◎逆境無頼カイジ破戒録篇 Bet.22 「諭吉の威光」

2011年09月23日

カイジがさらに１千万パッキを使う。
イチジョウは、二段目が絶対通らない。傾きを重ねて入らなくなった。
必殺最強の二重傾斜だいう。そして、タマが減ってくる。
イチジョウがカイジに無駄だよ、傾斜は重なってるというが、
そんなことは知ってる。だがもう一つの現象を目の当たりにしたらという。
タマは残り５００、手品のタネ終わりだ言う。
カイジはセロハンテープを借りる。俺の魔法を見せてやるいう。
万札をガラスに貼り付ける。そんなことしても意味ねーよいう。
みんなが見せろよいう。イチジョウが札を剥すとタマがクルーンに大量にはいってた。
なぜだという。ハズレアナがタマで詰まってた。
排出クチからタマがでてきてない。
イチジョウがどういうことだと思う。傾斜を二重に傾けたためタマが詰まってしまった。
それを気づかせないために、目隠しをしたってことか。

あせって、傾斜を戻す。想定外の出来事。
過剰な奥傾斜は想定外だった。排出口が登りになってしまったのだ。
まるで枝を登る尺取虫。積み重なる。
そして、塞いだのだ、死に至る道を。
そして、大量の玉がはいって乱反射をおこし当たり穴にはいる。
エンドウさんいくぜ七億どりーー！！
傾斜を戻したが間に合わず。そして、三段目に二発はいる。
ここは入る。それが必然。しかし、二発とも外れる。
また、新しい玉が入ってくる。三分は排出されないはずだと思う。
操作しても少しづつしか台は動かない。
イチジョウさん涙目。村上がまだしのげるかもしれないという。
タマとタマがぶつからなければまだありえる。
急降下、そして爆撃。成就、満願成就。
しかし、玉が入らない。カイジ涙目。しくじったー、致命傷だいう。
よれちまったんだ。こいつは悪夢だという。
最後の最後の最後の土壇場、牙をむく沼。人食い沼の逆襲。

逆境無頼カイジ破戒録篇
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