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またまた隣国を逆なでする発言が、田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長から飛び出した。駄目ですよ本当にそう思っていても本音と建前を使い分けねば。取敢えず責任ある立場の人間が本音を言ったら、今の日本では誰も手を叩いてくれる人はいませんよ。 昔、連合艦隊航空参謀で、戦後は同じように航空自衛隊の航空幕僚長、後に参議院議員の源田実と言うお騒がせな閣下も居たが、流石に時節柄ここまでの発言は無かったと思う。(;一_一) ところで、腹でどう思っていようが、表立っては今の日本人は誰も賛同してくれませんよ。 侵略なら侵略でも良いではないですか。あの当時はそうあらねば自国もそうなる定めに無きにしも非ずであったのですから。それはそれで良いと思うのである。 だが良くお考えあれ、終戦後はどうあれ16世紀ころから始まった白人支配主義は第二次世界大戦が終わるまで続いていたのである。スペイン、ポルトガルから始まって、後に英、仏、蘭などやりたい放題を繰り返したのは皆さんご存知でしょう。その支配を阻止するには打って出なければ成らなかったのは事実だと思う。 あの当時は知らないが、書物で読む限り食うか食われるかの時代であったのだ。 弱い者は淘汰されて行くのである。 今でも戦争とは別にして、企業戦争は食うか食われるかの時代なのである。 これは何時の世あろうとも戦争以外でも変わらないのである。弱い者は淘汰される。 そうでなければ、日本も併合されないまでも大きな影響を受けていた事は間違いないと思われる。戦争は全く絶対してはならない事だが、人は自由や尊厳をう失おうとすれば打って出る、それが出来ない国はそれまで支配されて来たのである。それを阻止した戦争なのだから幕僚長の言わん事は十分わかるのであるが 、チョット拙かったですね。 でも日本が侵略しただの何だのと言うなら、まず江戸時代まで遡ってペリー来航まで戻らねばならないでしょう。 彼ら米国が日本を恫喝して開国、開港迫らねばこんな事も無かったも知れない。でも逆にこれがなければ日本の近代化も遅れたことであろう。 隣国の国々の日本批判も良いが、時にはさらに遡って己の国が白人に何100年支配されたかも顧みて見る事である。そうすればどうして日本が打って出たかが少しは他国にも分かってくるであろう。 そもそも満州に入ったのは1900年、ロシアが義和団事変に乗じて満洲を占領、権益の独占を画策していたのである。それに絡んで日本、アメリカ、英国などが利権争いをしたのであり、日本一国の問題ではないのだが…!! 自分は日本が先の大戦で他国に全く迷惑を掛けなかったとは言わないが、それらの国々も、なぜ自分の国がこの様になったかも、日本に足を踏み入れられたたかも、各々の国も考えてみる事である。 どんな理由があろうと他国に足を踏み入れれば侵略と言われるのである事もお忘れなく。 今日のネット版アサヒるニュースより以下引用。 「田母神空幕長更迭へ 懸賞論文で「中国侵略ぬれぎぬ」 航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」などと主張する論文を、民間企業が主催した懸賞論文に応募していたことがわかった。旧満州や朝鮮半島の植民地支配について「現地の人々は圧政から解放され、生活水準も格段に向上した」と評価するなど、政府の見解に反する内容で、浜田防衛相は31日、田母神氏を事実上更迭する方針を固めた。 防衛省関係者によると、浜田氏が同日夜、田母神氏の辞表提出を発表する。放置すれば野党の反発で国会審議などへの影響が避けられないことから、早期の収拾を図ったと見られる。 論文の題は「日本は侵略国家であったのか」。ホテルチェーンなどを展開するアパグループが主催する第1回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀賞(賞金300万円)に選ばれ、31日に同社のホームページで公表された。 論文は中国への侵略について「中国政府から『日本の侵略』を執拗(しつよう)に追及されるが、我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」など、一貫して日中戦争や太平洋戦争での日本の役割を正当化する内容。自衛隊についても「集団的自衛権も行使できない。(東京裁判の)マインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制が完成しない」と不満をつづった。 」 我が家の愛犬モックンのように穏やかに行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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