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奇妙な惑星   ~Peculiar Planet~

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September 22, 2005
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カテゴリ:おんがく(tunes)
ある時、
ロサンゼルスのユニバーサルスタジオに勤めていた知り合いが
劇場の舞台裏を見に来ないかというので、
遊びに行ったことがあった。

その日は、バリー・マニロウのコンサートということだった。

私は、バリー・マニロウのファンではなかったし
知っている曲と言ったら「コパカバーナ」くらいだったが
別に、バリー・マニロウにたいして、悪い印象も持っていなかった。
ただの「アメリカのポップシンガー」と思っていたのだ。

楽屋では、女性ダンサーらが殆ど裸で走り回り、
お互いに、宝塚みたいに巨大な羽をつけるのを手伝っていた。

私達は、その後ディナーの予定があったので時間がなかったのだが
せっかくだから、さわりのところだけ見ていこうということになり
楽屋から、観客席のほうへ回った。

熱気につつまれた観客席は、思ったより年配の女性が多く
むせ返るような香水の匂いが充満している。

幕が開き、羽のついた踊り子達が一通り踊った後、
バリー・マニロウが、舞台の真ん中にせりあがってきた。

観客席は、女性達の狂ったような拍手と黄色い声。
そんな観客に、彼は、歌いながら流し目で応えている。


そして、私は、大変なことに気づいた。





バリー・マニロウは



アメリカの「ポップ」シンガーではなかったのだ。



バリー・マニロウは



アメリカの…





「杉良太郎」だったのである。





flower
フヨウの花





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Last updated  September 22, 2005 06:05:23 PM
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