日本中のママは先生の審査員になれる?
まぁ、大それたタイトルにしてしまいましたが、ご近所のママたちから「なんと大それたことをして!!」って言われるようなことを、してしまったのでもう恐いものなんかないのです。そう奴なんです。わたしって・・・・今までも何回か校長室へ直談判に行ったとは書きましたが、核心は書きませんでした。思い出すのも腹立たしいだけど、小学生ママにとって断然同じ悩みのある方が多いと分かってきました。思い切って書きます。これまた次男の話になってしまいます。三年前の4月次男が2年生、担任の先生が『年配(52.3歳)の男の先生』になりました。年配の先生イコール経験豊富が『私の先生像』この先生に期待を勝手にしてしまいました。そして、近所のママさん(お兄ちゃん達がいる先輩ママ)と立ち話し。ママ:「なぁ、先生だれになったん?」わたし:「次男は N先生よ~~ 」ママ:「わっ!!ハズレやなぁ~~」わたし:「ハズレって!! 何!!」ママ:「有名やで~~。 まあ担任持たせてもらったんやたら、今度はちゃんとするんやろな~~~」何が有名なんやろ?? 今度はちゃんとって??また、他のお母さん「N先生、手が出たり恐いらしい・・・うちの子は持ってもろたことないけど・・・」またまた、違うお母さん「何年か前、学級崩壊になってから担任持ってないらしい・・・」聞く人、聞く人不安ばっかり言う・・・これって本当にハズレ??数年担任を持っていないので、担任になったというお母さんがあまりいないようです。うちもまだ子供が2,3年と低学年で高学年のお母さんに知り合いがいませんでした。不安だけが残ります。核心は分からずしまい、4月も中ごろになってきました。次男も「ちょっと恐そう」と言うだけ・・・初めての男の先生で恐そうに思うのかな?と思っていました。4月の参観 算数 時計の時間です。この前年から時計は1年生から2年生の単元に移動していました。黒板に画用紙で作った針の動く、時計が貼られました。 家にあるかけ時計ぐらいの大きさ直径30cmぐらい 家の居間ならいい位後ろに並んだお母さん達から、「ちょっと小さいねぇ」と声が洩れました。 私も同感・・・作るんだったらもっと大きくすればいいのに・・・説明が始まりました。本当に失礼ながら、年長の、そして長年教師をされているベテランの先生に向かってなんなんですが・・・「へた!!!なにゆーてるか全然わからんやん!!あんなんで時計読めるようになるん???」授業の進め方にも・・・???? が、感想です。時計なんかは家でも本当は教えることだってできます。学校で分からなくても・・・これが毎日続くのか・・・・不安でいっぱいになりました。本当のところ教え方が下手かどうか、私たち母はプロの目からは見ることは出来ませんが、生徒の目からは見ることができます。日本中の誰もが先生の審査員になれちゃうのです。先生に会ったことのない人を、義務教育のある日本で探すほうが難しいことです。だからママたちは先生に厳しいのかもしれません。いい銀行員さんって、すぐわかりますか?いい八百屋さんは分かる気がします。いい大学の教授ってどんなひと? 先生は先生でも判断は難しい・・・いいお母さんって、自分のお母さんが基準・・・お友達のママはよく見える子供のときになりたい職業、先生って書いたことありませんか?好きな先生に出会えた人は憧れます。一番好きだった先生を覚えています。恐かったけど、おとなになってみればいい先生だったと気づくこともあります。嫌な先生も覚えています。面白かった先生を覚えています。優しかった先生を覚えてします。もっと親切に教えてほしかったときもありました。お母さんから評判が良かった先生も知っています。お母さんから評判悪くても、自分にとっていい先生もいました。こんな先生に会いたかったと願望もいっぱいです。少なくても9人の先生を知っています。お母さんは先生の審査員になってしまいます。お母さんはわが子を託している先生に大変興味を持って見てしまいます。わたしの親以上の歳の人は小学校へもあまり行けない人もあったと思います。だからわたしが子供だった30年前は先生の審査員が少なかったと思います。N先生が新人で、「へたっぴ」の授業でも、生徒の扱いが悪かっても、ベビーブームの子供たちには先生だったのです。このN先生との戦いが始まりました。と、いうことで長―――い話になりそう、思い出しながら時々書いていきます。