中国の1940年代~1960年代を、ひと組の家族を通して描いた作品です。国家の政策・時代の潮流に飲み込まれ、そのなかを必死に生きる家族の姿に悲しさ、痛ましさ、逞しさ…を感じて胸が苦しくなります。また、革命は民衆に何をもたらしたのか?そして民衆から何を奪ったのか?と考えさせられます。
張芸謀(チャン・イーモウ)監督の作品ですが、最近の作品しか見たことがないという方は「エッ、これが張芸謀の作品?」と思われるかもしれません。主演は鞏俐(コン・リー)、葛優(グォ・ヨウ)。
・カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞(94年)
・同主演男優賞受賞(94年)
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