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カテゴリ:生きもの
ゴールデンウィークに捕獲したカタツムリ(ツクシマイマイ)のしまくん。
乾燥のため、6月中旬ごろには夏眠に入っていた。 それから4ヵ月半・・・動きもさっぱりなく、殻に入ったまま。 生きているのか死んでいるのかも不明・・・。 死んではいないだろう、張り付いている玉子の殻から無理やりしまくんを剥がしとって、水をかけたら起きるだろう、と思ってはいても月日を思うとそれすら不安に。 虫かごにはしまくんの他に、せみの抜け殻まで入っているし・・・。 「たつ」に、 「しまくんは生きているんだろうか。お腹空かないのかな。」 と話してみたら気にしたようで、部屋の真ん中まで虫かごを持って来て眺めていた。 「しまくーん!!おきてぇ~~っ」 なんて大声で話していたが、聞こえるわけもなく、動きもなし。 その上、しばらくすると眺めるのも飽きたようで、そのまま放置・・・ そして、何かしようとしてか、「たつ」が部屋を駆け出すように横切ったとき、不意に虫かごを蹴った。 かなり勢い良く当たったらしく、カッツーーン!!と威勢のいい音がして、見るとしまくんが玉子の殻から外れている!! ついに起床か!!!? と様子を見るが動き出す気配なく、あぁ、外れただけか~とそのまま虫かごに戻した。 しばらくすると「たつ」が、 「まま。しまくんが なんかうごいてるかんじよ。」 と言うので見ると、ちょろりと足が出てきていた。 やはり足場を崩されると目が覚めるらしい。 おはよう、しまくん!久しぶりだね。 とりあえず、生きてて良かった! 虫かごをきれいに洗い、しまくんには霧吹きで水分を与え、レタスを入れる。 気づくようにと、頭の近くにレタスを置いてもすぐには食べない。 一度ふた裏に上り、ぐるりと虫かごの中を一周してから落ち着いた頃に底に下りてきて食べ始める。 安全確認だろうか? 食べ終わった後は再びふた裏に潜んでいた、しまくん。 レタスは指先大(1cm×3cm)くらい食べていた。ほぼ、体の大きさ(殻含まず)。 陸貝は食害により農家の人に嫌われるというけれど、本当だなぁ~と思います。 なかなかの大食漢だもんね。 不意に起こされたしまくんだけど、放っておいたらいつまで寝続けるんだろうかと言うのもまた知りたいところ。 今は過ごしやすい気候だけど、もうちょっとしたら、今度は冬眠に入るんだろうなぁ~ どれくらい気温が下がると眠るんだろうか。 でも、その前にまたもや乾燥を避けて膜を張ってしまいそうな予感。 だって、「たつ」がお日様の当たるところに虫かご置いてるんだもん・・・ またしばらくは観察できそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.07 09:32:26
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