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***My life with“M”***

【赤ちゃんの同伴について】

◆◆◆赤ちゃんの同伴について◆◆◆

マドレボニータの認定インストラクターが開催する
『産後ケア教室(旧称:産後のボディケア&フィットネス教室)』では、
中央に敷いた2m四方大のキルトマットに赤ちゃんを寝かせて、その周りを
囲むようにしてバランスボールエクササイズや、コミュニケーション能力を
高めるためのワークなどを行います。もし途中で赤ちゃんが声を上げたり
泣いたりしたら、すぐに抱っこして一緒にやって頂きます。
授乳やオムツ替えもすぐにその場で、して頂けます。
しかし、産後クラスには「一緒にお連れ頂ける赤ちゃんは“生後210日まで”。」
という規定があります。
生後210日を過ぎた赤ちゃんや上のお子さんはスタジオに入室できません。
これはいったい何故なのでしょう?



●まず第一に赤ちゃんの安全を守るため!。
産まれてしばらくの間は『泣く→授乳→ウンチ→寝る・・・』の繰り返しだった
フニャフニャの赤ちゃんも、どんどん成長して活発に動くようになります。
(ちなみに私の娘は4か月で寝返り、6か月でハイハイしていました。)
産後クラスでも、月齢が低い赤ちゃんは、マットでおとなしく仰向けに
なっていて、ちょっとぐずっても、抱っこして弾んでいるうちに寝てしまう
ことも多いのですが、生後7か月近くにもなると、寝返りを打ったり、
ズリズリと移動したりして、本当に目が離せなくなります。
ちょっと目を離した隙に、隣に寝ている月齢が低い赤ちゃんに乗りかかって
いたり、スタジオの備品に触って怪我をしたり、なんてことがあったら
危険ですよね!

●母親が集中してクラスに参加できるため!
それから、7か月を過ぎると赤ちゃんの動きはもちろんのこと、
声も大きくなり、感情面でも発達するのでさまざまなアピール度が高くなります。
例えば、母が“エクササイズに集中したい”と思っている時。
すぐ近くに母が居るのに、その母の関心が自分以外ことに向いていると
感じた赤ちゃんは、母にこっちを向いてもらいたくて、大きな声を上げたり、
泣いたりします。
そして、この頃になると、ただ抱っこされているだけじゃぁ満足せず、
大人しく母の腕の中におさまらなくなってきます。しっかり遊んでほしい!
動きたい!という気持ちが強くなるんですね。

赤ちゃんの様々なアピール(要求)に応えて、「ワタシはクラスの間中
ずっと抱っこでやり通せるわっ!」というのであれば、それはすごい!

がっ!!しかしです。

そういった場合、参加者である母の側には「ちゃんと動けなかった~」
とか、「集中できなかった」という不満やイライラが残ります。
さらにそこには「この子がいるから」という感情を伴うことが多いのです。
(赤ちゃんはモノは言わないけれど、大人の都合で連れ出された上に
「この子のせいで・・・」なんて言われたらたまったもんじゃないですよね。)

また、誰か一人が7か月以上の子どもを連れて来て、場が必要以上に
ざわついたりした場合、他の参加者の貴重な時間や機会を奪うことにも
なりかねません。他の参加者の方も、顔や口には出さなくても、内心
「あっ、あっ!危ない~!」と思ったりして、クラスに集中することが
出来なくなってしまうからです。
「じゃぁ4か月や5か月の赤ちゃんが騒いじゃったらどうするの?」と
思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、7ヶ月未満の赤ちゃんは、その場にいる権利を持っているのです。
その場にいることを許された赤ちゃんが、たとえ泣いたり騒いだとしても、
それはお互いさまで許されることなのです。

本来ならば「元気があっていいよ!」と言われるべき子どもが
「危ないなぁ・・・」「うるさいなぁ・・・」と鬱陶しく思われてしまう。
これは非常に可哀相なことだと思います。

「いつでもどこでも母親と一緒じゃないと可哀相!」なんていうのは
母親のエゴだと思います。(まさに第一子をそのように育ててしまった
私が言うのだから間違いありません!!)


●地域での子育てサポーターを見つけるきっかけにしてほしい!
たとえ別れ際に泣かれたとしても、子どもが子どもらしく振る舞える
託児・一時保育などの場に預けることと、スタジオに一緒に連れてきて
泣いたり騒いだり、動き回ったりしてして、周りの人に鬱陶しいと
思われたり、母親にイライラされること。
どちらが子どもにとって可哀相なことでしょう???

子供にとって適切な保育環境を用意してあげることで、赤ちゃんや子供の
人権を尊重することにもなるし、大人の時間、場所というものを区別する
ことにもなるのです。
“まだ1歳にもならない赤ちゃんを人に預ける”ということが、多大な
勇気や心の葛藤を伴うものであることは、私も身をもってよ~くよ~く
わかっています。安全で適切な施設や人を探す手間もありますね。

でも、自分一人で一生育てられるわけじゃないです。
子どもはいずれ保育園や幼稚園に通います。信頼できる人に我が子を
委ねて、大人が自分のための時間を持つというのは、やがて来る子離れの
予行練習にもなるんじゃないかと思います。
7か月を過ぎた子供に、母親、父親以外にも信頼できる人がいるんだよと
いうことを伝えるチャンスにもなります。

そして何よりも、地域で子育てのサポーターを探すきっかけになります。
パートナーは仕事、祖父母は地方に…という方がほとんどでしょう。
いわゆる、核家族化で母親一人では、子供を育てきれないのが現状です。

そんな時に、「赤ちゃんがいるから何かをあきらめる」のではなく、
「見てくれる人にお願いしよう!そういう人(施設)を探そう!」という
発想を持っていただきたいのです。
行政のファミリーサポートセンター、民間の保育所の一時保育。
探せば意外といろいろあります。きれいで安全なところが増えてきています。
もちろん、いくらかのお金はかかりますが、その分、自分のための時間が
得られます。子供も、安全に過ごせます。
「投資」と考えたらしっくりくるかもしれません。


◇◇◇


こういった様々なことを考慮して、生後210日を過ぎる赤ちゃんや
上のお子さんは、どんなにおとなしいお子さんであっても、必ず信頼
できる方に預けて、単身でご参加くださるようにお願いしています。

逆に言うと、6か月までは母と子が離れられない時期です。
母乳の人は半年くらいまでは授乳間隔もなかなか空かないでしょうし。
だからこそこの時期に産後クラスに参加して、赤ちゃんの呼びかけに
応えられる瞬発力を鍛えておくと、その後の長い子育て生活がグッと
ラクになります。これ、ホントです!

でもでも、もし210日になっていなくても、赤ちゃんの動きが活発で
「これじゃぁとてもクラスに集中できないわ・・・」と感じられるような
時にも、ぜひ、一時保育・託児の利用をご検討いただきたいと思います。
「激しく動く赤ちゃんを連れて来てイライラしながら参加する」のでも
「赤ちゃんが激しく動くから参加をあきらめる」のでもなく、是非、
「信頼できる人に委ね、預ける」という選択肢も持っていただきたいと
思います。



こういうことを言うとたまに嫌われちゃったりもするんですけど・・・!
それを覚悟で、敢えてキビしぃことを言わせて頂きます。
私自身が身をもって経験してきたことだからこそ…。

ご理解頂けたら嬉しいです。


よろしくお願いいたします。

産後セルフケアインストラクター 小山史未子

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