|
カテゴリ:UCI、サンク
統一原理を思想的に体系化された故・李相憲先生が1978年7月に有識者の方々を対象に「統一思想」の講義されたものが連載されていました。『ファミリー』1979.10月号からは「統一思想・新しい価値観の樹立」と題してのもので、以下はそのごく一部です。
これまで多くの哲学者や思想家が宇宙の起源について論じてきました。だけでなく、それらが「人生観」や「世界観」にも投影されてきたことの例を挙げておられました。そして、 とにかく宇宙の現象を観察して、そこから人間の価値観を発見するということは、正しい方法であるといえます。マルクスは目的を先に立てて、すべての自然現象の法則を、その目的に合うように合理化しましたが、やはり自然の法則がこうであるから、人間もこうであるといっています。自然の法則を先に立てて、それから人間がその法則道理にやらなければならない、という結論を出しているのです。古代ギリシア時代の哲学者がそうであり、東洋の哲学者もそうであり、現代ではマルクス主義もそうです。要するに人生観、価値観は、世界観と密接な関係があるのです。『原理講論・創造原理』冒頭からも 人間は長い歴史の期間にわたって、人生と宇宙に関する根本問題を解決するために苦悶してきた。けれども、今日に至るまで、この問題に対して納得のいく解答を我々に与えてくれた人はまだ一人もいない。それは本来、人間や宇宙がいかに創造されたかという究極の原理を知らなかったからである。さらに、我々にはもっと根本的な先決問題が残っている。それは、結果的な存在に関することではなく、原因的な存在に関する問題である。ゆえに、人生と宇宙に関する問題は、結局それを創造し給うた神が、いかなるお方かということを知らない限り解くことができないのである。創造原理はこのような根本的な問題を、広範囲にわたって扱っている。「人生と宇宙に関する問題は、結局それを創造し給うた神が、いかなるお方かということを知らない限り解くことができないのである。」とも書かれています。 「因果応報」という言葉もありますが、蒔いた種に応じて刈り入れもその実がなるというものです。コメを蒔いてはムギは収穫されないということです。 さて、これまでもシムソン氏(亨進氏)の「夜昼の神様論」について書いてきました。彼曰く、神様本体は「夜の神様(男性格)」であり、その愛の対象として「昼の神様(女性)」を創造されたということらしいです。 皆さん、考えてみてください。 このような「夜昼の神様論」からどのような人生観、価値観、世界観が生まれてくるでしょうか? たぶん、男性中心の社会で女性の自由など許されない社会が生まれてくるでしょう。もちろん、結婚も男性が引っかけては気に食わなくなれば「ポイ」といった具合でしょう。それだけでなく、子供であっても母親まで取り換えられる社会形成がされていくのではないでしょうか?! サンクチュアリ教会にはすでにその先例があります。「鉄の杖」なるものも男性のあれを象徴したものです。下手をすれば女性はそれで撃たれても何も文句は言えないのではないかと思います。 サンクチュアリ教会の女性の皆様、そのように考えたことはありませんか? 今日は「4月1日」です。 一休さんのような機知(トンチ)ではありません。 奇知=人とは異なる知恵 世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.01 12:39:02
コメント(0) | コメントを書く
[UCI、サンク] カテゴリの最新記事
|