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2006.02.03
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カテゴリ:日記
 駐車場で遊んでいたら、猫が声を掛けてきました。
そう、まさに声を掛けられたのです!

「んなぁ~お!!なぁぁぁあぉ!」
と大きな声で。
私たちが、ぱっと振り向いて猫の姿と確認すると、声は普通な大きさになり、車の陰から少し出てきて自分の姿をアピールしました。

 「たつ」は大喜び!
「にゃーにゃ!!にゃーにゃ きた!」
手にしていた木の枝やどんぐりをぽいと放ると猫のほうへと駆け寄って行った。
遠慮なくそばまで駆け寄っていくので猫はさっと車の陰に隠れてしまう。
それでも猫のほうはこちらを気にしていて、逃げていく素振りはなく、「たつ」がその場から少し離れるとじりじりと出て来る。

 猫から3~4M離れた所に座って手を差し出すと、猫は待ってました!とばかりに少し体を低くしながら寄ってきた。
黒と白のまだらの猫。以前会った時は赤い首輪をしていたと思ったけど・・・今はなし。
あの時とは違う猫なのかな?ちょっと太めだし、毛並みは少し乱れてる。
人懐っこさは同じだけど。野良をしているのかな?

 撫でていると気持ちいいのか自分で体を動かして撫でるところを誘導してくる。
「たつ」が
「にゃーにゃ、どうぞ。」
と、どんぐりを持ってくる。ぱっと体をねじってどんぐりに鼻を押し付けた。
 もしかして、お腹が空いている?
でも、何にも持ってないんだよね~どんぐりぐらいだよ。持っているのは。・・・要らないよね(笑
どんぐりに関心を失くした猫はごろりと横になってお腹も撫でさせてくれた。
 それを見た「たつ」は、突然
べべよぉ~!!
と、大きな声で叫んだ・・・。ビックリした。
猫に「きたないよ!」と教えているのだ・・・。
 まぁ、猫はお構いなしだったが。

 ひとしきり撫でられて、食べ物も出てこないと判ったのか、猫はさっと体制を整えて壁沿いに行ってしまった。
塀を越えて畑を横切り、道を渡って行った。
「にゃーにゃ、いっちゃったね~」
二人で見送っていると「たつ」が言った。

 夕方、陽が傾いてくると急に冷えてきたので、じゃぁ帰ろうかと帰宅することに。
歩いて2~3分の距離をかくれんぼをしながら帰る。
階段を上がって、玄関の前へ・・・
 と、その時。
「んなぁあ~ぉぉ~」
聞き覚えのある猫の大きな声が・・・
階段の踊り場まで下りて見てみると、向かいのベランダに先程別れた黒と白のまだらの猫が窓を見上げて鳴いていた。
 いつもえさをあげているのかな?それともそのお宅が飼っている猫に会いにきたのかしら?
ひとしきり鳴いて、その場を立ち去って行った。
 まだらな猫が立ち去って行った後、室内の窓の向こう側に白い猫が座っていた。やっぱり会いに来たのかなぁ~

 「たつ」は2度も猫を見ることが出来てちょっと興奮していた。
「にゃーにゃ、ごはんちょうだーい、きた。また くる」
「うち、くる?」
と聞くので、
「どうだろうねぇ~?」
と応えておいた。
 来られるようになってもらっても困るんだけどね(ーー;





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Last updated  2006.02.09 00:36:27
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