6235022 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

奇   知   外   記

奇  知  外  記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Recent Posts

Free Space

にほんブログ村ランキング参加中
↓ 応援クリックお願いします ↓

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Comments

Calendar

Category

Archives

2021.11.16
XML
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​「指導者会議における説教の抜粋」

1984年2月10日
ベルベディアで


 蕩減復帰の道

 今年、あなた方は先生に対して不平を言うべきではありません。なぜなら、興進様が生前に御父母様に孝行できなかったことを申し訳なく思っており、統一教会の人たちが不平を言わず、自分の代わりに御父母様のために孝を尽してくれることを心の底から願っているからです。

 興進様は今いったい何をしておられるか? 先生がこういう話をしている時、今霊界では全部それを聞いているのです。

 私たち統一教会は、蕩減復帰の道を行く教会であるということを知っているでしょう。それはわかっていますか? (「はい」) 蕩減復帰と言いますが、蕩減ということを好む人がいますか? いると思いますか、いないと思いますか? どう思いますか? (「いないと思います。」)「いません」という言葉が正しいのです。それなのに、なぜやらなければならないのか? なぜ私たちは蕩減をしなければならないのか? それは堕落したためです。堕落したとしても、それはアダム・エバの時代のことであって私たちとは何の関係がありますか?

 では、なぜ蕩減するのでしょうか? それは人間の責任分担があるからです。この人間の責任分担という過程を越えなければ、人間の幸福と理想を完成することはできないのです。その責任分担、一つにはアダム・エバの未完成ということが、そこにひっかかっていると同時に、アダム・エバ家庭が未完成のままひっかかっています。そうしてアダム・エバ一族、一国家、後孫すべてが未完成圏内に留まっているのです。完成していない者は神様も主管することができません。原理で言う間接主管圏、この間接主管圏を人間が主管しなければならないのにもかかわらず、サタンが主管しているという事実を知らなければなりません。

 個人はこの完成のためにサタンと闘わなければならないし、家庭がこの完成のために、サタンと闘わなければならないのです。本来、間接主管とは人が主管しなければならないにもかかわらず、サタンが主管したため、この間接主管圏回復運動をしなければならないのです。そうしなければ人間の責任分担圏を持つことはできません。何の話かわかりますか?

 サタンに奪われた間接主管圏

 今まで宗教を立てて来た目的は、間接主管圏内にサタンが介入したそのすべてを除去させるためでした。本来人間は間接主管圏を自由に往来するようになっているにもかかわらず、サタンに占領されたので、これを再び取り戻そうとして、世界基盤を拡大してきたのが宗教なのです。すなわち間接主管圏を再び取り戻すための運動、それが今までの宗教の歴史でした。

 宗教歴史の課題は、いかに再び間接主管圏を奪い返してくるかという問題なのです。この問題について考えてみるとき、サタンを後退させなければなりません。サタンを後退させることを今日、統一教会においては蕩減復帰というのであります。では、いかにしてサタンが間接主管圏を占領するようになったのか? それは愛をもってです。何の愛でありましょうか? 自分中心の思想に基づいて、偽りの愛を中心としてサタンが占領するようになったのです。このサタンを後退させるための方法としてはどのようにしたら良いのでしょうか? 自己否定し、神様を絶対的中心として神の愛を立てていくならば、サタンを屈服させ分立させていくことができる、それ以外に方法はないのです。これが個人の基盤から家庭基盤へと拡大し、民族基盤、国家基盤、世界基盤、全人類基盤にまで拡大していく以前においては、本然の間接主管圏を取り戻すことはできません。そういう結論が出るのです。何の話かわかりますか? 

 今日、堕落した世界において、あなた方は間接主管圏という原理基準を持っていないのです。だから自分勝手にするのです。いつ成長して上ってくることができますか? 間接主管圏を持っていないあなた方が、いかにして神様が直接主管することのできる直接主管の道へ入っていくことができますか?

 では、間接主管圏は誰が持っていますか? 神様が持っていらっしゃいますか? 誰が持っていますか? そうです、サタンです。それを私たちはどのようにして取り戻してくるのか? 言葉でできますか? 「サタンよ、原理を通してみると間接主管圏はあなたに奪われてしまったので、私に返して下さい。」 このように言葉で言ってできますか? 力でもってできますか?

 蕩減復帰というのは、同じ内容を中心として、逆の路程を行くことによってなされます。では誰を中心としてですか? アダムは自分を中心として、エバも自分を中心として堕落したので、これからは神様を中心として行かなければなりません。そのような中心を持って自分を犠牲にするのです。神様の愛を中心として自分を犠牲にするしかないのです。百遍死んで生き返ったとしても、それを悔い改めて、訪ねて行かなければならないために、絶対に神様中心、絶対の犠牲をしながらでもその愛を求めて行かなければなりません。サタンもそれを知っています。神様もそれを知っています。しかし、人類は今までそのことを知らなかったのです。だから、人間はメシヤという方を通してはじめてこれを知り、サタンの秘密がわかるのです。メシヤは人間を子女のような立場において教えてあげ、その過程を通過させるために摂理されて来たのです。

 アダム・イエス・再臨主

 ところで、メシヤはどのような人でもいいというのではありません。人類の祖先たるアダム・エバが堕落したので、メシヤは人類の先祖の立場で来るのです。ですから、神様が愛することのできる第二のアダム格として現れなければなりません。つまり、メシヤは神様の側に立った第二アダムです。来て何をするかと言えば、この間接主管圏を自由にするのです。それは本来、アダムが持っていた権限なのです。

 サタンを中心とした国家的基台の中で、個人を中心としてサタンと闘い、また家庭を中心として闘い、イスラエルの国家圏を中心として闘い、イスラエルの宗教とイスラエルの国を中心として、神側の国家的基準にまで導くために四千年かかったのです。それが聖書の歴史四千年であり、メシヤを送るための歴史だったのです。それでサタン主管圏内にあって、民族主管圏、間接主管圏の権限を再び取り戻すための国家基準を形成しようとして、イエスはユダヤ教のイスラエル国を訪ねて来たのです。

 しかし、イエスが死んで霊界に行った後に出発したキリスト教をいくら熱心に信じたとしても、人間の世界は神の間接主管圏とはならないのです。だからイエスは再び地上に来なければなりません。再び来て、間接主管圏から世界的にサタンを完全に追放して、本来の堕落がなかったアダム圏間接主管圏、宇宙的代表基準を取り戻さなければならないのです。これが原理観です。

 キリスト教の霊的基盤を中心として民族的な間接主管圏を実現して、世界的版図を備えてきたのがキリスト教文化圏でした。その基盤の上に第二次大戦直後、レバレンド・ムーンが現れて、アメリカを初めとして全世界を胸に抱いて、間接主管圏を相続して、サタン世界を追い出すのです。それによって、本来人間が堕落しないで求めるべき本性的間接主管圏が、世界の領域を占めることができるのです。

 では、神様が再臨主を送るとしたらいつ送るでしょうか? この時しかないのです。この時がすなわち神様が再臨主を送ろうとする時なのです。ところで再臨主は何番目の息子だと言いましたか? (「三番目のアダムです。」) なぜ三番目のアダムなのですか? 神様を中心として真の父母の立場、つまり直接主管圏に連結させることのできる責任を果すべき当事者の立場であるから、再臨主は神様の側に立つことのできる先祖となるのです。しかし、間接主管圏を失ったために、これをサタン的主管圏から完全に取り戻して直接主管圏に連結させて、​本然の神様が立てるべき真の父母の立場​に立たねばなりません。それは本来アダムがなさなければならない責任分担でした。それをイエスがなそうとしてできなかったので、それを代わりに行うことによって第三のアダムという言葉が成立するのです。

 真の父母の時代が到来することによって、堕落世界の間接主管圏を個人的立場においても、家庭的立場においても、氏族、民族、国家、世界の立場においても占領することのできる権限を備えたので、個人の前においても真の父母になり、家庭の前においても真の父母という言葉を使うことができ、氏族、民族、国家、世界の前に、民主世界の前に、共産世界の前に言うことができるのです。

​ では、真の父母という名前を持ったならば、どのようにならなければならないか? イエスが国と教会によって十字架にかけられたので、イエスが失敗したのを蕩減しなければなりません。イエスはアダムの立場を蕩減しなければならなかったのですが、それに失敗したので、イエスの立場を蕩減するということは、つまりアダムとイエスが失敗したことを蕩減しなければならないということになります。​

 国家的迫害

 それで先生が第二次世界大戦直後に現れて、韓国を中心としてキリスト教と一つにならなければならなかったのです。当時は、韓国という国はさほど問題ではありませんでした。というのは、当時の韓国教会はアメリカの強力な影響下にあったからです。統一教会を迫害した一切の内容は、アメリカの宣教師が来ている学校から始まったということを知らなければなりません。つまり、アダムとエバのような立場にあった梨花女子大学とか延世大学によって迫害されたのです。これらはアメリカの宣教師の支配下にある学校だったのです。韓国の校長先生だけではなく、宣教師たちの煽動によって迫害されたという事実を知らなければなりません。何の話かわかりますか? それは全世界が統一教会に反対したということなのです。

 そこで、国家的な段階まで受けて来た迫害に勝利することのできる基盤を整える闘いをしなければなりませんでした。それで、一九四五年から一九六〇年まで満十四年間を闘い続けてきたのです。八月十五日になると、満十五年になります。そのようにして越えて行かなければならないのです。そうして国家的な次元へと越えて行くのです。

 イエスに反対していたユダヤ教、ユダヤ民族とローマ帝国のように、アメリカ全体が反対する中においても蕩減して行かなければなりませんでした。サタンは「あなたは間接主管圏を取り戻しに来たのか? あなたはキリスト教文化圏を信じて、キリスト教基盤を中心として韓国の独立を夢見て来たけれども、彼等が反対するのであなたには間接主管圏を取り戻していくことはできない」と言うのです。

 だから、イエスの三年の公生涯の路程をそのまま蕩減して行かなければなりません。イエスの公生涯は正確に言えば二年八カ月です。「イエスは闘って私に負けたのであるが、あなたは闘って私に勝ってみなさい」とサタンは言うのです。それで牢屋の生活が始まるのです。もっと詳しく話すには時間がないし、限りがありません。

 韓国動乱

 韓国動乱というのは、共産主義という新しい怨讐が出て来て打ったことなのです。そして「これがどうして神が立てた国なのか? あなた方が願っていたメシヤと、中心となる宗教の群れは、すべて私の手中にある」とサタンは言うのです。それで、国の半分を切って分けてしまいました。韓国が残ってきたということは、神様がおられるが故にこのように守られてきたからです。

 その時、アメリカはマッカーサーの勧告を聞くべきでした。-私は解放直後で牢屋から出てきたばかりの時でした。-アメリカがマッカーサーの忠告を受け入れていたならば、一九五一年の九月には戦争が終結するようになっていたのです。トルーマンというのは韓国語で「再び壊れてしまった」という意味になりますが、その時彼によって再び滅びたというのです。トルーマンによって韓国動乱は再び敗北に終ったのでした。マッカーサーの言うことを聞いていたならば、民主世界は芽生えたはずでした。トルーマンは自分の名誉などは問題にすべきではなかったのです。

 金日成と中共は、ソビエトと結託して韓国を狙っていました。これは民主世界、神様とサタンの問題であったからです。わかりますか? その時、国連において大騒ぎをして、そして民主世界が協力して解放することによって、南を取り戻すことができたのです。

 それで、霊的イエスが整えた世界的な基盤があり、勝利的な基盤があるために、半分残されたその地を中心として、再び四十年という、二十年という期間に、二千年の蕩減をなして、今まで八〇年度を中心として頂上にまで達してきたのです。

 それで、サタンは「レバレンド・ムーン、あなたが韓国人であるならば、韓国を相手にして勝ってみなさい。間接主管圏を得るために闘って勝ってみなさい」と言うのです。「神様は六千年間、また、イエスが来て二千年間苦労して整えたけれども、なおあなたが間接主管圏を私から奪いたければ奪ってみなさい。それを二十年間でやってみなさい。六十数、六千年の蕩減をやってみなさい」とサタンは言うのです。キリスト教とアメリカ自体がサタン的に迫害して来ましたが、南韓の地を残して、国家的な次元を越えるための闘いをするのに十四年かかったのです。

 間接主管圏回復のための闘い

 それで、六〇年代に初めて祝福家庭を中心として、真の父母の名の下に地上に着陸することができたのです。三十六家庭、七十二家庭、一二四家庭……そして六〇〇〇双に至るまで、このような家庭を中心として、世界的に民族を編成しながら、国家、世界の蕩減路程を拡大させてきました。

 そして、民主世界のアメリカにまで来て、四十年以内に再び戻らなければならないという復帰の役事を今まで行なってきたのです。そうしながら、父母の日を決定し、子女の日を決定し、万物の日を決定し、神の日を決定しました。その期間というのは、どのような期間でしょうか? それは直接主管圏内ですか? それとも、間接主管圏世界の基準を越えるための期間なのですか? サタン世界において、真の父母の名によって蕩減という路程を経て、間接主管圏を拡大させてきているのです。

 一九八三年、八四年を中心として越えていくのです。これが、教会創立三十周年にあたっています。世界的な蕩減をして、三年間の一九八五年八月十五日までに、イエス様の七十二人の弟子と十二人の弟子が反対した立場を蕩減復帰しなければなりません。それをどこでなすかといえば、韓国の地において行うのです。

 イエス様が十字架につけられたのは、七十二門徒が一つになることができなかったからです。それから、ユダヤ教が一つにならなかったからです。それで、先生はキリスト教会を代身した統一教会の基盤を中心として、今日まで自由世界のすべての国のカイン主権を中心とした人々と一つになることのできる基盤を整えてきました。その上で韓国に行って、歴史的イエスが国家基準において失敗したすべての蕩減をしなければならない。そのような膨大な期間なのです。

 霊と肉を中心としてサタンは、個人的に打つのではなく、国家的に打つのです。それが、KAL機墜撃事件、ラングーン事件、北韓スパイ事件等でした。これによって、全大統領の現政権を倒そうとしていたのです。もし、全大統領が死ぬようなことになれば、国家と国民が混乱に陥り、国民がみんな完全に不信に陥るようになっていたでしょう。そして、自暴自棄となり、その機に乗じて北韓が侵入したことでしょう。だれかがアベルとなって国家を守らなければならないのです。

​ そのために、先生は年末を目前に控えて緊急に韓国に渡って、共産主義から防御する、“勝共”というタイトルのもとで、世界七十二カ国のアカデミー議長団を集めて、「国民勝共大会」を開催したのです。このとき、韓国の国民全体が一つとなって、レバレンド・ムーンを歓迎する歓声が韓半島に鳴り響いたという事実は、イエス時代において失敗したすべての内容を国家的な次元を越えて、世界的次元にまで連結させたことを意味します。再び解放して国家基準から世界へと間接主管圏を回復していく基盤を整えたのです。​

 それは、統一教会を中心としたアベル圏とカイン圏が一つになったということです。そのため、国家圏のサタンとすべてのカインは屈服せざるを得ないのです。国家的、世界的な蕩減を、カイン・アベルの蕩減をなす上において、そのカインが反対していては、目茶目茶になってしまうのです。ともかく、七十二カ国の議長団が来て座っているので、政府は反対することができませんでした。

 愛勝日の原理的背景

 サタンは常に、父親のレバレンド・ムーンを狙い、二代目である息子を狙ったのでした。そうでしょう。アベルを狙うでしょう。先生はこのことを知って、韓国におけるサタンとの決戦において、サタンに敗北という悲しみを味わわせました。条件が満ちているので、サタンは先生を打つことはできなかったのです。

 韓国の民は息子と同じような立場です。カインの息子です。統一教会の息子は誰ですか? 世界の前に、先生の前においてはアベルは誰ですか? これは興進なのです。わかりますか? サタンはカインの息子を殺すことはできないのですが、アベルを打つことができる権限はあるのです。

 このような意味で、興進様が行かれたということを先生は原理的な観点で説明することができるのです。それで、韓国の民七〇〇万を結束させることは問題ではありません。このような興進様の犠牲によって、韓国の国民は先生と一つとなることができるのです。

 興進様が行かれたことによって、神の国の二世を動員することができる時代圏に入って来ました。先生は一世を動員することのできる基盤を整えたし、興進様をともに韓国の国民が国家基盤と世界へ連結することができる二世圏の祭物となったので、霊界の一世圏は先生を中心として、二世圏は興進様を通して解放運動と組織運動が起こって来るのです。

 それで、霊界と肉界が一つとなってどこへ行けばよいか? それはカナンの福地です。霊界と肉界において間接主管圏、サタン世界に勝利の楔を打ち込んで、地上天国、直接主管圏内へ越えて行かなければならない、そのような時が来たので「愛勝日」という言葉が生まれたのです。“愛でもって勝利した”という意味です。間接主管圏内においてサタンに利用されたすべての讒訴圏を離れたので、間接主管圏は神様の愛と連結される時代に入ってきました。それで、「愛勝日」という言葉が生まれたのです。

 直接主管圏というのは愛のことなのです。直接主管圏内にあるすべてが愛によって動くようになっています。それは神様の愛を中心とした圏を言うのです。今や、間接主管圏、地上世界と本来の愛の主管圏である直接主管圏が連結することができる時が訪れたので、「愛勝日」を宣布することができるのです。これは原理観に基づくものです。先生の作り話ではありません。

 先生が韓国に帰って来たとき、サタンはレバレンド・ムーンに対して国家と世界を賭けて攻撃しようとしたのです。先生は、それに対して蕩減条件を立ててきました。それが、先程言った議長団のことです。それによって、サタンは大敗北を喫したのです。それで、韓国政府はどうすることもできませんでした。サタンはイエス様の死体とか、モーセの死体を巡って争ってきましたが、この興進様の死体を巡る争いにおいてもし、韓国政府が反対していたとすれば大変なことになったのです。

 このことによって、原理数である二一〇の門戸が開かれました。この日は世界の昇和日です。イエス様が世界的舞台において昇天していく日であると見て、「昇和」というふうになったのです。ただ死んでいくのではなく、勝利の基盤の上で死んでいくのです。それで、神様が愛する息子として、真の父母様の息子として行かれました。神様が今まで味わってきたすべての悲しみと、イエス様が亡くなって行かれた過去のすべての恨みを清算し、世界のすべての人々がその息子を歓迎し、受け入れることによって、初めて愛することのできる因縁が、神様の前にできたのです。

 今は最後の転換の時

 それで興進様にこの四十日期間で相対を決定してあげなければならない天的な意義があるのです。何の話かわかりますか? きょうが、行ってから四十日目になるのです一月十二日から二月二十日までの四十日間です。それを誰が信ずるでしょうか? 気違いだと思うでしょう。あなたがたはこうやって聞いてみると、「アー」と思うでしょう。そのために「歴史が転換し、世界が回る」という言葉の意味が初めてわかってくるのです。

 アンドロポフの死も、韓国の大統領が死なないで生命があるのも、皆摂理的な理由からです。

 韓国のKAL事件、ラングーン事件の後、アメリカにおいて先生の名が急速に高まって来たのです。大きな波が寄せて来ました。そうでしょう。これは二月を中心としてすべて成されたのです。

 また問題は起きて来るし、アメリカにおいても問題が生じてくるのです。共産党の指導者の中で、私のため最も頭を痛めたのはアンドロポフだったのです。私を殺すように指令を下したのは彼でした。

 彼はKGB長官としてローマ法王、レーガン大統領、そしてレバレンド・ムーンの三人の暗殺を狙っていましたが、最大の問題はレバレンド・ムーンであったのです。

 今日ローマ法王がレバレンド・ムーンを支持し、レーガン大統領が支持すれば、自由世界に解放が訪れ、自由時代へと転換していくのです。そうした時が来ています。今が転換の時期なのです。最後の時になっているのです。これからあなたがたが願っても、先生に自由に会えない日が来ます。各国の首相たちが先生を訪ねてくるようになるでしょう。

 これからの世界がどうなり、どう変わるか? 先生はそのようなことがわかると思いますか、わからないと思いますか? 未来がどうなるかを考えるだろうか、考えないだろうか? こういう話は先生が勝手に作った話ですか、それとも原理的な観点に立った話ですか? (「原理観です」)。

 先生はやむを得ずサタンに打たれることを通して、奪ってくるのです。あなたがたは蕩減の原理がわかっていません。個人的間接主管圏を拡大することによって家庭的間接主管圏に連結され、家庭的間接主管圏を拡大することによって氏族、民族、国家、世界、天宙の間接主管圏に連結されるのです。あなたがたも自らの五パーセントの責任において、蕩減という歴史的な苦しみを払って行かなければなりません。それには先生が言う通りにするほかないのです。

 霊肉界自由往来の基盤

 巨大なボーイング七四七の荷物室の中に一匹の蝿が入って、七四七が韓国に着陸するまでくっついて離れなかったら、その小さな蝿といえども韓国に到達することができます。あなたがたも先生と固くひとつになって結ばれているならば、先生のところへ行くことができるのです。

 決して自分自身を愛するな。先生を絶対的に愛すれば同じことになります。先生においては神様を絶対的に愛するのです。いかなる立場になろうと、不平を言わないで感謝していくのです。あなたがたがそのようになれば、あなたがたの子供たちもそうなります。

 あなたがたはアメリカ人であるから、アメリカの国民たちがついて来るようになります。間違いなくその時になれば、それがわかるのです。

 それで皆さんがこの時代において、自分が蕩減できなかった分も興進様が蕩減したということを考えて、神様の前にお祈りすれば、恵みが近づきます。蕩減の恵沢を受けるのです。霊界はどのようになっているかといえば、本来の霊界に行こうと思えば、真の父母様の愛を通過して、初めて霊界に行って勝利することができるのです。真の父母様の愛を通過しない人は、霊界に行くことができないようになっています。

 それは何かというと、直接主管圏内において神様の愛と真の父母様の愛を受けて合格することによって、初めて霊界に入ることができるのです。これが原理です。今まで霊界に行った人たちで、神様と真の父母様の直接主管、間接主管の愛を受けて、霊界に行った人は一人もいないのです。だから、真の父母は絶対必要です。これを通過しなければなりません。

 真の父母の伝統というのは、神様の愛の圏を中心として、サタンの堕落の愛の圏をすべて吸収して、間接主管圏解放と共に直接主管圏、愛の世界の中心に接木することです。そういう仕事をするのが、真の父母なのです。

 真の父母が世界的な掌握権を持つことのできるこの時代に、興進君が行くことによって、世界的基盤の上に立った真の父母の愛を受けた息子が、霊界に立ったことになります。わかりますか? 霊界はどうかといえば、興進様を中心にして、初めて地上において真の父母の愛を受けた代表的中心軸が立つので、霊界は興進様を愛することによって、父母様の愛と接触できる条件が整えられるのです。興進様を愛することによって、地上にいる真の父母の圏内に再臨することができるのです。真の父母の圏内に入ることができる、それが本来の堕落しなかった世界なのです。真の父母様の愛と関係を持ったならば、霊界と肉界を自由に往来できる因縁ができます。興進様が行くことによって、霊界に真の父母様の愛の基盤を接木してあげることになり、自由往来の基盤が成されるのです。これが原理の内容なのです。

 最も身近なアベル

 ではどうなるかといえば、霊界にいる人も地上に来て生きることができるのです。だから私たちの興進は私たちの家に来て暮らすことができます。それで部屋をそのままにしておくのです。普通、人が死んだといえば、その所を嫌いますが、私たちの子供たちは、そこに争って泊まろうとするのです。それはより高い愛とより高い次元の保護を感じるからです。あなたがたのために祭物となった最も身近なアベルであり、そして弟なのです。

 だから霊界から地上に来て何をするかといえば、善なる霊たちがいっぱいついてきて、キリスト教についていえば、イエス様が地上において、自由にキリスト教を動員して、直接的に霊界によって伝道されてくることになります。北韓がレバレンド・ムーンにどんどんついてくるようになり、共産世界が南の霊界に入ってきて、すべてが連結されるようになるのです。何故かというと、この地上はアダム圏であり、霊界は天使長圏です。天使長がアダムの理想圏を協助するようになっているのが原理だからです。降りてきて協助するようになっているのです。だからこれから霊的な現象が数多く起ります。統一教会において、熱心に働く人は興進様にたくさん会うようになるでしょう。

 このようにして子女の時代において、興進様が世界的な基準において責任分担を果して、祭物的な使命を成就したのです。それは三十六家庭もできなかったし、七十二家庭もできなかったし、韓国、アメリカ、全世界がなしえなかったことです。何の話かわかりますか? こうすることによって、天と地がひとつになることができるという結論をえることができるのです。

 天と地が一つになれば、サタンは追放されなければなりません。共産世界の退却はこれからのムーニーの動きいかんにかかっているのです。アメリカもこれを収拾する道がありません。だれもできないのです。だから米国は嫌であったとしてもレバレンド・ムーンの言うことを聞かなければならないのです。あなたがたはこれがはっきりわかるでしょう。

 興進様を愛していますか?

 このような膨大な思想世界の混乱を、共産主義のこのように退廃した思想、この悪辣にまでなった唯物思想を、何により消化し、導くことができるかといえば、レバレンド・ムーンのこの思想を持たずしては不可能です。霊界を知らないこの人類の前に、霊界を明らかにしてあげるだけでなく、霊界を知らない共産主義にそれを明らかに知らせてあげる。これはレバレンド・ムーンしかいないのです。このことを世界がわかるようになれば、レバレンド・ムーンこそメシヤに違いないというようになるでしょう。

 あなたがたはそれを目の前で見ながらこのように座っているのですか? 目の前に見て、事実だと知りながらこのように座っているのですか? (「外で何かします。」) ムーニーはあちらこちら回りながら、「ムーニーは偉大である」と、若い世代に早く伝えなければなりません。

 皆様、興進様を愛していますか? (「はい。愛しています。」)

 私よりもっと愛していますか? では、その愛する興進様がなしえなかったことを、私が生きている間に代わりに成して、その後に霊界に行って、興進様の前で報告する、そのような皆さんとなってほしいのです。

 私があなたがたを愛する以上に、あなたたちは興進様を愛さなければなりません。彼は最も花盛りの青春時代に結婚することもなくこの世を去りました。私達が責任を成し得なかったためです。あなたがたがこの地上において、百遍、千遍死んだとしても、興進様に対して感謝する気持を持たなければなりません。

 すべては永遠の愛のために

 興進様は昇和されることによって、王の種のような立場で霊界に入って韓国の王たちの伝統を立て、それを世界の王たちと連結させ、それにより善なる王権の基盤を整えられるのです。それと同時に、霊界においては、その王に従って行った多くの忠臣たちが、王権に自動的に接木されて王権圏が形成されます。そして王権圏思想と愛権理想が一致することにより真の父母の理想があらわれ、すべての世界が一つになってゆくのです。

 世界の王たちを連結して、一つになることによって、王様の前にいる万民の統一-霊界においてはバラバラになっていた-がなされるようになります。霊界においては、その王の忠臣たる者たちがいるので、その者たちが王と一つになることによって、この地上における王権の中心である父母様と統一教会の立場と同じになるのです。愛をもって一つとなるのです。自由世界においても愛をもって一つにします。だから一つの世界が間違いなく来るというのです。このようにみることが、原理に合う理論的な結論です。もし異った意見があったら話して下さい。とても明らかにされてきたでしょう?(「はい」)

 このように愛の橋が掛けられることになった、「愛勝日」というのはそれほど重要なのです。これからすべての祝賀の日を取り消してしまったとしても、愛勝日一つだけは残しておかなければなりません。子女の日も必要であり、万物の日も必要であり、父母の日も必要であり、神の日も必要ですが、「愛勝日」というのは、その中で最も重要な祝日になるのです。

 この愛の橋がなければ、神の間接主管と神の直接主管をつなげることはできません。このようにみる時、あなたがたはどうですか? あなたがたはサタンの讒訴から離れていますか? (「いいえ」)だから全体が一つにならなければなりません。

 それで、あなたがたが奥さんたちと別れているのは先生と一つになるためであり、子女たちと離れているのは、蕩減のためではなく愛のためであることを知らなければなりません。永遠の愛のためです。だから自分の子供よりも、妻よりも、自分よりも、国家よりも、世界よりも、もっと真の父母を愛したという条件を立てなければなりません。それがサタンを屈服させる道なのです。真の父母を愛したという条件を立てるのです。そうするとサタンはどうすることもできません。逃げてしまうでしょう。それができなかったならば間接主管圏を越えることはできないのです。脱け出すことはできないのです。

 このようにみるとあなたたちのうちで、蕩減が必要ないと考えた人はどれぐらいの罪になるでしょうか? 最も深い罪なのです。今はっきりとわかりましたか? (「はい、わかりました。」) これをはっきり知らなければなりません。これが公式なのです。

 正義のための最後の闘い

 死ななければなりません。真の父母の主管の下で、国と世界のために死ぬ者となる、そうするとサタンはすべて退去してしまうのです。その村にそういう気持で入って行く時、サタンは攻撃しかけてきても、逃げてしまって、「私はあなたに負けた」というのです。間違いなく攻撃はしてきます。

 だから韓国のリーダーたち、先生が「死になさい」というその言葉を有難く思うべきでしょうか、どう思ったら良いでしょうか? 自分の子供や妻を心配する必要はありません。先生はすべてそういう道を通ってきました。そのことによって、あなたがたは神様の愛の圏内、先生の保護の圏内にいるためそのような悲惨な立場を避けることができることを感謝しなければなりません。

 日本人のメンバーも同じです。妻が恋しいとか、子供が恋しいとか、そういうのは駄目です。わかりましたか? (「はい」)

 アメリカの人達は「間接主管圏、蕩減なんか必要ない」と言っていますがそういう原理がありますか? どこにあるのか探してみなさい。ないのです。もしそういう原理があるなら、あなたがたが探す前に私が先に探したでしょう。しかし、ないのです。この道しかないのです。天国へ行くにはこの道を経ずして行けないのです。だからいくら既成教会を信じても、天国には行けません。天国に行く理論とは何でしょうか? サタンの反対する理論的な根拠が何かあるでしょうか?

 間接主管圏は誰が考え出したのでしょうか? 神様が作ったのでしょうか? あなたがたの子供たちが祝福を受けて、世界が一つになる時までは間接主管圏の蕩減圏が残っています。それを知らなければなりません。何の話かわかりますか?

 先生が心配する一つのことは、私が生きている間にモスクワ大会ができるかどうかということです。モスクワの国民にまでも、これを教えてあげて解放しなければならないのです。先生がいなくてこのようなことができると思いますか? その基盤はアメリカにしかありません。アメリカにしかないので、アメリカが必要なのです。あなたがたはアメリカにいるのですから、ありったけの力を出して、正義をなす最後の数歩であると思って、死を覚悟して走ってくれることを願っています。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.11.16 20:30:18
コメント(0) | コメントを書く
[文鮮明先生み言葉選集(講演文)] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.