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奇   知   外   記

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2021.11.20
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Re[16]:シムソン氏の「お笑い芸人」-- 偽バトン引き継ぐサンク | 奇  知  外  記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)」から:
​​1984年5月はといえば、お父様のダンベリー収監が決定されたときでもあり「愛天日」宣布の時に「愛天燭」を父母様が作られ伝授された。また、一情祈祷会と一情基金もこの時からだった。

以下は「愛天燭」伝授のときのお父様の祈祷:

  

「愛天燭」は祝福家庭のみが灯すことができる特別なろうそくであった。​​






「愛天日」

1984年5月20日
ベルベディアにて


 『愛天日』とは愛を中心として神がすべてを主管する日です。今まで神様は、愛を中心としてこの世を主管することができなかったのです。私たちは愛によって堕落したということを原理を通して学びました。だから愛というのが宇宙の中心であり、また宇宙の中心である神様が相対となるように創った被造世界も、愛の理想を母体としたものです。もし堕落ということがなかったならば、神様が愛を中心としてすべてを主管するようになっていたのです。したがって愛の因縁の中で、神様が愛を中心として、愛のために創った被造世界ですから、その愛が完成する日には、すべてが完成されたのです。

 皆さんが創造の段階を見ても分かるように、鉱物世界、植物世界、動物世界へとすべての万物世界が創られているのです。自然と言えば、それは鉱物、植物、動物世界、または天と地、宇宙全体のことです。ではこの宇宙、自然とは何かと言うと、愛で連結されている一つの博物館であり、一つの教科書なのです。そこには昆虫のような生命の短いものだとか、一年間あるいは、数年間生きて死ぬものなどがあります。このような動物世界、昆虫世界、生物世界にも言葉があり歌があります。私たちには分からないが、彼らには言葉があるのです。(笑い)

 男子はワンワンと言い、女子はエンエンと言うのですが、そこには調和がありますね。つまり、男子は全体に影響を及ぼし主管する立場であり、女子は一つの目標を指向するそういう面があります。また、肉体においても男子が大きいのは、影響を及ぼすことができるためです。そのために男子は肩幅が広いのです。女子は地を表します。だから地に向かって定着することができるために女子は大きなお尻をしているのです。こういったことから考えてみるとき、どちらが主体でどちらが対象かと言えば、大きいものが主体となっており、小さいものが相対となる論理を否定することはできません。また皮膚を見ても男子はでこぼこで筋肉的ですが、女子の皮膚はすべすべしています。女子はでこぼこではいけませんし、男子が顔を滑らかにするためにいくらクリームを塗っても、ひげが生えてきますからとても滑らかにはなりません。

 このようにすべてが相対的なのです。一方が上がったら一方は下がり、一方がでこぼこであれば一方は丸味を帯びているのです。すべてが相対的です。男子と女子の主体対象の観念を中心としてそうなっているのです。また鉱物世界においても、私たち人間には見ることができないが、鉱物自体は自分の相対をみな知るようになっているのです。では鉱物世界においても歌があるでしょうか? ないでしょうか? (はい、あります)。

 今日の科学者は宇宙がエネルギーから出来ていると言いますけれど、エネルギーが最初ですか? アクションが最初ですか? (アクションです)。どうしてアクションですか? 鶏が先ですか? 卵が先ですか? (笑い) 今日このような問題に対して、哲学的見解において意識が先か存在が先かということで、民主世界と共産世界、唯心世界と唯物世界に分かれるのです。意識というその存在も必ず作用を通じた相対的関係なくしては成り立ちません。意識というその存在は必ずある作用を経て、意識という力の存在を構成することができるのです。このように見るとき、エネルギーからなっているこの世界は、ある力から出発しているのです。電気的なエネルギーはその一つの例ですけれども、その力は何らかの行動がなければ結果をもたらすことはできません。その主体と対象の間において授受する作用からなっているからです。

 それではエネルギーが先か、アクションが先か我々は決めなければなりません。どうでしょうか? (アクションです)。先生はエネルギーが先に来ると思いますよ。(アクションです)。(先生、笑われる) ではそれをいかにして知ることができますか? 例えば電気の場合、プラスとマイナスの作用によって電気が発生しますか? その作用がなくても電気が発生しますか? 雷と稲光がする時に力が出来ますね。電気の作用が続けて維持されることによって、電気の力となるのです。それではどちらが先ですか? エネルギーが先ですか? アクションが先ですか? (アクションです)。これは多分ですか? ねばならないですか? べきであるですか? どうですか? (もちろんです)。アクションだけをやっているとすれば、それは狂人です。アクションはただやるのですか? (いいえ)。アクションがあるとしたら、アクションよりも先に何かがなければなりません。アクションが先か、それともアクションの前にある何かが先かということを考えてみるとき、アクションというのは独りでに成されるというのではありません。主体と対象の関係が成立しないときには、アクションというそのような作用、アクションという言葉は成立しないのです。

 「レバレンド・ムーン、その主張は間違っています。アクションと言えばただアクションであって、アクションより先に何かがあるというよりも、アクションがある先にもアクションなのであって、アクションがある前に主体と対象というものはありません!」と、共産主義者はこの点を一番恐ろしく思っているのです。主体、対象の概念をもち出せば、唯物思想や進化論はみな壊れてしまうからです。彼らの弁証法的闘争によって作用が起こり、闘争によって発展がなされるという論理が根本的に崩れてしまうのです。堕落した結果、歴史過程においては適応するが、自然の世界には適応しないのです。ですからより発展するためには、主体と対象が作用しなくてはなりません。すべてがより価値あるものに向かって相対的関係をもとうとしています。ですから宇宙は連続的段階の因縁をもつようになっているのです。

 では皆さん、すべての鉱物世界やすべての動物世界はこのような相対的関係の作用を行って、いったい何を成そうとしているのでしょうか? 答えはより大きなものに接するためです。それはその場だけで大きいのではなく、宇宙と連結されたものであり、全体と連結することのできるものです。これはこの宇宙を連結させる回路のようなものです。すべてがこの宇宙の至る所に共通して通ずることのできるものです。それは極めて小さくても、その回路と連結すれば極めて大きくなることができる、何かがなければならないのです。それが一度に動きだす時に、最小から最大のものまでが振動するようなもので、宇宙の一つの片隅から何らかの喜びが起こったときに、それが振動して宇宙全体にこだまとなって広がるようなものです。それはどれほど良いでしょうか。

 このように見ていくと、宇宙の中には一つの核を中心として、すべてにプラスとマイナスがあって、小さなプラスとマイナスが一つとなって、より大きなプラスとマイナスと一つとなり、その大きなプラスとマイナスの形態で連結されたものが一つの宇宙なのです。例えばここに中心のプラスの大きなものがあれば(黒板を使いながら説明)、中間にはまた中間のプラスとマイナスがあり、これが一つとなって連結されるのです。そのすべては中心のプラスに到達しなければなりません。そのような作用が何かと言うと、一つのユニバーサルな電気的力、エレクトリックパワーと言ってもいいものです。それは知識の力ですか? (いいえ)。お金の力ですか? (いいえ)。権威ですか? (いいえ)。では、このように宇宙が喜んで笑えるようなエレクトリックパワーのようなものは何でしょうか? (愛です)。ロブスターですか。ラブですか。愛はまっすぐな愛ですか。それとも波のような愛ですか。リズムをもったサインカーブのようなウエーブがどうしてあるかと言えば、そうすることによって味があり、刺激があるからです。まっすぐな愛は一度過ぎてしまえば刺激を感じません。そこにリズムがあり、動きがあるときに全体が喜び興奮し、刺激を感じます。そのためにこのような愛の理想によって、すべての世界がリズムと動きのような概念からなっているのです。高低が和合し、長短が和合しなければならないし、すべてが相対的に連結し得るという概念を見いだすことができます。

 例えば人の顔を見てみますと、鼻は高く、目は引っ込んでいます。どうしてこのようになっているのでしょうか。平面的であれば顔を洗うにも、ひげを剃るにも簡単でしょう。(笑い) 人間は相対を愛して喜ぶため、いろんな形を授受し得る万物像として創られたのです。ですから、宇宙には一人という概念はあり得ないのです。本来の宇宙、世界において、私という概念をなくしてしまいなさい。これ(私)が怨讐なのです。私という概念は堕落の贈り物なのです。つまり私たちという場合、神に属し本然に属するのですが、私というのは破壊であり、私一人というのはあり得ないのです。男子がいくら立派だとしても、一人でいれば滅びてしまうのです。相対がいなければ滅びてしまいます。また女性もいくら美人だとしても、一人では滅びてしまうのです。気持ちがいいですか。なぜ男子が生まれたかと言えば、自分のために生まれたのではなく相対のためです。女子は女子のために生まれたのでなく男子のためです。存在の起源は自分を中心として出発したのではなく、相対を中心として出発しているのです。

 皆さんは、男であるとか、女であるということがどうして分かりますか? 男も女も目は二つだし、鼻は一つだし、口は一つです。そういう意味では、同じようなものです。同じものをもっています。しかし肉体において、一つだけ男性と女性が違うものがあります。その器官、その特別の部分が女性を女性とし、男性を男性とする最も貴重なものです。それゆえに女は女であり、男は男であり得るのです。それは女にとって最も大切な所です。その場所の特別の機能というものは何でしょうか。その機能の目的は何ですか? それは愛を連結させてくれる、主要な愛のパイプラインのようなものです。

 愛を中心として神様が目を大きく開けて、訪ねて行くことのできる愛の至聖所はどこでしょうか。 至聖所はどこですか? それが分からないとしたら小学校にも入れないですよ。(笑い) さあどこですか? 愛の主人である神様が見る至聖所はどこですか? あなたたちの目ですか? 口ですか? 手ですか? どこですか? 探してみなさい。どこですか? (ある人が「パイプライン」と答える)(皆笑い) そうです。そうですよ。笑いごとではありません。笑い話ではありません。女性であっても、男性であっても一生離れては生きられないのです。(笑い) では神様は愛の主人としていつ訪ねて来るのでしょうか? 女性だけいる時だけでしょうか? 男性だけいる時だけでしょうか? (二人でいる時です)。この原則において、プラスとマイナスが更に大きくなることのできる最高の場所が、この世の被造世界と神様と関係をもつことができるのです。神様がその場所に訪ねて来るということは間違いありません。抽象的に見てもそのような結論が出ます。

 では、被造世界において誰が一番多くプラスとマイナスの場を占めているのでしょうか? 猿ですか? 鶏ですか? 犬ですか? 鳥ですか? それともキリギリスですか? (人間です)。被造世界においてアンテナが高ければ高いほど、プラスに近づくことができるのです。では被造世界の中で最も高いアンテナは何でしょうか。それは木ですか? そうではありません。最も敏感で、最も高いアンテナは人間です。天と地を通じ、最も高く、またそれ自体が四方へと動くことのできる代表者は人間以外にはおりません。皆さんはどちらが高いと思いますか。人間ですか? 木ですか? (人間です)。人の心はどれほど高いですか。神様も心の果てまで訪ねて行こうとされるのです。しかし神様は、女性だけを訪ねて来ることはできません。女性と男性が一つとなって、それが一つの形態を成したその所に神様は訪ねて来られるのです。

 男と女はこのようについて歩くでしょう。だから風が吹いても離れることはできません。風が吹けば吹くほどに良いと言うのです。理論的に適っていますか? それとも想像しているようですか? (理論的です)。理論的ですね。先生の原理講義は面白いでしょう。(はい)。人間は男であっても女であっても各々聖所をもっていますか? (はい)。その聖所をお金で買うことができますか? (いいえ)。堕落したこの世の人たちであっても、「愛は何よりも貴く、天と地を与えたとしても換えることができない」と言うのです。なぜですか? それは聖所であるからです。聖所とは何かと言えば、天とこの宇宙の中心と完全に統一され、一つとなり、理想とすべてを所有することのできる持権があるのです。

 では生命と愛とどちらが貴いですか? それは人類歴史において今日まで整理されていないので、分かりませんでした。(愛です)。どうしてですか? 男性の生命であっても、女性の生命であっても、聖所に代わることはできません。生命は聖所と連結されていないのです。愛のみが聖所と連結するために、愛が生命よりも貴いのです。愛の前にはすべてが屈服します。なぜか? それは永遠なる中心であるからです。聖所にすべてが連結されるのであり、すべてを所有することのできる特権が聖所にあり、聖所のみが全体を代表し、全体を所有することができ、すべてを決定することのできる権限があるのです。

 人間は何のために生きるのでしょうか? 御飯を食べるために生きるのですか? 生きるために生きるのですか? このような問題を考えてみるとき、御飯を食べるために生きるのでもなく、生きるために生きるのでもなく、愛のために生きるのです。そうですか? (はい)。この結論こそが最も良い結論です。これがナンバー・ワンの結論です。神様はそのように創造されましたし、そのように言われます。皆さん、異議がありますか? (ありません)。

 私たちは今朝、最も基本的な多くの問題に対して答えを与えているのです。愛のためにこそ、私たちは生命をも投げ出すのです。夫は妻を守り、妻は夫を守り、生命を懸けてお互いを守ります。愛のために生命をも犠牲にするのです。だから聖なるという言葉は愛に結び付いています。愛のみが聖なるものを作り出すのです。例えば、純粋に自己犠牲的に自分の妻を愛することができる夫こそは聖なる夫であり、自分の親のために生命を犠牲にするようなそういう子供は、聖子であり、孝子と言います。また自分の国を愛するゆえに、自分の生命を犠牲にする人は、聖なる愛国者であると言われます。そしてまた、全人類のために生命を捧げる人を私たちは聖人と呼ぶのです。そして自分のすべての生涯を神のために捧げる覚悟のある人を聖なる神の子と言うのです。

 このような結論はすべての動物の世界においても、鉱物の世界でもそのとおりです。霊界もそのとおりです。神様もすべての森羅万象を見て、“そうだ、そうだ”とうなずくのです。このような原則から創られたのであるから、全体は愛のためにあり、愛のゆえに動き、愛のゆえに歌い、愛のゆえに語り、愛のために食べ、愛のために踊り、すべてが芸術世界となるのです。人間がこの宇宙における神の愛の主要なパイプラインなのです。しかし、その主要なパイプラインが夜昼なくフリー・セックスをして回るとしたらどうなるでしょうか? 天と地が真っ暗になるでしょう。それで、「私はあの夫が嫌いだ」と言ったら一度に宇宙が壊れてしまうのです。女性がそう言うとき、その女性はこの世界を破壊させる魔物であり、男性がそうであれば世界を破壊させた悪魔です。離婚することができますか? (いいえ)。今のアメリカはどうですか? フリー・セックス、ホモ、レズ、これはとんでもないことなのです。サタンはこの宇宙を破壊させるため、このような危険なことをこのアメリカの天地に拡大させ、またこれを法的に保障しようとしているのです。

 あらゆる愛は電気と電線のようなものです。電気は発電所から出発し、それが遠くまで電線を通って伝えられてきます。それと同じように、愛もその中心的な発電所から生じて、それが伝って来るのです。愛の電線は、中心的な存在である神様から人間の所に来るだけではなく、人間を通して更に動物界、植物界、鉱物界へと伝わっていきます。人間は全宇宙のための愛の媒介体なのです。ところが人間が、神様と万物世界との間の愛の媒介体の役割を破壊してしまっているのです。寒流魚は暖流に接する所で卵を産み、また、暖流魚は寒流に接した所で卵を産むようになっているのです。これが陰陽一致の和合なのです。それでみな移動するのです。それで渡り鳥は行ったり来たりするのです。分かりますか? (はい)。

 ですから今日まで、白人と黒人がお互いに信頼をもてない堕落世界であったし、西洋と東洋もリズムをもたない堕落の世界でした。それは真なる愛を知らなかったので不可能なことでしたが、今や真の愛の内容を知って、すべてがリズム化され理想の世界へと展開されるのです。それでは理想世界とは何かと言えば、東洋人は西洋人の境界線を乗り越えて、西洋人は東洋人の境界線を乗り越えて子供を生むことであります。黒人と白人が結婚して子供を生む、これが理想世界なのです。そこで生まれた子供が、世界的な人物となるのです。そのような民族、そのような血族、そのような群が世界を主管することができるのであり、これが自然が願う理想世界なのです。そこで神様が御覧になって、真っ黒い目と青い目の二人が愛しているのと、真っ黒い目同士と、青い目同士が愛しているのと、どちらに関心をもつでしょうか? 私は知りません。皆さんがよく知っているはずです。(笑い)

 先生に対する批判の一つは、レバレンド・ムーンは白色人種を破壊するのではないかということです。そしてムーニーたちはみな洗脳されたので気がおかしくなって、白人の男性たちは東洋の女性たちと結ばれても、それでいいと言って国中で愛に陥って喜んでいるというのです。しかし彼らが洗脳というのは本来の状態に戻ることです。どうですか? 今まで真っ黒い目と青い目は争ってきたのに、愛のためすべてが平和になることはどれほど偉大なことでしょうか。白人同士、黒人同士、黄色人同士が結婚するよりどれほどドラマチックで、どれほど神秘的でしょうか、皆さんどうですか? (面白いです)。なぜこのようにするかと言えば、根本的な世界革命を起こすためであります。

 聖なる場所は威厳ある権威のある場所なのです。皆さんはもっと威厳をもって愛のことを語り、威厳をもった人生を送るべきです。皆さんは威厳をもって歩き、この聖なる場所からすべての醜いものをなくしていくのです。そういう誇りと威厳をもって生きなければなりません。いずれは、必ず聖なる男と聖なる女が聖なる場所を真に聖なるものとして、腕と腕、手と手をとって歩くそういう時が来ます。悪なる者は退け! 雑霊は退け!

 夫婦が手と手を合わせ神を中心として愛する時、通り過ぎる多くの男女はあいさつをしなければなりません。万物もすべて頭を下げるのです。このような時代となるのです。天国というのはこのような愛を讃美する世界的環境をもった所なのです。皆さん! そのような価値をもった者全部が、神を嫌い堕落によって自らの価値を喪失したこの冤痛さ(悔しさ)を知らなければならないのです。それで女性も男性もその所を隠すのであり、その周囲を隠すのです。

 鳩は何を象徴するかと言うと、愛を象徴します。その鳩が一つとなる時、「グッグッグッ」と呼び合います。鳩は愛の歌を歌うのです。それを知らなければなりません。そこに平和があります。それを区別しなければなりません。愛があって平和があるのです。愛を呼ぶ猫の鳴き声は気持ちが悪いのです。猫はどのように鳴きますか? (皆猫の鳴き声を出す) それ以上出すのですよ。(笑い) これが原則です。皆さんが笑うということは、そういう話が下品な話であると思うからでしょう。韓国語で言うと『□□□』(SSang So Ri)、それは堕落したゆえです。神様の愛とぴったり一致するものが、本然の理想家庭であったのです。神様は知らないはずがないのです。愛を知っているのにどうしてそれを知らないはずがありますか? 神様は愛を求めておられるのに知らないはずがないのです。こういう話をしているうちにもう一時間過ぎてしまいましたね。こういう話はもうやめてしまいましょうか? (いいえ)。一日中話してもいいですか? (はい)。

 先生がこのように汗を流して熱心に話をして、何のためになりますか? しかしきょうはとても重要な日なのです。それでは話を整理してみましょうか。神様がなぜ万物を創造されたかと言うと、愛を探すためです。神様にお聞きするとき、この世の哲学者、神学者などが『神様はなぜ創造したか?』ということにおいては今までにあらゆる説を出しましたし、創造主が聖なる方であり、被造物はうんぬんと様々に言ってきました。しかし神様は、そういった解答については喜びませんでした。レバレンド・ムーンが現れて、「神様はこのようにして創造されたのでしょう」と言った時、神様は“そうだ、そうだ”と喜び、ほほえみました。(拍手)

 皆さんの中で今朝鳥の声をまだ聞いていない人は手を挙げなさい。では、じっとして耳を澄ませて聞いてみなさい。鳥の声が聞こえるでしょう? (皆、静かにする) 聞こえるでしょう? それは愛のささやきを交しているのです。これらすべては教材なのです。それはまた、「私は父を愛し、母を愛します」という父母を讃美する歌でもあるのです。ですから、すべての万物は犬でも、猫でも、すべてがみなペアになっているように、私たちもあのような生活をしなければならないという教材なのです。カアカアカアと鳴く真っ黒でサタンの象徴のような醜いカラスも、このような愛をもっていることを思うと、カラスでさえも私たちに何かを教えてくれているということを感じるのです。鳥は飛ぶ時でも、雄は雌に自分の頭を向けて飛び立つのです。それらすべての研究を通して、万物は自分たち以上に人間が愛し合ってくれることを願う被造世界の理想であることを知ります。これら全宇宙は、すべてが愛を中心とした至聖所なのです。そのような結論になります。またそのような植物を食べるときには、愛の心をもって食べなければなりません。愛の心をもたないで食べるときには「私は死にます」「私は嫌です」と、拒むのです。それは人間にも同様です。愛のために生き、愛のために死ぬのです。これが道理なのです。分かりますか?

 このように見るとき、理想世界と関係のない全くでたらめな論理が世界を支配し、今日の科学者たち、知性人たちが受け入れている哲学(進化論)をなくさなければなりません。弱肉強食というのは話になりません。愛が中心なのです。分かりますか? 愛する妻のために死ぬ時が栄光であり、愛する子女のために、愛する国のために、愛する世界のために、より大きな愛のために死ぬのが生まれてきた誇りであり、価値ある生活であるということを皆さんは知らなければなりません。そして皆さんがそのような世界をもてば、自然はどれほど素晴らしいものか知れません。朝、目を覚ましてすぐに鳥の歌声を聞いて、自然を眺めると花が咲き、すべてが天宙に和動している事実を見る時、朝早く出掛けて行って、自然を通して遊びたい歌いたい本性の心が現れるのです。そのような愛をもつ人は蟻一匹までも愛することができるので、その庭の王子なのです。それゆえに愛をもっている人の家があるとしたら、その庭にはすべての昆虫、動物たちが集まることのできる道理がここにあります。

 今日の米国の女性は、お金を儲けるために金持ちの所に嫁に行ってすぐ離婚する人が多いのです。これは滅びる女性です。お金をもらうために離婚する人は天罰を受けます。これらの人々を私たちの手で整備しなければならないのです。このような責任があるのです。愛を絶対視する人間のみを宇宙は歓迎するのです。分かりますか? レバレンド・ムーンは間違っていると言う人は手を挙げてみなさい。(……)

 詩においても、愛は永遠なるもの、愛は強いもの、愛は驚くべきもの、愛は生命よりも高く、大きいもの、愛はすべてを失ったとしても大事なものとされています。愛についてはどんな形容詞を用いても十分ではありません。だから愛のみが絶対的な単位であり、また絶対的不変で、絶対的永遠であると言ってもおかしくありません。生命は素晴らしいとか、人生は永遠で不変なるものと言った場合には、それはふさわしくありません。歴史上の文学や詩の中で、最も重要な言葉は人生という言葉ですか。愛という言葉ですか。どちらですか? (愛です)。彼らは詩や文学において、お金を讃えたり権力を讃えたでしょうか? (いいえ)。それはどうしてですか? 簡単なことですが、なぜ愛をこのように讃えたかということを人々は知りませんでした。だから神様は人間の体の中でも聖なる場所を最も安全な深い所に置いたのです。傷を受けずによく保管するためです。だから女性は座るときにこのように座ったらいけないのです。(先生がしぐさで表す) すべての礼儀作法もそのような原則を中心として生じなければなりません。そうすることによって、それは千年も万年も続くのです。それに反したなら長く続くことはできません。ですから倫理を変えようとすれば、愛そのものを変えなければなりませんから、それは永遠ではないのです。愛を改めることができないので、それは永遠に続くのです。

 私たち統一教会のメンバーは、一人でいても退屈することはありません。水が流れ、波が岸を打つのを見てもすべてが愛の前奏曲であり、一つの愛の芸術作品として感じるのですね。魚が泳ぐのを見ても、“魚も愛を求めているのだなあ”という具合に、愛に結び付けて考えるならば疲れを感じないのです。サーモン(鮭)などは驚くべき人間の教材です。一度愛して卵を産んで死ぬのです。愛のために死ぬのです。それは何と美しいことでしょう。神様はこのような世界を創ろうとしたのですが、堕落によって壊れてしまったのです。分かりましたか。道を歩く途中でも、鳥が「チュン」と鳴けばそれに合わせて歩くとしたら、何と素晴らしいでしょう。自然のリズムに合わせて生きることが大切です。インコという鳥も愛のシンボルです。そのインコがお互いにくちばしを付け合ったり、鳴いたりするのは、なぜかと言えば愛を表すためです。インコも愛を教えてくれる偉大な教師なのです。本当に夫と妻が愛し合っているならば、たまには喧嘩をしても構いません。なぜなら喧嘩をすることによって、更に次の愛を深めることになるからです。皆さんはそのような生活をしていますか? (はい)。これで男と女のそれぞれの価値が分かりましたね。何のために男と女がいるのか、分かりましたね。女性の皆さんの聖なる場所は自分のものですか? 男性のものですか? (男性のものです)。生まれた時から既に自分のものではないのです。自己中心というのはサタン的観念です。私を主張すればサタン世界であり、私たちを主張するのは、統一教会の世界です。そして神側なのです。一人で生活している人があれば自分を先に考える前に、自分の父母を考え、自分が良ければ良いほど父母を考えなければなりません。結婚したなら夫婦同士が共に考えなければなりません。

 アメリカの家庭はどうでしょうか? アメリカは滅びの道にあります。では統一教会はどうですか? (栄える方向です)。皆さんはこのことをはっきり理解しなければなりません。このように神様を中心として、また人間を中心として、神様が愛を主管するそのような日が今までなかったのです。皆さんはどのような本を読みたいですか。理論的哲学の本を読みたいですか? それとも愛を讃美するような歌や詩を読みたいですか? (愛の歌を読みたいです)。なぜですか? それは愛は甘美なるものであるからです。分かりますか? きょうのこの説教は、必ずしもきょうの聖日のためだけのテーマではなくて、これは天宙のすべてが知るべきテーマであり、はっきりと知っておかなければならない重要なことなのです。

 堕落とは何かと言うと、愛が侵犯されたことです。堕落ゆえに、神の国もこの世の万事も、愛のために準備したすべてが悲痛なる世界に化してしまって、真っ暗い夜になってしまったという結論です。天国に行けるチケットをもらわなければならなかったのに、地獄に行くチケットをもらってしまったのです。分かりますか? このことをはっきり知らなければなりません。愛をもって天国に行けるチケットが地獄行きに変化してしまったのが堕落です。すべての人々は悔い改めなければなりません。今になって知ったのですから、万物に対して恥ずかしいし、動物に対して恥ずかしいし、鉱物に対して恥ずかしい罪を犯したという過去を悔い改めなければなりません。このような恥を知らずに、今日のアメリカは自分たちはすべて繁栄していると考えていますけれども、それは誤りです。神様が御覧になるとき、アメリカは怒りを受ける立場なのです。アメリカの結果は、アメリカ一国のみに留まるものではなく、世界中に広がっています。アメリカの若い男と女が世界中の若い男と女を滅ぼしつつあるのです。皆さんは罪を悔い改めなければなりません。世界の前にひざまずいて悔い改め、恥じなければなりません。商人たちは世界中を回りながら浮気をしているのです。そのことで世界の女と男をどれほど蹂躙しているかという事実を知らなければなりません。ですからそれを知っているレバレンド・ムーンは、道徳革命を興す責任があります。ですから、この堕落しつつあるアメリカの流れを変えて引き上げようとして、アメリカにやって来たのです。それにもかかわらず、法廷問題で、高等法院がどうだとか、大法院がどうだとか言っているのです。アメリカを生かしているレバレンド・ムーンに対して、神様が送ってくださった特使に対して、このようにするアメリカは天罰を受けるでしょう。しかし、レバレンド・ムーンは神様に対して、「どうかアメリカを罰しないでください。神様どうかその怒りを抑えてください。そして裁きを与えるのをもう少し待ってください。このレバレンド・ムーンが今一度悔い改めて、アメリカを引き戻しますから」とアメリカのために祈っているのです。

 今朝、『ニューヨーク・タイムズ』が先生の裁判問題に対して“アメリカが勝ったようであるが、実はレバレンド・ムーンに負けた”と、今まで私たちと怨讐であったニューヨーク・タイムズが発表したのです。朴先生、それを読んであげなさい。(以下、朴先生の説明)「このタイトルは“文氏の大勝利”というテーマで書かれています。これは何を意味するかと言えば、この裁判によってアメリカ政府はレバレンド・ムーンに勝利したと思っているかもしれないが、しかし実際には彼らは戦いに敗れてしまったのだということです」。(拍手)

 アメリカ政府がレバレンド・ムーンに敵対したとしても、アメリカの人々はレバレンド・ムーンを失いたくないという気持ちで、今後、レバレンド・ムーンを支持する動きとなって表れるでしょう。今朝の新聞の記事がこのことを象徴しているのです。したがって先生は、今なおアメリカに対して希望を抱いています。レバレンド・ムーンを迫害するアメリカ政府は変わっていきます。しかしレバレンド・ムーンがもたらしたアメリカの理想は引き続き残っていくでしょう。(拍手)

 これまでの話を通して、神の愛は本来アダムとエバを通して完成するように願われていたのが、アダムとエバの堕落が起こった時、すべての創造理想が挫折してしまい、すべての被造物がサタンの手中に陥ってしまったのです。神はすべてを失ったのです。皆さんは親の心が分かりますか? 愛する子供のために親が博物館を造って、子供が喜ぶ姿を見て共に喜びたかったのに、その子供が死んでしまった時には、その博物館を眺めて親は悲しむのです。かえって博物館がなかったならいいと思うほどになるのです。そればかりでなく、神様の愛の対象であったアダムが結婚しようとした対象が、愛そうとした対象が、すべてを捨てて去って行った時、相対のために造ったすべての世界がどれほど怨みの対象となったことでしょうか。神様は一挙にすべてを壊してしまうこともできるのです。神様自体絶望期だったのです。したがってこれを再び取り戻し、復帰して、再創造しなければならないのです。

 では堕落がどこで起こったかと言えば、(黒板に書かれる)長成期完成級で起こりました。それゆえ長成期完成級がサタンに奪われてしまいました。人間は神の直接主管圏に入ることができず、すべてサタンの勢力のもとに置かれるようになってしまったのです。誰の所有になったのですか? (サタンです)。(黒板の図を示しながら説明) 私たちはこちらに行かなければならないのに、ここに来てしまったのです。人間は本来、神の直接主管圏内に入ることを目指していたのが、堕落によってサタンの主管圏に入ってしまいました。それでサタンの奴隷のような状態から出て来るためには、人間は何らかの証明書が必要です。堕落圏を越えることのできるパスポートが必要です。これが問題なのです。そのチケットをいかにしてもらうことができますか? 私たちは自分自身の力でもっては、このサタン圏内を脱出することはできません。神様が再び苦労されて私を選び出してくださる道しかないのです。自分ではできません。自分ではできないのです。

 これはサタンを中心とした堕落した愛ですが、本性としての愛を中心として堕落したので、愛以上の力がないのです。サタンは九〇パーセントの力で人間をしっかり掴み込んでいるため、これを凌駕する力というのはないのです。では、サタン的愛に勝る百パーセント以上の力がどこにあるか? それはただ一つ、この宇宙全体の中で神様の愛しかありません。神様を中心とした本然の愛しかないのです。そしてサタンも堕落した天使長ですから、本然の愛の前では自然に支配を受けるのです。これが創造原理です。分かりましたか? このことをはっきり知らなければなりません。人間にとって唯一の希望は本然の愛です。それゆえ本然の愛を追求してきたのが宗教の道でした。ですから、本然の愛を求め、本然の理想世界を求め、それを再び取り戻そうとするのが宗教運動なのです。堕落した世界に宗教運動があったという事実は、神様が本然の愛の世界へと導くための方策でした。もし宗教運動が現れなかったら、神様がいないということになりますが、この事実を見て、正に神様がおられるという結論を下すことができます。

 では堕落世界に住むすべての男子、女子たちは何を探しているのかと言えば、本然の愛を探し求めているのです。すべての家庭も本然の愛を求め、すべての国々も本然の国家を求め、また世界も本然の愛を中心とした、本然の愛の世界を探し求めているのです。そのような世界が理想世界であるということは間違いのないことです。理想世界がどんな世界であるか分かりましたか? この世の人々はまだ理想世界を知らないでいるのです。皆さんが理想世界は何かと問われたとき、理想世界は理想であると言うことだけでは十分ではありません。理想世界は本然の愛を中心とした世界であります。それが本然の世界であり、理想世界なのです。そして世界的に拡大されたのが地上天国なのです。神様はそこに臨在されるのです。皆さん、はっきり分かりましたね? (はい)。

 皆さんは本然の人間ですか? 皆さんは天の本然の愛をもっていますか? (いいえ)。すべて違いますね。これが堕落なのです。それゆえすべての人間は探し求めていかなければなりません。百パーセントの力をもったその世界を通過しなければ生きる道がないのです。神様を探し求めなければならないし、宗教を中心とした愛の道を探し求めなければならないという結論が出るのです。本然の愛があればサタンに近づいて行くことができます。そこでサタンは屈服するか、それとも後退するか二つの道しかないのです。原理がそうなっているからです。宇宙の公約なのです。所有主は所有することのできる特権があります。これが原理原則の条約です。本然の愛は神様も主管することができ、サタンも主管することができるのです。それで神様は再び創造することができず、救わなければならないのです。堕落した世界はすべてが神様を探し求めるため、宗教を信じなければならないという結論ですが、今日のこの終末時代には宗教がなくなりサタン的全権時代へと化していくことを知っているので、神様がこのサタン的なものを壊して追い出して、この世界に神様の使命を中心として送った方がメシヤであることを知らなければなりません。

 そこで、宗教の中でも中心宗教は、このような愛の原理を完全に備えて現れなければなりません。神を私たちの父であると言い、自分たちを子女と言い、信者たちを妻と言う家庭的理論をもった宗教でなければならないという結論が出ます。メシヤは本然の愛の家を作るために来られるのであり、その家庭が出来れば、国が出来るし世界が出来るのです。そのような基盤となる宗教が中心宗教であると見るのです。そのような観点から見るとき、キリスト教は神様を父とし、イエス様も「神は父であり、私はそのひとり子である」と言いました。これは驚くべき言葉なのです。このような原則において見るイエス様は、神様が送ってくださった原理を中心とした本然の愛をもった代表的男性であったと言うことができます。これは間違いないことです。そのためにキリスト教を中心として、神様を中心として世界化していくということは自然の理法なのです。神様が世界を救おうとするその版図を占領するのはこの道しかないのです。サタン世界の愛以上の愛で連結できる版図をもつためにも、キリスト教が世界的な宗教にならざるを得ないという理論的結論も出るのです。

 このようなキリスト教であるのに、間違った神学によって大きな誤りを犯しています。ただ単に信仰をもっただけでは天国に入ることはできないのです。愛を実践しなければ天国に入れないのです。イエス様は死ぬために、十字架にかかるために来られたのではありません。その責任は使徒パウロにあり、使徒パウロの罪は大きいのです。ただ信じれば天国に行けるの? いいえ。愛の理論をもたなければ天国に行けません。堕落圏内を逃れることはできません。終末において神様は再臨主を送ってこの死亡圏を撤廃して、すべて奪ってくることを願っておられるのです。世界的な主管圏をもったキリスト教文化圏時代が訪れた時、福音が全世界の隅々まで伝えられ、イエス様が来られるのを待ちなさいというのが終末なのです。では、この世の人々は再臨主をどうやって知ることができるでしょうか? 神様と愛の関係、本然の愛と関係を結ぶ、このような内容をもって、教えてあげるのが再臨主です。そのような内容を教えることのできる人は歴史以来、全人類が反対し、世界のすべての宗教、主義思想が反対するたった一人の人であります。イエス様もそれを教えることができなかったのです。それを最後の日にはっきり教えてあげるのです。

 それは、レバレンド・ムーンを通して本然の愛をもった神様を発見することができ、レバレンド・ムーンを通して本然の愛をもったアダム・エバを探し出すことができ、またレバレンド・ムーンを通して本然の神様の愛と本然のアダム、エバがもつべき家庭を探すならば、これで全部なのです。そうすることのできるレバレンド・ムーンならば、それは本物であり、そうでない時は価値がないのです。メシヤとは何であるかと言うと、真の父母のことです。真の父母は何をするかと言えば、神様が願っている神様を中心とする愛の家庭を創らなければなりません。それが真の父母のすべてです。そして九〇パーセントを百パーセントで愛することによって、サタンは自動的に後退し屈服するのです。(黒板を使用) それは理論的でしょう。(はい)。本来一九四五年にキリスト教文化圏世界が先生を支えたならば、先生の今日のような法廷問題ということはあり得なかったのです。その時は、アメリカを中心としてキリスト教が世界を支配し、歴史始まって以来キリスト教文化圏が世界を代表することのできる第二次世界大戦の直後だったのです。これは歴史上の千載一遇の好機でした。キリスト教が世界を支配することのできる時だったのです。

 では、キリスト教思想から考えてみるとき、再臨のメシヤはいかなる時に来られるのかと言えば、キリスト教が世界を支配することができるそういう基盤をもった時です。分かりますか? (はい)。歴史上、そのような時が今まであったでしょうか。その時こそ、正に神が最終的な摂理のために働くことができる二千年のキリスト教の歴史において前にも後にもないチャンスだったのです。神様はその絶好のチャンスを知っておられ、この二十世紀のローマとしてアメリカをキリスト教国とし、世界にキリスト教の基盤を広めてこられたのです。そのためにアメリカがキリスト教文化圏を代表する中心国家として繁栄していったのです。この時、レバレンド・ムーンはイエス・キリストの使命にあり、キリスト教は二千年前のユダヤ教の立場にありました。そしてアメリカはローマの立場にあり、韓国はイスラエルの立場にありました。これらはすべて神側になっていたのです。一つの側に立っていたのです。神側にいたのです。イスラエルがローマの統治下にあったのと同じように韓国が直ちにアメリカの統治下に置かれるようになり、法的に軍政に入ったのです。李承晩大統領はキリスト教信者だったので、キリスト教を中心とした大統領の国家形態が始まったのです。そして蕩減の法則によって、個人から家庭、家庭から氏族、民族、国家、世界へと歩まねばならない路程が始まります。もしメシヤを認め一体化するならば、これらが一度に七年間ですべての路程が達成される、そういう状況にありました。先生が四十歳になる前に世界の復帰は終わっていたかもしれないのです。そうすれば、そのようなキリスト教を背景としてお母様が来られたでしょう。ある意味ではイギリスの女性の中から選ばれていたかもしれません。一度に成されるのです。

 先生はどうすれば世界を早く復帰することができるかということだけを真剣に考えています。しかし、実際に先生および、その運動が韓国から受け入れられなかったために、再蕩減しなければならず、多くの問題が生じるようになりました。もし受け入れていたら、韓国における運動は世界的、宇宙的、天宙的な運動となっていたことでしょう。もし、英国の代表がお母様になっていたとしたら、アメリカはイギリスの言うことをよく聞くようになっています。アメリカはイギリスが生んだ息子のような立場です。自然にお母様に頭を下げ従ったことでしょう。どれほど早かったかしれません。

 先生が今、多くの反対を受けているにもかかわらず、世界にこれほど基台をつくることができたのですから、もし先生が反対を受けないで、全面的に歓迎する世界の中では、七年間で基台をつくることができないでしょうか? 先生はそれを成す能力があると思いますか? もしその時、そのようになったならば共産主義は先生の手の中でなくなってしまうのです。先生によってなくなってしまうはずだったのに、このキリスト教が反対してサタンと一つになることによって、共産世界が拡大し、今や世界の三分の一を支配するようになってしまったのです。その時に先生がみ旨を成就していたならば、アメリカがローマの立場でしたから誰が反対したでしょう。誰も反対することはできません。ローマの頂上に立っているシーザーを誰が反対することができますか? 誰も反対する者はいなかったでしょう。そして彼らは国連を作りましたが、指導理念を与えることができませんでした。世界を指導すべきアメリカは責任を失ったことによって、共産主義者が支配する国連になった事実を知らなければなりません。すべてが、再びサタンに完全に奪われてしまったのです。アメリカ自体が奪われ、自由世界自体が奪われ、キリスト教会にまでも共産主義者が入ってきて支配することのできる、このような実情になってしまったのです。たった一つだけ統一教会だけには入ってこれないのです。

 きょうは先生の公判から一週間目に当たる最初の聖日です。きょうのこの言葉はみな、CIAに報告されるでしょうが、よく聞いておきなさい。アメリカをいかに指導すべきであるか、それは神様の命令によるしかないのです。レーガン大統領、共和党だけではできません。レバレンド・ムーンに聞いてみなさい。アメリカを七年間だけゆだねてみなさい。世界をきれいに整理するでしょう。(拍手) 先生は監獄に行っていかなる苦痛を受けたとしても、この仕事を実践していくために組織編成をしました。私たちは神様が願われるアメリカと自由主義をリードすることのできる版図と組織を作らなければなりません。

 第二次世界大戦直後にキリスト教を中心としての摂理が失敗したので、四十年の蕩減路程を経て、再び探し求めて今日を迎えたのです。この時こそ、キリスト教と一つにならなければ世界を救うことができないために、アメリカで法延闘争が起きた時に先生は韓国にいたのですが、わざわざアメリカに帰って来たのです。アメリカのキリスト教を救い出さなければならず、世界的キリスト教の中心であるこの国が世界を支配していた時の大きな基盤(本然の基盤)を立たせるために、先生がアメリカに戻って来たという事実を知らなければなりません。統一教会とキリスト教が一つにならなければなりません。もしキリスト教と一つになれなかったらアメリカを救う道がないし、自由世界を救うことができないし、神のみ旨を立てることができないのです。そうなればアメリカも失うし、自由世界も失うし、世界をみな失ってサタンに侵犯されてしまいます。

 法廷闘争を中心として、先生は二千年前の失敗を蕩減復帰しなければなりませんでした。今回は弟子たちは誰も去る者はなく、キリスト教が先生と一体化し、そしていずれはローマ帝国なるアメリカ国民も先生と一体化するでしょう。このようにして先生は二千年前のイエス様当時の失敗を復帰することができるのです。韓国で生まれたレバレンド・ムーンが、アメリカにおいて統一教会を中心として自由世界のキリスト教を一つにするならば、韓国は自然に一つになるのです。一つになるようになっているのです。先ほどお話ししたとおり『ニューヨーク・タイムズ』の記事は歴史的な宣言であり、摂理史的な宣言に価する言葉なのです。(はい)。(拍手) そうすることによって韓国が一つとなるのです。韓国さえ一つになれば、アメリカも一つになる道ができるのです。分かりますか。それは今回の法廷事件のゆえです。先生が十字架を背負うのです。イエス様は十字架を背負うその瞬間に十二弟子を失い、ユダヤ教を失いイスラエルの国とローマを失ったのですが、先生が十字架に掛かるその瞬間に、統一教会は団結するのです。統一教会が世界的基盤を立てて、失ったキリスト教を探し出して立たせ、反対する韓国を立たせる基盤となり、日本と全アジアが連結されることによって、アメリカがついて来る基盤となるのです。これこそ歴史的な一つの転換期です。正に歴史的な蕩減を宣言することのできる深刻で深長な時間であることを皆さんは知らなければなりません。

 したがって、四月末までに韓国では七百万会員を募るように宣言したのです。(拍手) これに相対して日本においても七五〇万会員、アメリカにおいてもこれから四千万会員を連結することができれば、三カ国は完全に一体化できるのです。韓国と日本とアメリカが一つとなれば、原理的には、アダム国家、エバ国家、天使長国家が一つになることであり、そこで世界は回転するようになっているのです。これは私たちの政治運動ではありません。既に宣布した七百万の会員は勝共要員なのです。統一教会はこの国アメリカを救うための救道の組織編成をするのです。昨日みな決意しましたか? (はい)。すべて組織編成は済みましたね。(はい)。皆さんそれではやりますか? どうしますか? (はいやります!)。では手を挙げてください。神様に感謝いたします。皆さんに神の祝福がありますように。(拍手)

 先生は、蕩減復帰の原則において、二千年前に起こったことの蕩減復帰をしています。イエス様が国家的基準において十字架上で亡くなっていったのを、先生は世界的な基盤で世界を神側に引っ張って来ようとしているのです。今は正に愛を中心として世界を一つにすることのできる世界的基盤が展開する歴史的瞬間です。そこで神様を中心とした何かの日を定めざるを得ないという論理が成立するのです。

 最後の段階は七年間で達成されることになっていましたが、(黒板を使いながら)キリスト教の反対によって、二十一年間に延長されました。そしてこの間に先生は世界的な基盤を築きました。今日、アメリカの裁判所が何と言おうと、最高裁が何と言おうと、歴史と国民が擁護するようになります。これが正に究極的な裁判所です。その究極的な裁判所である世界と世論の前で、先生の名前と無実が証明され、先生が正義であることが明らかにされるでしょう。そう思いませんか?(はい、思います)。歴史上において、多くの宗教者や聖人たちが生きて越えられなかった道を、先生は生きて歩み、走っているのです。今が気の詰まるほどの峠を越える瞬間であることを知らなければなりません。人間の堕落ゆえ、真の父母はこの完成基準の上に自らを打ち立てることができませんでした。それゆえに、真の父母はこの蘇生期の完成級において現れ、この完成級に至る期間を戦って切り開いてこなければならなかったのです。そこで個人蕩減、家庭蕩減、氏族蕩減、民族蕩減、国家蕩減、世界蕩減まで経なければなりませんでした。そして今はいかなる時かと言えば、真の父母様がこれらすべての世界蕩減路程を完全に越えて、直接的愛の圏を中心として、原理主管圏に世界全体と霊界全体を統合することができる時なのです。キリスト教が先生を信ずれば七年間でできたのに、不信したことによって、キリスト教二千年の歴史を二十年で蕩減復帰し、二百年のアメリカの歴史を二十年に短縮させて蕩減してくるのです。

 一九七六年を中心として、最高にサタン勢力と対決しました。そういう意味でも一九七六年はレバレンド・ムーンが最も祝福を受けた年なのです。それでその時の勝利的基盤によって『天勝日』を宣布しました。それゆえカーター政権は、先生の勢力の拡大を恐れ取り調べを始めたのです。このような非法的な告訴は神様は聞き入れません。もし聞き入れた日には一挙に福を奪ってくることができるのです。一挙に先生が福を受けるのです。過去の歴史を思い出すときに、もしニクソン大統領が先生の話を聞いていればベトナムは失うことはありませんでした。また引退するときに先生に一言相談したならば、あのように追い出されずに済んだのです。

 もはや、アメリカの体面は地に落ちました。アメリカの国民がニクソン大統領に反対し、レバレンド・ムーンに反対したことによって、ベトナムにおいて敗者としての歴史的汚点を残したのです。ニクソン大統領と共和党が一つとなって先生の話を聞いていたならば、あのようにはならなかったはずです。次にフォード大統領を経て、カーター政権を中心として闘いが始まるのです。しかし神を中心としたレバレンド・ムーンの絶対的な反対のゆえに、カーター大統領は落選し政治生命を失ったのです。またフレーザー下院議員に対する戦いにおいても先生は勝利しました。これまで左翼的なアメリカのリベラリズムの勢力がアメリカ政界に拡大していましたが、先生と皆さんの力によってチェックしたのです。そこで、リベラリズム的勢力は法廷闘争へと切り換えたのです。

 しかし、先生はアメリカを愛しています。なぜかと言えば、カインを愛さなくては神の国に入ることができないからです。アメリカの過ちは先生が責任をもちます。このような式です。“神様! アメリカの過ちは私が責任をもちます。これからは私が生命を懸けて監獄から帰ってきて責任をもちます”、判決が下った瞬間先生はそのような祈祷をしました。今は強く雄々しくなければなりません。皆さんは泣いてはいけません。お母様と一つとなり、若い孝進様と一つとなり、若い息子娘たちと一つとなり、私の家庭と一つとならなければならないのです。家庭が一つとなることができないがゆえに、このような不祥事が起きたことを思う時、今こそ一つとならなければなりません。祝福家庭の十二家庭を中心として、全体が一つとなる宣言式をなし、統一的な宣言式をなし、昨夜この聖地において徹夜祈祷を行い、『一情会』を設立しました。世界的な地上天国になるまで、心の中で悔い改めなければならない歴史的過誤が残っているので、一情会を中心とした心情世界を祈祷を通じてこの世界に連結させていかないと、アメリカが滅びます。ですから心情世界の中に、一情会を作ったのです。アメリカの誤りは自由世界の誤りであり、そのことを誰もが責任をもって悔い改めるのです。それが一情会です。神様は第二次大戦直後のみ旨を今、アメリカを中心として摂理されています。世界すべての国家を救うまでこの一情の精神をもって、私たちはすべてを捧げてやっていくのです。

 蕩減を払わなければならないという時代はもはや終わりました。これからは私たちが求めればすべてを主管することができるのです。新しい時代が訪れたのです。だから何の日を宣布しなければならないかと言えば、愛でもって神様が主管することのできる時代を宣布しなくてはなりません。サタンが主管していた世界を神の愛で主管するという、轄を打ち込まなければなりません。それは誰によってかと言えば、中心となる真の御父母様によってです。アダム、エバが堕落したため、堕落の愛によってすべてが反対の道へ行っていたのを、真の父母の愛を中心としてサタン主管圏から神様の主管圏へと引っ張って来るのです。その日を法廷宣言と共に決定することにしました。ちょうど良いチャンスなのです。イエス様は十字架上で死んで三日間どこに行ったかと言えば、地獄に行って来たのです。それはこのサタンの地獄世界に起こるすべての復活圏を立てなければならない責任を果たすためなのです。それと同じように先生もこの地上の地獄たる所に行き、そこで天の愛を打ち立て、それを復帰し復活するのです。イエス様は霊界の父母となるのですが、先生はこの地上の父母の権限をもって、神様の愛を中心として統治時代へと前進していくのです。

 愛の宣布式をしなければなりません。皆さんは知らなかったでしょうが、既に天において一九八四年五月十六日零時五十四分に『愛天日』が宣布されたのです。それは最高裁の決定が下されて三日目に当たります。その三日間の苦しみの時を通過した後に、このように天の愛によって世界を主管するという日を宣言したのです。分かりましたか? これから私たちが苦難を受ければ受けるほど、神様が訪ねてくださるのです。そしてサタン世界が蕩減しなければならないのです。今まではサタンの愛の主管圏内に入っていたために、すべてのキリスト教と宗教者たちが、アベルとして蕩減してきましたが、これからはカインが蕩減する時代に入っていくのです。昔は苦労してもみな涙と共に流れていきましたが、これからの皆さんの苦労はすればするほど喜びとともに、歓喜とともに満ちあふれるのです。このことをはっきり知らなければなりません。これからは一生懸命に働けば働くほどプラスとなって蓄えられていくことになります。それゆえ、すべては皆さんにかかっています。今までの神側はそのような位置になかったのです。なぜかと言えば、サタンがすべてを奪ってしまっていたからです。しかし今からは、サタン世界から神側に転換してくるのです。

 昨日も話したように、先生がキリスト教と統一教会との一体化をなさなければ、先生はみ旨を達成したとは思いません。そこでこの法廷闘争を通してキリスト教と統一教会が一つとなり、アメリカの国民と統一教会のメンバーが一つとなることができるのです。先生はアメリカをどのように思っているかと言えば、堕落以前の本然の人として取り扱い接しようと思っています。アメリカは敵ではなく本然の世界であると見るのであって、怨讐とは思わないのです。このように思う先生に反対すればするほど、逆に善なる人たちがどんどん祝福を受けるようになるのです。政府とは国民が国民のために選んだものであるので二番目です。政府自体が主体ではありません。国民が選んだのであるから政府も国民について来るようになっているのです。そのような観点から見て、アメリカはこれから神様の領土となるでしょう。決してサタンの領土にはなりません。(拍手) 先生はアメリカをこのように本然の愛をもって見ているのです。レバレンド・ムーンに反対したすべての人々も、“レバレンド・ムーンは罪なくて行かれた方であり、生きた聖人であり、人類歴史において讃美を受けるべき愛の聖者である”と讃える時が遠からず訪れるでしょう。そうなればすべては終わるのです。そうなれば四十日以内に四十億人類を教育できる時代が来るのです。宇宙時代が来るのです。分かりますか。驚くべき時代が訪れたのです。

 このような世界を目の前にしている私たちは、忍耐心を強くもつことです。明日の勝利は神様が役事します。私たちは早く前進しなければなりません。一瞬とも遅れることはできません。遅れることはサタンが私たちの中に侵入することになります。私たちは四千万キリスト教信者を糾合しなければなりません。夜も昼もありません。かつて、ローマの四百年の迫害の時には、早朝に捕えられて殺される人がいましたし、眠る前に捕われていって死刑になる人がいました。しかし、自分の死も顧みないで神のために祈り、見事に殉教しました。そのような哀魂たちを思いながら、また歴史上のすべての曲折を考えながら、この国のために神様の解放のために走らなければなりません。

 それではここで幾つかの質問をします。それはきょう宣布した『愛天日』にサタンが讒訴する条件をなくすためにです。まずお母様に対して、「お母様はみ旨に対して、完全にお父様と一つとなって生死を越えてでもやっていける自信がありますか?」(はい)。このことをお母様が完全に約束をしたので、もしお母様が失敗するようなことがあったとしても、サタンはもう讒訴することはできないのです。

 次は、孝進様と上の姉と四家庭です。「あなた方は完全に父母様と一つとならなければなりません。もしあなた方が誤ってサタンの条件に引っ掛かるようなことになって、サタンがあなたを侵犯して悪い役事をしたとしても、父母様とみ旨の前には絶対に支障をきたさないことを誓いますか?」(はい)。今までにこのような宣誓をすることができなかったので、弟が責任もち、私が責任をもっていることを知らなければなりません。分かりますか。

 次は、祝福家庭たちです。「三十六家庭を中心としたすべての祝福家庭は完全に父母様と一つとなり、子女様と一つとなることを宣誓しますか?」(はい)。今まで皆さんが問違った時には、父母が責任をもってきましたが、これからは父母は責任をもちません。分かりましたか? そういう意味で、きょうは真の父母の解放日です。父母が責任をもつ時代は終わったということです。今後皆さんがいかに間違ったとしても、神の国に、真の父母様の前に全世界の摂理の前に支障をきたしてはなりません。

 今まで愛の中心である『愛天日』を定めることができなかったので、すべてを父母が、先祖のアダム、エバの立場において追求されてきましたが、きょうの『愛天日』を期してはそれを越えていくのです。今までアメリカの統一教会が過ちを犯したらすべてレバレンド・ムーンが悪いと言われましたが、これからは違います。これからは皆さんが責任をもたなければなりません。もし間違ったら皆さんが責任をもたなければなりません。これからは神様と真の父母の解放圏が始まるのです。

 ここに全世界を代表して、一二〇カ国の宣教国の代表が集っているので質問します。「先生のみ言を中心として完全に一つとなって、愛の主管圏を越えていくことを誓いますか?」(イエス、ファーザー。イエス、ファーザー。イエス、ファーザー。アーメン)。皆さんは真の父母に自由を与えました。解放を与えました。(拍手) 先生はこれからは解放の場に行きます。歴史の転換の時代です。(拍手)

 それで一九八四年のきょう、先生は既に祈りの中で宣言しました。死の恐怖も愛でもって消化し、監獄の恐怖も愛でもって消化する、そのような宣言をしたのです。人類を中心として死を愛で消化し、今日の法廷闘争と地上の地獄を愛で消化するこのような式を先生は挙げました。『愛勝日』と『愛天日』を定めたという事実は真の父母がいなくては不可能なことです。真の父母が現れて、歴史上にこのようなことをすべてなして、後代の人々が行く道を高速道路のごとく作ってあげたという事実を、歴史をおいて永久に『愛天日』を誇りとし、『愛天日』を讃えつつ、記憶すべき日であることをこの時間宣言するのです。

 親は息子を亡くした時ほど悲しいことはありません。しかし愛で越えたのです。すべてを愛でもって消化していく特権的な日を定めて、勝利の轄を打ったのです。愛のみがすべてを主管することができるのです。皆さん、これから転換が始まります。統一教会の喜びとなり、キリスト教の喜びとなり、自由世界に蘇生の光が差してくるのです。このような運動がこれから始まります。この誇り高き戦いと活動を展開していかなければなりません。既にイースト・ガーデンでは先生を中心として、また家庭を中心として『愛天日』を宣布しましたが、きょうこの時間に世界的に宣布します。今後私たちは百戦百勝するでしょう。蕩減時代は終わりました。これは世界の縮小であり、霊界縮小であり、神様の代わりにレバレンド・ムーンと一つになった場において、このような日を全宇宙の前に永遠なる歴史世界に宣布するという日であることを知らなければなりません。今や私たちは『祖国創建』という合言葉を中心として、前進することのできる時代に入ったのです。愛の地上天国を建設する時代へ進軍するのです。この時に進軍すれば愛国者の名を得て、神様の指示によって成すことができます。分かりますか? (はい)。皆さん立ってください。

 互いに二人で手を重ね合って、お父様とお母様の代わりとして、父母様の愛の相続を受けるのと同じです。分かりますか? この世の中にはすべてのペアがいます。そのペアの中で愛が成立されるのです。それが正常です。相続権を中心として相続されるのです。愛の主管圏を宣布するのです。神様を中心としたペアにならなかったので、悪の主管圏に入ってしまったのでありますが、これからは神様を中心としてペアの世界化時代に入っていくのです。神様の愛の主管圏へ越えていくのです。分かりますか? ではお祈りしましょう。

 愛するお父様。きょうは一九八四年五月二十日でありますが、この時間は一九八四年五月十六日の零時五十四分にイースト・ガーデンにて家庭的基準で宣布した『愛天日』を世界史的宣布の日に連結する日ですので、お父様がこの場に御臨在してください。

 ​地上に真の父母がおられ、天の父母がここに臨み、霊界の興進様とイエス様を中心とした一二〇カ国家の統合的な環境的霊的世界すべてがここに臨み、地上の一二〇カ国の復活圏内の象徴的な実体がすべてここに臨んでおられるので、この場を期して、今まで悪なる愛によって神の主管権と所有権が奪われていたので、今、この世界史的な蕩減の頂上において、真の父母の愛と神の愛を中心として失われていた相続権を再び復帰すると同時に、愛の主管圏を立てることのできる『愛天日』を宣布するというこの莫大なる歴史的頂上に立っていますので、天、地、万宇宙が願っていた希願の日でありますので、一つの心、一つの志、一体の心情圏において、父母様の宣布されることを大いに歓迎しながら、お受けくださることをお願い申し上げます。​

 神様が共にいてくださり、父母様が共にいてくださり、父母様を中心として真の子女たち、祝福家庭が一体となり、神の国の愛の圏を中心としてこれから相続時代に向かって、前進することを宣布しますので、全天宙がこの時間を厳粛に受け止められることをお願いいたします。神の名と真の父母の名をもってここに『愛天日』を宣布いたします。アーメン、アーメン、アーメン。お父様、お母様、真の父母様、万歳。万歳。万歳。(拍手)

 皆さん、これからは良い日が来るでしょう。だから今は汗を流さなければなりません。神様がすべて見ておられます。収穫期になったのです。『一情会』を知っているでしょう? 一情というのは全世界の間違ったことを私たちが代わりに贖罪して、すべての責任をもってあげ、そして『愛天日』を教えてあげるのです。興進様が行くことによって霊界の地獄の門が開かれたように、これから地上においては、地上の地獄の門が開かれるのです。すべての人々が神に直接通ずるようになるのです。霊的地獄世界と地上の地獄世界の監獄にまで通ずることができるようになったのです。

 イエスが三日間地獄に行って門を開けたのと同じように、先生は三日間で地上地獄の門を開けたのです。分かりましたか? では朴普煕先生お祈りしてください。 (朴先生の祈祷)

 イエス様は十字架に掛かることによってすべてを失いましたが、きょうの『愛天日』の宣布によって、すべてが連結されます。これをはっきり知らなければなりません。(拍手)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

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Last updated  2021.11.20 20:01:34
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