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奇   知   外   記

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2020.05.23
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カテゴリ:UCI、サンク
​​​​​​​​これまで「「ウソ!!『JooJangYong TV』 」これだけは覚えておきましょう!!」ほかで「JooJangYong TV」のウソを訴えてきましたが、嘘も百回言えば真実になるは本当」でしょうか?

2020/05/21付の新着「JooJangYong TV」もまたウソを語っています。


「JooJangYong TV」の主張は、一貫して韓鶴子総裁は「独生女」ではなく、再臨主は文鮮明総裁ただ一人だということです。
それは本当ですか?

世界基督教統一神霊協会(統一教会)はキリスト教の教義・歴史を相続しています。原理講論からは、マラキ書に預言されたエリヤの再臨がありました。選民イスラエルが待望していたのはメシヤ・救世主でありましたが、それを前には「主に道を整え」るためにエリヤが先に「天から雲に乗って来る」と信じられていました。しかしながら、そのエリヤの知らせもない中にイエス様が「神様の独り子」を名乗って出てきたから混乱が生じました。実は、洗礼ヨハネが再臨のエリヤであるとイエス様が語られては、弟子たちはそれを信じました。

イエス様の再臨の約束も聖書からでした。さらには、黙示録からは「小羊の婚宴」の預言までありました。であれば、再臨のイエス様は来られて何をされるでしょうか?
結婚式です。

それまではキリスト教信徒は聖霊の役事を受けながら、イエス様の「新婦格」の信仰を持ってこんにちまで来ました。神父さんといえども「新婦」ということです。
聖書からはエリヤは雲に乗って昇天したとあり、イエス様も逆には「天の雲に乗って」来られる(マタイ伝24/30)と信じてきました。ところが、再臨主は肉身を持ってこの地上に誕生されるという天からの啓示を受けた霊的教団が現れました。統一教会はその歴史的流れの中に創設されたものでした。
統一原理では「再臨論」を説いています。再臨主はお一人ではなく、我々を原罪のない善の子女として生み変えてくださる「善の父母」として来られると明確な記載があります(​こちら​)。

となれば、
「JooJangYong TV」の主張する再臨主はお一人は、果たして、正しいのでしょうか?
「JooJangYong TV」は、韓総裁は「独生女」でもなく、しかも(統一)原理​を破壊しているなどのウソを語っています。

イエス様「独生子(独り子)」は2000年の歴史を経た今もキリスト教信徒たちは信じています。ところが、「独生女(独り娘)」の概念を見れば、これまでのキリスト教には存在しませんでした。言葉「独生女」が最初に語り始められたのは、1959年10月に文鮮明総裁でした。イエス様が十字架に架かられることなく結婚していたならば、神様は「独生女」も準備されていたでしょう、と。
その翌年1960年(陰暦)3月16日、文総裁・韓総裁の聖婚式が成されました。黙示録の「小羊の婚宴」とでもいうものでした。それ以降は、文総裁夫妻を「真の父母様」として信奉してきたのが統一教会信徒でした。

クリスチャンの方々も考えてみてください。キリスト教はどこに向かって進んできたか、ということです。間違いなく、再臨のキリストと出会うためでした。そして、その再臨主は「小羊の婚宴」されるということです。また、それを信じるものは「わたし(神)の子となる」ことを約束されていました。
ヨハネの黙示録/ 21章
​​​​
1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。
2 また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た
3 また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、

4 人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。
5 すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。
6 そして、わたしに仰せられた、「事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。
7 勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。
​8 しかし、おくびょうな者、信じない者、忌むべき者、人殺し、姦淫を行う者、まじないをする者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者には、火と硫黄の燃えている池が、彼らの受くべき報いである。これが第二の死である」。​​​​​
文総裁は、2000年前にイエス様がご自身を「独生子(独り子)」と言われたのに対して、その花嫁を「独生女(独り娘)」との名称を「造語」として発表されたものです。

イエス様はニコデモに、​「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない​と言われました。人間は例外なく男性も女性も母親の胎を通して生まれて来ます。となれば、イエス様のその「新生論」からは、私たちを生み変えてくださる「母親」がいなければ不可能であるということです。
五旬節のとき天から聖霊が降臨しては、霊的な「母親」としてキリスト教徒を生み変える役事をなしてきましたが、ローマ書8/23からは「それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、​心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。​」と、心だけでなく体もいつかそうなることを願ってきました。しかしながら、この地上で先ずは解かれなければならないという聖句があります。
わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。』(マタイ16/19)
結論が見えてきました。聖書からも絶対的に私たちを生み変えてくださる「母親」がこの地上に現れない限り、私たち人類は「神様の息子・娘」となることは出来ないということです。したがって聖書が求めてきたもの、統一原理からも来られる再臨主はお一人でなく「善なる父母」として来られる、は疑う余地がありません。

来られる再臨主は「小羊の婚宴」をなされる、となれば絶対的にその花嫁「独生女」が必要です。「独生子」×「独生女」=「小羊の婚宴」です。どちらか一つが欠けても「再臨主」とはなり得ないというのが「黙示録」の預言です。
黙示録22章では、その預言に関しても釘を指していました。
18 この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。
19 また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。
20 これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。
21 主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように。
この預言は必ず成就するということでした。また、それを信じない者には「第二の死」があるということです。

「JooJangYong TV」のウソの話に戻ります。
​クリスチャンの方であれば、周囲のうわさに翻弄されることなく、​​韓鶴子総裁の自叙伝「人類の涙をぬぐう平和の母」​​​(ソフトカバー版 06/02発行)を是非手に取って読まれてください。


人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 / 韓鶴子 【本】

「JooJangYong TV」の主張するところの韓鶴子総裁が「独生女」でないとすれば、これまで統一信徒が信じてきた文鮮明総裁お一人では「独生子」「再臨主」となることは出来ません。​「独生子」×「独生女」=「小羊の婚宴」​であってどちらも欠けることは出来ないというのが原理講論です。その原理講論を破壊しているのは韓総裁ではありません。「JooJangYong TV」が自らの「原理講論の破壊」を証明していました。

https://youtu.be/HSeMJfYSHpM?t=208


上記に続く韓総裁の映像もPeaceTVで確認することができます(天地人真の父母様主管 神韓国家庭連合 日本宣教師会特別集会 真の父母様のみ言 (2019.8.10) こちらから)。ここでも「JooJangYong TV」は韓総裁のみ言の順番を故意に入れ替えて(改ざんして)​いました。「私(韓総裁)は独生女、宇宙の母」だから文総裁を差し置いて何でもできるということを印象付けようとした意図があります。

原理講論は半世紀以上も前に書かれたものであり、これまでも「新生論」が「重生論」へと原理用語が変更されたこともありますし、冒頭「総序」末尾にも完成本ではないことが明記されていました。
韓総裁が間違っていることを語られていたわけではありませんでした。しかも、2008年7月19日の文総裁夫妻ほかのヘリコプター事故後の8月1日の早朝訓読会で文総裁は「原理講論の主人は真のお母様(韓総裁)」とも語っておられましたその主人である韓総裁がその「原理講論を完成する」ということに何ら問題はないはずです。

「JooJangYong TV」の情報自体を見てもこれまでに言い古されてきたものばかり、根拠のあるものはありません。文総裁が生まれた時から無原罪にしても、これまでのイエス様の因習的概念(先入観)からのものであって、文総裁のみ言からも16歳のときに、という話を何度もされておられました。一方、お母様無原罪誕生については、三代続きの「ひとり娘」の家系、第三アダムは無原罪のエバを探して結婚される、というみ言も語られていたものでした。このことについては「真の父母様宣布文サイト」でも紹介されていましたし、私の過去記事でも何度も書いていたものでした。「JooJangYong TV」はそれを隠蔽してウソを語っています。

「ウソも百回言えば真実になる」は、私たち祝福家庭としての位置を離れなければ消え去っていくものです。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

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Last updated  2020.05.24 06:29:11
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