テーマ:食べ物あれこれ(49628)
カテゴリ:おいしいもの(delish)
3つ前の日記に「ウーピーパイ」というお菓子の話を書いて それが、エンゼルパイの原点ではないかという 勝手な推測を書いた。 帰宅したばかりのオットを捕まえて その勝手な推測をべらべらとしゃべり、 エンゼルパイの説明をすると オットが、エンゼルパイというのは「ウーピーパイ」ではなく 「ウーピーパイ」のご親戚にあたる アメリカ南部地方の「ムーンパイ」じゃないかと言う。 私もオットも、南部地方には住んだ事がないので 実は正真正銘の「ムーンパイ」は食べたことがないのだが ウィキペディアによると、ムーンパイはもともと ケンタッキー州、テネシー州、 そして、ウェスト・バージニア州の炭鉱街で 炭坑夫のオヤツとして広まったお菓子で 起原は1917年。 RCコーラと一緒に食べるというのが 南部定番の食べ方なのだそうだ。 北部のウーピーパイは、大手の会社が大量生産をしておらず ケーキ屋さんやら、家庭やらで作られる ケーキ生地の素朴なお菓子であるのに対し、 南部のムーンパイは、エンゼルパイのように袋入りで売られている駄菓子で マシュマロを挟んでいる外側の部分はグラハムクラッカーである。 また大きな違いは、 ムーンパイは、周りにチョコがかかっていることである。 つまり、エンゼルパイそのものなのである。 ということで、日本のエンゼルパイ&チョコパイの祖先は 北部地方のウーピーパイではなく、 南部地方のムーンパイであることが あっけなく判明した春の夜なのであった。 ムーンパイが手に入らないので、キャベツの写真をどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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