のアダムのようです。


お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その5)から(以下)。
​​​​​​ 文鮮明先生御言選集 19850816 - 一勝日におけるみ言葉 5​

父母様の悲しみと涙

 しかし、私には生活方途が定められています。そのような生活をしながら、四十年の間に、監獄に六回も出入りしました。監獄での生活期間は、延べ五年以上になります。天下に悪口を言われたとしても、歴史以来私以上に悪口を言われた人はいません。粟の俵を持って来ても数えることのできないほどに悪口を言われたのです。血のような汗をどれだけ流したかというのです。今のお前たちは父母の膝元で育って、七歳、八歳、十歳、二十代を迎えました。皆さんが今まで育つ間に見た父母は、過去にあったお父さん、お母さんでないのです。その背後には、言うに言えない多くの事情が秘められています。それらの事情をお前たちが知ったならば、悲痛に耐えられないでしょう。それをお前たちに言わないで、早く霊界に行こうとしているのです。

 お前たちが知れば、復讐心が起こるのです。しかし、復讐心が起きるといけません。“我々のお父さんをこのように苦労させ、苦しめたその何某の血族たちに復讐しなくてはならない!”と、復讐心が出るようになると、お前たちの家庭が、統一家の直系の子女が皆壊れる位置に入って行かなくてはならないのです。分かりますか?

 そうであるために、口をつむったままお父さんは行こうとしているのです。それで私は記録をせず、自叙伝を書こうとしないのです。それは悪いことではありません。それを記録するようになれば、その記録を知らないで、今後、彼らの息子・娘たちが統一教会に入って来た時、どれほどの支障を受けることになるか。目をにらんだりして、「あの時、お前の父親はこういうことに反対したんだろう。お前たちはその息子・娘であり、後孫ではないか。お前の家族全員が皆こういうことをしたのだ」と言われたなら、どれほど悲惨な話でしょうか。サタンが侵入することのできる条件を私をして立てないために、秘密に抱いて生きて行こうと私は考えています。それをお母さんは知らなくてはならないんだよ。後について来る人たちのために、お前たちのためにそうするのです。それは偉大な愛です。

 これからも、お前たちに必要なものは話してあげるつもりです。その背後にどれだけ涙を流したか、涙の染み付いたどれほど悲痛な事実があったかということをです。

 寒い風が吹いてくれば、その風に向かってどれだけ悲しい心を訴えたことでしょうか。風に聞いてみると、痛哭に耐えない多くの歴史的事情がここにあるというのです。波打つ水の流れには、父母様のこみ入った事情が本当に多く刻まれています。寂しい時は、川辺の泥水を掴んで独りでつぶやいたものです。千遍万遍そうしたというのです。飛んで行く鳥たちを見ながらもそうしたというのです。夜空に輝く星を眺めて、とめどもない涙を幾らでも流したというのです。

 私の悲しみと涙は、この世の、愛する自分の愛人を失った、その人の事情に比較できるものではなく、我が子を失った親の憤りの胸の痛み以上の涙を流したのです。それが即ち、歴史の中にあった悲しみであり、涙であったのです。そうであるために、この宇宙を支配するサタンがその涙の前には屈服せざるを得ないというのです。

 こういうことはきょう初めて話すことです。履物を履(は)き、顔を上げたまま、この家庭に出入りすることができないほどの事情が父母様の前にあるということを、皆さんは知らなくてはなりません。

 真の父母の道

 ​その父母に対して、たとえ一言でも不従順をして痛い胸に針を刺すことは、自分が千遍死んだとしてもなしえないという、そのような血族であることを誓うお前たちにならなくてはなりません。​

 ああ、譽進、分かるだろうね。涙を流したことのある私であるから、お前たちが涙を流す姿を見ると、私は耐え難いのです。私の涙が思い出されるのだよ。お母様にもあるのですが、譽進にもそのような傾向があるんだね。それは私の一生が涙で綴られていたからです。勿論、譽進は自分が悲しいから泣いているのでしょうが、御旨のために涙を流しながら生んだ最初の娘であるために、涙が多いというのです。しかし、その涙はお父さんの流した涙を受け継いだとしても、お父さんは自己のためには涙を流さなかったということを知らなくてはならないのです。涙を見ると、世界と天と地のために、祖国光復と世界光復のために流した涙を連想するのです。そういうことを考える時、いつでもお母さんに、「涙を流したので良くしてあげなさい」と私は話しているのです。

 この家庭には、このようなお前たちの知らない伝統が残されているのです。お父さんには親友もいませんでした。数多い統一教会の男女がついてきたけれども、彼らの前に、私の胸を開いて話すことのできる同志がいませんでした。真の父母の道というのは寂しい道です。世界にどれほどの人がいたとしても、神様と自分以外には相関することのできない道なのです。

 この複雑多端な復帰の道をさかのぼって行く過程で、どれほど耐え難く、悔しい事実が多かったことでしょう。しかし、その内情を誰にも訴えることのできないような歩みをなしてきたということを、お前たちは知らなくてはなりません。そのような中から、家門の伝統を立てなくてはならない立場にいるために、この世の人はうれしければ、「うれしい!」と歓声を上げ、あるいは、「幸せです」と言ったとしても、お前たちはそう言ってはなりません。

 天と地の直系の子女たちは、神様の恨みと人類の恨みを、我々の指を通して、我々が行く歩みの道を通して、解決しなければならない使命を負っていることを知らなければなりません。皆さんは死にたくても勝手に死ねないというのです。それを知って、これからお前たち十二人の息子・娘が完全に一つになってください。

 ここで孝進が位置を定め、譽進が位置を定めたならば、あとの子たちは後から皆付いて行くのです。だから、下の兄弟たちがお前たちによって福を受けるのだね。これから先はもう、父母様のお前たちの自慢だけしかやることがないようにしなければならないのです。これからの父母様の仕事と言えば、十二人の息子・娘をおいて、自慢することです。この支派についても自慢し、あの支派についても自慢をするのです。お前たち、婿になる人であったとしても、婿ではありません。共に継体(けいたい)を受け継ぐために入って来たものなのです。一人一人が一支派長にならなくてはならないのです。​万一私が死んだとしても、昔の人々のように財産の奪い合いをしたり、互いに嫉妬をするようなことをしてはいけないというのです。​

 祖国創建に向かって

 それを今からは、新しい伝統として立て直さなくてはならないのです。そして一つにならなくてはなりません。お前たちが一つにならずしては、統一家の後孫が一つにならないというのです。先にお前たちが一つにならなくてはならないのです。

 手本とならなくてはならないのです。鏡はどの鏡もありのまま写します。千個万個の鏡があったとしても、千個万個の鏡が正しければ、千個万個が正しい像で現れるのです。本来神様は、そのような鏡と同じ本性を人間に作ってくれました。その本性は実に純粋なものです。いい加減に作ったものではありません。あらゆるものを皆正しい明鏡(めいきょう)のように写すことのできるものです。個々の物から宇宙に至るまで、霊界にいる霊人たちもそうであり、地上にいる人間の胸なども全部皆照らすようになっているのに、残念ながら、今はそれがてきる環境になっていません。二重的生活をしながらでは、それは難しいのです。ですから、そのことを知って一つにならなければなりません。​お前たちが一つになれば、祝福家庭も一つになります。​

 今回、皆一つになりましたか? (「はい。」)一つになることはやさしくないでしょう。一つになった後に、またばらばらに分かれて、いろいろな事をするのですよ。

 さあ、きょう話した事をお前たち明確に知らなくてはなりません。父母様は今までの歴史過程でカイン・アベルを中心にした長子復帰の基準を立てるため、世界蕩減路程を歩んで来ました。今ここに、その目的を成就し、すべてを準備された中で、真の父母様の家庭を中心にして、長子、次子権限を世界的基準において連結させることのできるこの祝福の言葉を、父母様がどれほど期待したでしょうか? また、人類がどれほど期待したでしょうか? 祝福の言葉によって、きょうからの三年間を中心にして祖国創建に向かって歩み始めることができます。これがうまくいかないと、国全体が一つにならないのです。世界が一つになることができません。

 ここから今出発することによって、祖国創建の瑞光(ずいこう)が輝き始めるというのです。これからは、その新しい時の訪れを尋ねて、人々が来るのです。周囲を見まわしながら聞きに来るのです。外部の様子が、お父様の言った通りの環境になって行くと言って、皆聞きに来るのです。

 よって、きょうからの三年間を中心にして祖国創建に向かって歩み始めることができます。これがうまくいかないと、国全体が一つにならないのです。世界が一つになることができません。

 ここから今出発することによって、祖国創建の瑞光が輝き始めるというのです。これからは、その新しい時が熟してくるのです。外的に皆熟してきているのです。

 ​お前たちだけが、長子、次子を中心とする闘争観念をなくして完全に一つになる日には、お前たちを通して、統一家を中心にした地上天国の理念が実現されていくのです。​

 これを作っておいて、家庭教会の出発をしなければならないのです。家庭教会は、これを作ってからでないと出発できません。家庭教会は天国の基地であり、天国の定着地であるということは教えてあげましたが、この式が終わらなければそれができないのです。それできょう、お前たちの基台を作ることを確実に知らなければなりません。

(み言葉が一段落して、聖水が準備されている様子。)

 神の国の民族編成

 こうすることによって、先生から今、直系の十二子女たちを中心にした基盤を作ることができるのです。分かりますか? この水がそのような意味を持っているのです。人間の体の大部分は水でできていますが、それはサタン世界の水であり、天の水が補充されていないものです。

 今、お前たちの行く道は一つしかありません。お前たちは祝福家庭ですが、既成家庭は祝福家庭の息子・娘を立てなければならないのです。カナン復帰に二世を立てたように、祝福家庭のお前たちが直接行くのでなく、息子・娘を立てて、付いて行かなくてはならないのです。二世が先に入って行かなくてはならないのです。その二世を誰が先に迎えるかというと、先生の子供たちがカイン的な立場でお前たちの息子・娘を迎えてから入って行くのです。今がそういう時なのです。それで、統一教会の祝福家庭は全員この伝授の式に参加しなくてはなりません。それを全部公文で知らせなさい。公文を出さなくてはならないのです。

 先生が出所する二十日の日は、世界中が同じ時間を記念するようにしなさい。時間は国によって違うが、十九日の最後の時が終わり、零時を一分だけ過ぎれば、先生が出て来ます。だから、その時間を中心にして、全世界の統一教会の祝福を受けた信者たちは、記念の式に参加しなければなりません。祝福を受けていない人は参加してはいけません。また、祝福を受けた家庭であっても、その間、犯罪をなしたとか、良心の呵責のある人はいけないのです。本来は、祝福家庭には争いがあり得ないのです。家庭が不仲であるとか、夫婦喧嘩したとかいう人もいけないのです。御旨の前に完全に一つとなることのできる、このような覚悟をした人以外はだめです。そうしなければ連結できません。天の支派をつくるための部族編成なのです。この道を通過せずしては、皆さんの国籍が生じません。国籍に加入する道がないのです。きょうの時を迎え、今こそサタンが手をつけることのできない、天の国の部族民族編成が成るのです。一二〇国家以上の、六千双を中心にして、全祝福家庭による世界統一家の支派編成、民族編成の段階に入って行くのです。

 それ故に、キリスト教だけが一つになれば、民族、国家、世界へと一気に連結することのできる基盤ができたために、アメリカにおいて先生の出所を初めに迎えるのは牧師たちなのです。出てくるその日に牧師たちに会うことによって、このようなカインが生きることのできる道を作らなくてはならないために、その準備として、統一教会の祝福家庭たちのこの仕事をしておかなければならないのです。彼らの心は統一教会と先生に付いて行こうとする時は、心が平安であり、既成教会の話に耳を傾ける時は心が安らかでないというのです。ああ、自分の行く道はどういう道なのかを心が知るというんだね。方向性が確定されるというのです。

 そのような準備が今皆終わっています。これが言葉だけでなく、現実に、カイン・アベルを中心に蕩減基盤が形成されたために、きょうこのような式をしているという事実を知らなくてはならないのです。

さあ、ではここに来て立ちなさい。祈祷することにしましょう。そのために祈祷しなければならないのです。(孝進様、顕進様、國進様を中心に、子女様方が立ち上がって一列に並び、一つになって手をつなぐ。また、御父母様も手をつながれる。)​

 祈祷

 愛するお父様、あなたの創造の聖業が、あなたの本心が願っておられた所望として、実体を通して永遠なる愛の理想を立てようとなされた、その所願の心であることを、いま一度回想するものであります。

 お父様は、御自身の希望とする喜びを、アダムとエバによって成就するその日を期待されましたが、あるべきその日がなくなって、所望の日は漆黒のごとき暗黒に転じてしまいました。思わぬ不祥事によって、神が願う愛の中心を、この地上に探すことができなくなり、代わって、サタンが愛の中心となって、人類の先祖になることにより、死亡の血統を連結させる地獄行きの群れを作ってしまった。この怨痛にして無念なる事実を私どもは知っております。

 これを正すために、お父様におかれましては、再創造の歴史の過程を経て、万物世界を犠牲にし、天使世界を犠牲にし、更にあなたが選ばれた養子圏を犠牲にし、多くの女性を犠牲にして、エバ圏を通過し、多くの男性たちの先知者に血を流させて歴史を引き継いで来られました。

 その礎に立って、今日イスラエルの国を中心としたユダヤ教と、キリスト教と、統一教会を連結させることのできる歴史的世界版図圏を描くに至ったのであります。文化圏が異なる宗教圏を立て、文化の背景を収拾して来られたこれまでのあなたの御苦労は、歴史を経た、一つの伝統的なあなたの摂理を継いできたキリスト教を中心にして、収拾しなくてはならない歴史的使命があり、第二次世界大戦直後を中心にして、宗教世界版図圏と統一版図圏と共に、人類全体が一つの統一圏を成し、天と地を連結させることのできる統一の理想を出発を見なくてはならなかったのです。

 再臨役事を達成する基台として、この地上にキリスト教と自由世界の協助を見ることができなかったために、悲惨な脱落の道に落ちて、地獄行きの列車と共に落ちるような立場に立たされました。四十年という血のにじむ闘争の期間は、真の父母の名をもった息子・娘を中心とする再臨の歴史の時でありました。数多くの歴史的事情が紆余曲折する中で、血で償いながら、どんなにか痛恨と悲憤に耐えたことでありましょう。あなたは愛の心で抱かれていたがために、いかなる悲しみと苦しみにあっても、汚れたぼろ着を覆いながら、被(かぶ)せてはまたこれを被せて、人に見せまいとしてきたのです。このようなことをしているうちに、統一教会は言うに言われぬ非難を浴びる悽惨(凄惨)な教会となりました。

 正当な本体を現すことのできない、そのような環境的な羞恥を覆ってくださるために、あなたの言葉なき苦労がいかなるものであったかを私は知っております。私が背負ったこの世のあらゆるぼろ着を脱がせるために、あなたは血のにじむような闘争の歴史を展開して、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界へと勝利の版図を拡大されました。二十世紀の後半に入り、一九八五年八月十五日を期して、四十の峠を越えながら、今もって監獄から解放されない事情を残したまま迎えたきょう十六日は、新しく訪れた四十一年を越える出発の日であり、新しきこの二十年代を中心とする決定的な闘争の行路を経て、この世界を整理しなければならない新たなる使命が私たちの前に残されていることを知っております。

 今までのお父様の歩みが、長子を復帰するためのアダムとしての蕩減の歩みであったことを私たちは知っています。しかし、統一教会の教徒たちは、個人に始まる家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙に至るまでの蕩減を果たし得ないため、父母様御自身が、個人的アベルの立場から、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙的アベルの立場まで上がって行かなくてはなりませんでした。数多くの反対する教会と、反対する民族の前に折れることなく、最後まで彼らを抱き続けてまいりました。たとえ死の境地に行ったとしても、彼らを救うまでは手放すことができないと身もだえするアベルの訴えの前に、サタンも己を恥じて、天の前から退かざるを得なくなりました。

​ 今や、キリスト教は統一教会の運動に連結するようになりましたが、連結に関わる多くの事情を振り返ります時、統一教会においては、劉協会長が逝き、喜進君が逝き、興進君が逝きました。三代のこの息子・娘を犠牲にした血の祭壇でありましたが、この孝進君を立てて、お父様の歴史的使命に連結できたことを感謝申し上げます。この時代性を迎えることができたのも、獄中期間に協助してくださったあなたの経綸の賜物であることを深く悟って止みません。​

 キリスト教会が闘いの場に立つことによって、もはやサタンは我々の家庭に攻め入ることができなくなったのであり、孝進君が父母様と一つになることのできる恩賜圏の上に立つことができましたことを真実感謝申し上げます。

 ​この息子を通して、お父様、第二世たちを連結することのできる一次修練会及び二次修練会は、国家的次元、否、世界的次元の若者をCARP大会に連結せしめるという驚くべき勝利をもたらしました。この勝利を持ち帰って、来たる新しい四十年を越えて、新しく出発することのできる初日の朝、勝利の基盤の上に、父母様の血と肉と共に、子女十二支派の血と肉を連結させ、十二子女の血と肉と共に、十二部族たちと世界万民を連結させて、後世に誇ることのできる儀式を執り行えますことをお父様、感謝申し上げます。​

 お父様よ! (「お父様!」微かに聞こえていた周囲のすすり泣きが次第に大きくなる。)神様を中心にして、真の父母様を中心にして、(祈りのお声がはっきり涙声となって聞こえる。子女様たち御一同の泣き声も更に高まって行く。)天の直系の血統の因縁を備えることができるこの時を中心として、(大きく泣きじゃくられる。)この驚くべき事実。

 お父様! (我を忘れて泣かれる。泣き声の渦が巻く。)この日が来るのをどれほど、お父様、待たれたことでしょう! (涙声が叫ぶような高く上擦(うわず)る声に急変する。)この日が来るのをどれほど、歴史上の先知先烈たちと、イエス様に仕えた弟子たちが待望したでありましょうか。(お声が言葉にならず、苦しそう。)

 この息子が千遍万遍死に瀕したとしても、この日を迎えずしては、死ぬことのできない天命があるため、再び起きては闘い続けてまいりました。(言葉にならない祈りの声)

 お父様! 死なずしてこの日まで生きて、闘うことのできる気力を残してくださったことを、お父様! ありがとうございます。(鳴咽(おえつ)され、息が苦しそうに震える。)

 お父様! 今、興進君が!(思わず肩を震わせて)背負った十字架がまだ残されていますので、聖進君と一つとなって、お父様の! 怨讐たちの群れを屈服させようとする時、代表者としてこれを責任をもって消化しなくてはならない責任があります。お父様! このすべてにおけるお父様の御旨の中で(高く、小刻みに震える声で必死に祈られる。)善きことを始められたのはあなたでございました。また、善きことを継承させたのもあなたであり、天の仕事の基盤を作られたのもあなたであり、善きことを勝利の場に立てられたあなたでありますので、このすべてのことをあなたがまた責任持たれて、これからの収拾すべき道を分別してくださることをお願い申し上げます。(こらえようとされながらもこらえられず、泣きながら祈られる。)

​ 統一家においては、絶対に争いがあってはならないために、あなたがこの防碑を建ててくださって、この日の記念の意義を深めてください。私どもは、聖水式を通して万民を結束させることを盟誓し、不変なる血族としてみ前に備えますので、これらの群れをあなたの民として、天国を築いて行くための出発をいたしますので、受けてくださいますことをお願い申し上げます。​

 きょう、この日を立てることによって、私は今二十日のこの出獄において、天の前に面目を立てることができますので、この日をみ前に捧げますから受けてください。そして、霊界にいる数多くの人たちと、地に通じるすべての教界を指導している霊人たちを結束され、地上世界に発表して、一つの方向が決定づけられるきょうこの時間となれるよう、許諾してくださいますことを懇切に望み願い申し上げます。(祈りの声がやや静かになっていく。周囲のすすり泣く声が大きく感じられる。)

​​ 今、孝進君と顕階君と國進君に、十二家庭を代表した三家庭の息子としての責任を負うことを命じることにより、孝進君には兄弟を一つにするための重要な責任を果たすことを命じました。残る九人の兄弟たちをも一つにして、統一家の伝統的家庭を正しく立て、その因縁を祝福された教会の後世たちにそっくり渡し、拡張することのできる恥じなき長子とならしめてくださり、系代を受け継ぐことができるよう祝福してください。​​

 今このような出発をしたので、世界万民の行くべき方向の太陽が、家庭的、氏族的民族圏を連結させ、登れるようになりましたので、方向を備えて、あわせて、興進君がイエス様と共に一二〇カ国の王権と、すべての忠臣、烈女、孝子たちを結束させ、霊界と地上を直結させる時を迎えましたので、この群れたちとひとときも早く結束することができますよう、祝福してくださいますことを懇切に望み、お願い申し上げます。

 統一家の解怨成就の一つの日を記念しながら、この日の新しき出発のこの記念をあなたが喜んでお受けくださいますことを感謝しながら、真の父母の名をもって祝願申し上げます。アーメン、アーメン、アーメン。(「アーメン、アーメン、アーメン」)

 さあ、きょう父母様が話したことをよろしく頼んだよ。さあ、孝進、万歳をしよう。父母様と、我々の家族に対する万歳をしよう! (「はい。」孝進様が万歳三唱の指揮をとられる。)

 「真の父母様と、真の父母の家庭の勝利万歳を三唱します!

 真の父母様! 万歳! 万歳! 万歳!」(万歳!万歳!万歳!」大きな拍手が鳴り響く。)​​​​​​​

祝福家庭、特には6000双以上の家庭は1985年8月16日の「聖水式」に参加していた。
モーセが荒野で盤石を打たせてその水を飲ませられた。モーセのような盤石による「出発のための摂理」がこの時ではなかったか?! 
その後もモーセ路程ではその盤石の水を飲んだことが条件となっていたことを考えれば、
私たちももう一度この時にかえることができるのではなかろうか!!

櫻井氏のビデオでもお父様の最後の祈祷文から支派編成のことを挙げられていた。
天の父母様の夢、真の父母様の願いにもう一度帰っていく時ではなかろうか。



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

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Last updated  2019.08.16 14:33:23
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